OBERON 日記

1999年1月25日。パソコン通信から始まった公開日記。
できれば、死ぬまで続けたい・・・(爆)。

適切な負荷のかけかた

2009-02-20 22:35:43 | Weblog
ほんと、難しいんですよね・・・どれだけの負荷をかけるのが好ましいのかの判断って。主に、自分に対してってことなんですけど(^^;。

もちろん、他人に負荷をかけることも難しいですよ。実体験上、成功もしたけど、失敗もして・・・相手はもちろん、自分自身も傷つけることになったりもしました。

成功例は「子ども博物館」の初期メンバーで、今も「あいびー」の仲間であるKちゃん。彼女は、ものすごく謙虚で優しい子で、骨身を惜しまず働くし、いつも自分以外の人のことを優先的に考える子だったんだけど・・・わたしの目からみると、謙虚が過ぎていたんですよね。「わたしなんか・・・」って気持ちが強くて、責任ある立場を避けたがる傾向にあったので、いつも「それじゃ駄目」って、無理やり責任あるポジションを押し付けてました。本人は「やめてくれ」「勘弁してくれ」「無理だって」って言い続けていましたが、それから十数年・・・今や「あいびー」は彼女なしには回りませんから。本人も、それを自覚して、ビシバシやってくれてますし。彼女に関しては、ほんと、重い負荷をかけて成功したなって思います(^^)。

失敗例は、子ども博物館時代に数々あって・・・特に、自分自身も傷ついたのがNさんのこと。彼女は、いつも「してね」って言った以上のことをしてくれる、真面目で出来る人だったので、わたしは彼女をとても頼りにしていたのだけど・・・ある日、突然「あなたといると振り回されて、心も体もボロボロになってしまう」って退職してしまいました。子ども博物館時代は、わたし自身が今以上に未熟で、いろんなトラブルを経験したし・・・人に鬼だ、独裁者だ、信長だって言われたこともあったけど、そう言われる時と言うのは、こっちも覚悟を決めて鬼になっているので、何を言われても傷つくことはないのだけど・・・彼女に「あなたの心は氷ですね」って言われた時は、まったく予期していなくて、不覚にも傷ついてしまいましたっけ(^^;。もちろん、当然のことながら、わたし以上に彼女を傷つけていたってことなわけで・・・わたしの彼女に対する期待が、逆に、彼女を孤独にし追い詰めていたのだなって思います。Kちゃんに言うみたいに、ストレートに負荷をかけたことはなかったつもりなのだけど・・・常に、言った以上のことをしてくれる彼女の性格を理解していなかったんだなぁって、今になって思います。彼女には、期待とか、感謝とか、頼りにしている等の言葉は、まったく好ましいものじゃなかったんだなぁ。

だから、そういう見極めが、ほんとうに難しい・・・

それは、親として子どもに対するときも同様で・・・何をどうしてあげるのが、藍那にとって良いことなのか、裕太にとって良いことなのか・・・ずいぶん親をやっているけど、まだ分かりません。で、分からないまま、彼らも、すっかり大人になっちゃいました(^^;。

で・・・今は、モッパラ、自分に対して、どの程度の負荷をかければいいのか、どんな種類の負荷が良いのかに悩んでます。わたしの場合、周りからの期待も負荷もかけられる機会がなく、自分で自分に負荷をかけないことには、ただただダレ~っとした毎日になっちゃうので・・・この悩みは、かなり深刻なんですよね。

でも、自分だからこそ、判断がつきかねるでしょ。甘やかしていいのか、ここは厳しくした方がいいのか・・・基本、自分には甘い人間だから、たいていは厳しくしておくといいんだろうなぁ(爆)。