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スーパー散髪屋の乱?

2009年02月21日 | 日々の雑感
スーパー散髪屋の乱?

ひと月に一回は行く駅前の格安散髪屋さんに出かけた。昼前に行くとだいたい空いていることが多いので、今日もそのあたりの時間帯をねらって出かけた。運よく、客は一人だけ。三番の席に座ってくださいといわれて機嫌よく座る。さっと見渡すといつもの、生意気店長がいないし、タレントの土田晃之似の人もいない。あれっと思いつつも、初めての兄ちゃんに「どうしますか?」と聞かれたので、「ぐるりを二枚刈りで、上はスポーツ刈りよりも長めに」と説明。普段なら「いつもと同じでいいですか?」と聞かれるので、「はい」と答えれば、思い通りの長さにしてくれるのだが、いつもの人がいないので、調子が狂う。(左の写真は、この記事とは無関係です)

なんか雰囲気もいつもと違うので、今日初めて切ってくれている若い兄ちゃんに「いつもの人たちがいないんやね。転勤にでもなったん?」と聞くと、「会社の方針とちがうことをしていたもんで」と意外な反応。へぇ、会社の方針とかってあるんだ。でも散髪屋って、客の言うとおりに髪を切っていたらいいのんと違うのかな、と思いながらも、それ以上は聞かなかったが、どうも店長らしい新しい人がばたばたしているところを見ると、つい最近変わったみたい。

この散髪屋は私がここに住むようになって20年以上前からずっと使っている。最初は安ければなんとかで、とにかく安いだけが売りの散髪屋だった。ひと月かふた月に一回は行っているので、すぐに覚えてしまう。けれども最初の頃は働いている人たちの意識も最近とは違ったみたいで、毎回「どうしましょう」と聞かれる。ひと月に一回は行く私のことを覚えていないのか、覚えていても、とりあえず尋ねているのか知らない。

5年くらい前から駅前再開発があって店も新しくなった頃からその人たちはいなくなり若い人たちが働くようになった。その中に一人すごく生意気な感じの人がいたが、しかし彼がどうも店長のようで、とにかく人の下でいつまでも働いていないぞ、いつかは天下取ったるみたいな感じの若者であった。もう一人私のお気に入りは土田晃之似の人でこの人はきちんと私のことを覚えていて、初めて「いつものとおりでいいですか?」と聞いてくれた人だったので、覚えてくれていたのだと少々感動したものだ。私はねちねち散髪されるのは嫌いで、ぱぱっと切っておしまいというのが好きなのだが、ふたりともそういうタイプ、それでいて私の思い通りにきってくれるので、気に入っていたのだ。

ところがその二人が二人ともいなくなってしまった。とくに店長だったらしき若者はどっかに飛ばされてしまったのだろうか。「会社の方針とちがうことをしていたもんで」って首になったわけではないだろうが。生意気店長のことだから、きっと経営者に反乱でも企てたのだろうか。

散髪ってどうでもいいようなことだけど、どんなにしても数ヶ月に一回は行くところなので、できるだけよく覚えていてくれるところがいいのだが。残念だ。
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