ヌマンタの書斎

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WIN機の終焉?

2021-06-28 11:35:00 | パソコン・インターネット
長年使い続けてきたパソコンのOSであるWINDOWSとも、いずれお別れかもしれないと思っている。

私が初めてコンピューターに触れたのは、まだ昭和の頃であり、当時はBACICというコンピューター言語でコマンドを打ち込んで操作するものであった。

うろ覚えだが、その時のコンピューターは日本電気製であったと思う。コマンドを暗記しつつ、専門学校に通ってワードプロセッサの入力を覚えたのも懐かしい思い出である。

その大学4年の時、ゼミの研究室には一台のコンピューターがあった。それがマッキントッシュであり、院生に見せてもらったゲームに驚いたものだ。当時はマイコン(マイ・コンピューター)と呼んでいた。

コマンド入力よりも、マックの操作のほうが感覚的で楽しかった覚えがある。ただ、その後入社した会社ではIBMのオフコンの操作が中心であり、ブラインドタッチ(当時は特技として認識されていた)が出来る私は、社内ではコンピューター担当を押し付けられた。

嫌ではなかったが、営業希望だった私は内心不満であった。もっとも数か月後、原因不明の難病で会社を離れ、長く療養生活に入るとコンピューターとは縁遠い生活となった。

9年余りの療養生活の間に税理士の資格を取り、社会復帰に備える準備の一環としてパソコンの勉強を始めた。その時に初めてWINDOWS機に触れたことになる。まだ95の時代である。

正直に云えば、頭の悪いOSだと思っていた。マックのほうが使い勝手が良かったと感じていた。しかし、会計系のビジネスでは圧涛IにWIN機が使用されることは事前に下調べしていた。

実際、税理士事務所で働き出すと、WIN機ではなく会計専門のオフコンであったが、入力操作に戸惑うことはなかった。そのうちにWIN98が登場し、これは自宅用に購入した。そして予想通り、オフコン機もWINDOWSを使うようになった。

以来、WIN-ME、NT、Vista、XP、7、8、そして10と使い続けてきた。はっきりいえば、吐き捨てたくなる失敗作もあったと思うが、個人的にはNT及びXP、そして7は名機であったと思っている。

ただコンピューターの世界は有為転変が激しい。現在、PCのOSとして一番多く使われているのはWINでもなく、OSiでもなく、アンドロイドである。スマホ用ではあるが、スマホは携帯型PCでもある。もっともビジネス用としては、まだWIN対応ソフトが主流であるため当分WIN機が使われるとは思う。

しかしPC用のOSとしては、もはやGOOGLEの産み出したアンドロイドとその派生であるPC用OSのクロームには追いつけないと考えざるを得ない。ユーザーの数が違い過ぎるからだ。スマホと連動できるのは非常な強みになるしね。

もちろん、マイクロソフトもスマホ用のWINを作ったが、まるで売れず消えていった。またSurfaceという新機軸のPCも出したが、これもGOOGLEの出してきたクロームPCに負けている。

ただし、クロームPCには現時点では欠点も多い。最大の欠点は、ネット常時接続が必須なので、Wifiは絶対必要。またデーターを全てネット上に保管するためか、本体の性能は思いの外低い。

だから安い(3万円前後で買える)のだが、Win機と同等には使えない。現時点で適しているのは、ユーチューブ閲覧とSNSしかやらない人だろう。個人的には、ドキュメントで縦書きが出来ないのが致命傷。私は嫌だ。

私の予測では、今後はこのクロームPCが主流となるように思う。特徴はネット接続を前提としていることで、ネット上に基本となるデーターベースを構築し、データーなどもネット上に保管する。これにより、PC本体のメモリー容量を激減させ、かつPCの値段も大幅に値下げすることに成功している。

まだビジネス用ソフトがWIN対応が中心であるため、当面WIN機の需要は尽きないと思うが、疑似的なOFFICEソフトが出そろえば、いずれはクロームPCに淘汰されるかもと思っている。

追記 6月24日に新しいWindows11が発表されましたね。アンドロイドのソフトが使えるとか。・・・ゲームですけど、私、もう使えてますがね。まぁ、無料でアップデイトできるようですから、しばらく様子をみてから対応します。どうせバグ、出るでしょうから。
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