読書な日々

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フリージア

2007年04月08日 | 日々の雑感
フリージア

いまうちのベランダでフリージアが満開だ。これまではチューリップばかりだったので、初めて植えてみたのだが、こんなきれいな花が咲くとは思わなかった。名前だけは知っていたのだけど。

今年は暖冬で早くから黄色のフリージアが咲き出した。変わったところに花が咲くのだと思いながらみていると、あれあれ、赤やピンクやうす紫のフリージアも咲き出した。なんかチューリップのように花びらの一枚一枚が単色ではなく、グラデーションがかかっていて、なんともいえず華やかだ。いい香もしている。

暖冬だったせいか今年のベランダは賑やかだ。こぼれだねから生えてきた文字通りヴァイオレットのスミレがあれよあれよというまに、大きな株になって、可憐な花をたくさん咲かせているし、べつのプランターでは白いスミレも咲いている。またマリーゴールドというのだろうかちょっと菊のような白い花を咲かせる植物も、根っこが残っていたのか、こぼれだねかわからないが、これもあっというまに大きくなって、プランター全体を占領せんばかりの勢いだ。ずっと前にそだてていたときにはアブラムシがたくさんついて困ったが、季節がまだ寒いせいか虫もついていない。

チューリップも今年は賑やかだ。うちのベランダは東向きで朝は強い日光が入るのだが、昼前には日陰になってしまうので、日照時間が足りないせいかどの植物も大きくならないし花も元気がない。本とか雑誌の植物のように花盛りとならないのだ。ところが今年はもう元気元気。チューリップも赤、黄、紫、ピンクとどれも大きな花を咲かせている。

花だけではなく、マツイバンマツリも、新葉が出てきて、古い葉が落ちていく、入れ替わりだ。虫除けにと思って買ったハーブたちも元気に冬を越した。いちょう、南天、欅、にせアカシアなんかも、新芽を出している。南天って冬でも葉っぱが落ちないのに、うちの南天は全部紅葉して落ちていたので、大丈夫かなと気になっていたが、芽が伸びてきた。おまけに紫蘭もカブが増えたようで、三本の茎が芽を出して背を伸ばしている。

私は、子どもの頃から、雑草のようにたくさんの草花が生い茂った庭というか畑に囲まれて暮らしたいとなんとなく思っていた。残念ながら庭のある家を買えるような経済上他ではないから、ベランダガーデニングで我慢しなくちゃならないが、毎日のように草花が変化していくのが見られる春は、ことのほか楽しい。
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