読書な日々

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紀見峠目前逃亡?

2009年01月30日 | 自転車
紀見峠目前逃亡?

南海高野線は大阪側では大阪市、堺市、河内長野市からこの紀見峠を通って、和歌山県の橋本市へ延びている。電車が通るくらいだから、他の峠に比べると低いほうなのだろう。子どもたちが小さかった頃には、橋本市にある杉村公園(けっこう高い吊り橋がある)とか九度山まで下りて、魚釣りをしたりしによく行ったものである。そういうわけで、わりと気楽に紀見峠に行ってみようかと思って出かけた。

紀見峠に通じる国道は371号線で、これはあの交通量の多い310号線が河内長野からそのまま名称を変えるだけのこと(だと思う)。そのまま行くのはイヤなので、ちょっと遠回りになるが、例のごとく迂回してまず観心寺に行った。ここでトイレ休憩。私のようにトイレの近い人間は、トイレがどこにあるということをきちんと把握して走らないといけないのがつらい。

観心寺を少し行ったところからグリーンロードという広域林道に入った。この道が千早口までの道で、子どもと千早口のフィールドアスレチックに行っていた頃にはなかったから、新しい道なのだろう。ほとんど車も来ないきれいな道をすいすい行く。そして371号線に合流。(写真は千早口の合流地点)

ここからがたいへん。371号線というのは普通の国道なのに、大型トラックがばんばん走っている。対向車線も同じなので、私が走っていると追い越せないらしく、対向車がいなくなったとたんエンジンをふかして追い越していく。怖い。排気ガスがすごい。川向こうになんか道みたいなのが見えるのだが、自転車で走れる道なのか、どこまで続いているのか分らないので、とにかく我慢して走る。

天見を過ぎて、島の谷なんてちょっとしゃれた名前の村も過ぎて、だいぶ行ったあたりでひと休憩と思って、自転車から降りたら、もう交通量の多さに気力が萎えてしまった。地図を持ってこなかったので、あとどれくらいで紀見峠に到着するか分らなかったこともあり、またの機会にしようと岐路に着く。

帰りも怖い思いをしながら371号線を走り、ほうほうの態で帰ってきた。帰ってきてから地図をみると、紀見峠の直前まで来ていたことが分る。紀見峠はそんな急な坂はないからそのしんどさはないが、もう交通量がすごいので、あまり走る気にならないな。地図を見ていると、やはり道が狭いわりに交通量が多いせいか、あたらしく道を作っているようで、千早口に見えたのはその新しい371号線だったようだ。まぁそれができて、車がそちらを走るようになったら、少しは気持ちよく走れるようになるかも。
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