のろや

善男善女の皆様方、美術館へ行こうではありませんか。

よしなしごと

2006-12-18 | Weblog
申し訳ございません。本日はひとりごとでございます。
皆様のお役に立つような情報はおそらく何もございません。
ご報告したい展覧会はあるんでございますが、文章にできておりませんのです。即ち以下の理由から。



冬場はダメでございます。
冷血動物でありますのろは、寒くなると脳を含む身体機能が
通常時より比較して、まず85%は低下いたします。

冬至前の昨今などは、常からの無気力にいっそう拍車がかかり
生産性ゼロの単なる二酸化炭素排出装置となり果てます。
ええ、そうでなくたって大してものの役には立ちゃしませんけれどもさ。

ああこんなことでどうする。
死を想え、のろよ。そして今を生きるんだ。


さておき。



先月、そこそこ長年連れ添ったマイカメラ ↑ いくしー君が
リコール症状の末に退職を余儀なくされ(市長か何かみたいです)
今月になって、新たな いくしー800IS君 がのろのもとにやって参りました。
さっそく試し撮りをパチリとな。




窓辺のメメント・モリ。

寒い季節は苦手でございますが、切り花が長持ちするのはようございますね。
されこうべはコヨーテのもの。本物でございます。

こうやって死を想わせるものを、いつも眼に触れるところに置いておいたならば
人生をもっとこう、 がりっ と ばりっ と 高密度に生きるための
気合いや焦燥感といったものが少しは生じるかしらん、と期待したのでございますが
いけません。
生来のだらだら気質はこんなことでは抜きがたいようでございます。

ええいそれでも何もせぬよりはましだ とて
年末年始は 榎忠作品集 EVERYDAY LIFEART をじっくりと読んだり
積ん読状態の スピノザ 異端の系譜 に取りかかったり
中村彝(つね)の 頭蓋骨を持てる自画像に会いに行ったり
はたまたガレージシャンソンショーおよび泥沼楽団を聴きまくったり
『ノミ・ソング』を みっちりじっくり 鑑賞したりして(ええ、すでにさんざんしておりますけどさ)
今後一年分、いやせめてこの冬を越し得るだけの気合いをチャージいたそうと思っております。
こうやって他力本願だからイカンのかなあ。

そうそう、ガレシャンといえば
ただ今書店に並んでおります音楽365日+αという本の3月29日の所に
彼らの1stアルバム ガレージシャンソンショーが紹介されておりました。
嬉しいこってございます。ガレシャン自体は活動停止中でございますが。

以上、ほんとにこれだけでございます。
すみませんです。

最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
またまた (共猫)
2006-12-19 01:15:28
本当に無気力な人は ブログの更新なんかしません!
いい写真でしたね
チョッと気になった なんのキャップ?と磁石ですか?
しゃれこうべ を されこうべ と言われるのは
京都人じゃないのでしょうか?
気になる 気になる 素敵な写真
返信する
いやいや (のろ)
2006-12-20 09:31:24
共猫様、のろのものぐさ太郎ぶりをご存じないので
さようにおっしゃってくださるのです。
キャップはですね、「いいちこ」の小瓶 ↓ のものです。

http://www.iichiko.co.jp/comp/products/shochu/person.html

下手にあやのついた花瓶よりよっぽど美しいと思うのですよ。
気取らぬ感じの植物を無造作にさしておくとたいへん趣があります。
今はドライフラワーにしたベニバナをさしております。

磁石は100均でふらっと購入したものです。
方向音痴なくせに脇道に入るのが好きなたちで、
しばしば道に迷うのです。
それでも東西南北がわかればまあ何とかなるだろう
と思って購入したのですがこんな所に置いておいたんでは意味が無いですね。

しゃれこうべ を されこうべ と申しましたのは
おそらく上方落語の影響でございましょう。
寒い寒いと騒いでいるわりにはのろ、生まれも育ちも北海道でございます。
いや、京都の方が寒いっすよ、絶対・・・。
返信する
Unknown (なをやん)
2006-12-21 19:20:14
おこんばんわ。のろさんがものぐさ太郎ではない
ことは確実です。
コヨーテって意外と小顔なのでせうか?

あ、そうそうこのトピックからは
ちょいとズレてますが、
こんなのを発見したので…

http://blog.excite.co.jp/makinomiya/

…えーと、なんだかなぁ…(汗
すみませぬ、とりあえずはご報告まで。
返信する
どもども (のろ)
2006-12-22 00:08:12
なをやん様、おこんばんわ。
久しぶりなような、こないだお会いしたような。

なんだってみんなして、のろのものぐさを否定なさるんです。
もしやプレッシャーですか。

コヨーテさんはですね、確かに、されこうべだけですと
かなり小顔な感じがいたします。
しかしこの上へ 肉だの皮だの毛だの を足しますというと
ラブラドール某くらいの大きさにはなりそうでもあります。
それに窓辺でかなり干されてますんで、若干縮んでいるかも・・
んなこたぁないか。

発見資料、どうもありがとうございます。
まあ その~ (田中角栄風に) なんだかなあではございますが
これはかなりマシなほうではないかと、ワタクシ思いますよ。
可愛いじゃございませんか。

10月末~11月初め、即ちハロウィンの時分には
「今年はこんな格好しました~」というノリで
バッタもんノミの画像がUPされているのを
おそらく米国発信のブログにて、一度ならず見かけましたけれども
そのいずれもが

・・・ああ、あの格好はやっぱノミじゃないと似合わないんだ・・・

と確信せしめる、それはそれは horrifying なものでございましたもの。
返信する

コメントを投稿