先日ちと触れましたオリジナル豆本『絵本西洋書物史』。
カメラ氏が入院中でございますので、スキャナで無理くり取り込みました。
実物大でございます。
豆本と申しましても、あんまり小さいと「書物」としての楽しみから遠ざかるように思いますので
この大きさに留めております。
テキストの無い、オブジェとしての豆本ならもっと小さいものも制作いたしますが。
背表紙と小口は革。
表紙に使った紙は、11/4にご紹介したものです。
緑形の色が欲しかったので、ちと手を加えました。
全小口彩色、手編み花切れ(と言っても短いですが)
中身はこんな感じで。
製造番号入り。
イラストは、黒い部分だけ倍ぐらいのサイズのゴム版で制作したのち、PCに取り込んで彩色しております。
真ん中にヴェネチアのニコラ・ジャンソンが"ROMAN”てな文字を示しているのがございますね。
ヴェネチアなのに何でローマンなのかと申しますと
ニコラ・ジャンソンはそれ以前のゴシック体活字に変えて、美しく読みやすいローマン活字を開発した人だからでございます。
彼以前にもローマン体活字は使われておりましたが、まだゴシックの趣を残しております。
詳しくは ↓ こちらを。
さまざまな活字 インキュナブラ~西洋印刷術の黎明~
サイズの割りにはちとお高めとなっておりますので
売れるのか売れないのか正直ドキドキでございます。
カメラ氏が入院中でございますので、スキャナで無理くり取り込みました。
実物大でございます。
豆本と申しましても、あんまり小さいと「書物」としての楽しみから遠ざかるように思いますので
この大きさに留めております。
テキストの無い、オブジェとしての豆本ならもっと小さいものも制作いたしますが。
背表紙と小口は革。
表紙に使った紙は、11/4にご紹介したものです。
緑形の色が欲しかったので、ちと手を加えました。
全小口彩色、手編み花切れ(と言っても短いですが)
中身はこんな感じで。
製造番号入り。
イラストは、黒い部分だけ倍ぐらいのサイズのゴム版で制作したのち、PCに取り込んで彩色しております。
真ん中にヴェネチアのニコラ・ジャンソンが"ROMAN”てな文字を示しているのがございますね。
ヴェネチアなのに何でローマンなのかと申しますと
ニコラ・ジャンソンはそれ以前のゴシック体活字に変えて、美しく読みやすいローマン活字を開発した人だからでございます。
彼以前にもローマン体活字は使われておりましたが、まだゴシックの趣を残しております。
詳しくは ↓ こちらを。
さまざまな活字 インキュナブラ~西洋印刷術の黎明~
サイズの割りにはちとお高めとなっておりますので
売れるのか売れないのか正直ドキドキでございます。
今回は、展示会の期間中、いろいろヤボ用が立て込んでおりまして、行くことができません。
とても興味があるから見に行きたかったのだけれど。
ごめんね~。
しかし、この豆本、実に素晴らしいですね。
お越しいただけないのは残念!
会場の様子をぜひとも写真でお届けしたいんでございますが、何しろカメラ君が・・涙
豆本のテキストはそもそも、2年前の展覧会で出品用に作ったものです。
お褒めいただいて光栄でございます。
今回は販売用に作ったので
「ブログを営利目的で使用しないでください」とか
gooから警告受けるんじゃなかろーか と
びくびくしながらもUPしてしまいました。
展覧会は隔年で開催いたします故
2年後にまたご期待くださいませ~。