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天野街道ウォーキング

2009年02月22日 | 日々の雑感
天野街道ウォーキング

久しぶりに上さんと天野街道を歩いた。自転車で行くかと聞くと歩きのほうがいいと言うので歩いていくことに。

天野街道に入るところに陶器山というのがある。ほとんどだれも山だなんて意識してないが、いちおうこのあたりの陶器トンネルとか東陶器とか西陶器なんて名称の元になっている山だ。このあたりは陶荒田神社なんて名前からも分るように、陶器がたくさん作られていたところで、たぶん良質の粘土があるうえにこの陶器山というか天野街道の周辺のようにクヌギの林が続いていることから、陶器を作るのに条件がよかったのだろうと思う。

さらに天野街道沿いには三都神社なんてしゃれた名前の神社もある。映画の「三都物語」のように「さんと」ではなく「みつ」と読むから、三都というのは当て字なのかもしれない。なんのことはない普通の神社なのだが、それでも正月にはたくさんの参拝客があり、破魔矢などを買い求めている。

天野街道はこの陶器山をはじめとしたこのあたりの山々の峯をずっと歩くかたちで通っているので、葉のおちた冬は下に広がる町を見ながら歩くことができる。ところが最近ではこの道のすぐそばまで宅地が開かれている。つまり住宅地がだんだんと山の斜面を上がってきているのだ。そういうところからは山の上の天野街道が家の庭先みたいになっている。

あちこちに梅が満開に近い状態できれいであった。まぁ梅林とかではないので、それ目当てに歩いている人はいないが、ジョギングをする人やウォーキングをする夫婦などで、けっこうな賑わいを見せている天野街道であった。
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