フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

9月7日(土) 晴れ

2024-09-08 12:03:47 | Weblog

7時半、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。サラダはいつもプチトマトとレタスだ。プチトマトのいいところは切らなくてよいことと、丸ごと口に入れられるのでプチッと噛んで中のトロリをジュワッと味わえること。レタスは刻んだソーセージと一緒に食べるのが好き。

TVに『プロジェクトX』(再放送)がかかっている。特に見たいわけではないが、朝はいつもNHKをかけているので(朝ドラ→あさイチ)、つい習慣でそういうことになる。薬師寺東塔の修繕にかかわった宮大工の話だった。もちろん興味深い話なのだが、週末の朝に観るにはちょっとテンションが高い(盛り上げる演出)。以前は『ドキュメント72時間』(再放送)をやっていた。こちらの方がよかったな。

昨日のブログを書く。

床に落として気づかずにいたリーディング・グラスを踏んづけて壊してしまった。これで何度目だろう。レンズが外れたくらいなら嵌めればいいが、一方の柄の留め具の部分を壊してしまったので、もう使えない。

「新しいのを買いにいかないとね」

「一二三堂」へ行く。

リーディング・グラスはいつもここで買う。前回購入した時は1200円ほどだったが、1650円と値上がりしている。もう安物感はない。大事に使わなきゃ。倍率は何種類かあるが、「+2.5」のものを買った。

「テラス・ドルチェ」でランチにする。

カウンター席に座る。ちょうどLPの最後の曲が終わるところだった。次は何のLPをかけるのだろうと思っていると、マスターの妹さんは針をまた最初に戻した。同じLPをまたかけるのか。女性シンガー(ジュリー・ロンドン?)のジャズのLPだった。

チキンライスのランチセット。海老ピラフを注文することが多いのだが、たまにチキンライスが食べたくなる。

珈琲は食後に。

カフェではたいてい本(キンドル)を読むのだが、今日は夕方からオンラインでAさんのゼミ論相談があり、今朝、レジュメを送って来たので、それに目を通す。

店には1時間ほど滞在した。

「きずなテラス」で仏花を買って帰る。

「いつもとは違うタイプの仏花ですね」

少し昼寝をする。

6時からAさんのゼミ論相談。テーマは「推し」。よく聞く言葉だが、たんなる「ファン」とは違うようである。たとえば私は藤井聡太を応援しているが、何か藤井関連グッズ(扇子とか)を購入するということはない。タイトル戦が行われる旅館で行われる大盤解説会に出かけて行ったりはしない。ブログに観戦記を書くくらいだ。ただの「ファン」である。アイドルの「推し」の人達はCDを何枚も購入したり、コンサートツアーを追いかけて全国を行脚する。大量の時間とお金とエネルギーを投下する。全力で応援するのだ。そのことが生活の軸になっているのだ。そこには充実感があり、同時に、危うさもある。もっともそれは「推し」に限ったことではない。「仕事」や「恋愛」や「子育て」にもそういうところはある。張りのない生活よりも張りのある生活を人は求める。張りのある生活を求めて現代人が行う活動のひとつの形態として「推し活」というものがある。そういう俯瞰した目と、「推し活」の当事者としての目(「推し活」の世界の内側からの目)、そういう複眼的なアングルからゼミ論を書いて行ってほしい。材料はすでにいろいろ集めているが、まだ調理されていないように思う。どう料理し、どう盛り付けるか、そこが肝心です。自分で美味しい(少なくとも美味しそう)と思える料理を作って下さい。

夕食はカレーライス。

食事をしながら『笑うマトリョーシカ』最終話(録画)を観る。「人から見くびられたくない」清家を突き動かしていた動機の正体はこれだった。深いような、そうでもないような。

原稿を書く合間の息抜きはこれ。「ぴよ将棋」Web版。相手(後手)のレベルは最強の「五段」に設定。たまにしか勝てない。盤面は先手(私)の2五桂打に後手が投了したところ(たぶんいきなり3ニ龍と切って行っても詰むだろう)。

原稿書き。

1章と2章を推敲して計10頁に収めた。これで3章は5頁使えることになった。問題はどうやって5頁で収めるかである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。