こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

一日書いていないだけだって

2011年10月14日 09時51分53秒 | Weblog
今月になって、忙しい日もあるし、連休などもあったりして、ブログを書かない日もあるが、1日書かないと、直ぐに書いてほしいとメールが来る事が多くなってきている。

とはいっても、あくまでもブログなので、書くか書かないかは、自分の判断なのだが、みんなは自分のブログに対して、何を求めているのだろうか。

お米の話を書く事が多いので、多分その事を聞きたいのだろうけど、あくまでも個人の意見なので、これが全てで、この通りというわけではない。

書くか書かないかは、自分次第。
信じるか信じないかは、あなた次第。
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お米相対価格 主要銘柄出そろう 

2011年10月13日 23時35分35秒 | Weblog
日本農業新聞に「JA全農は12日までに、2011年産米の相対取引基準価格(11~16日適用)を発表した。
埼玉、大分両県の銘柄が今回から加わり、全国の主要産地・銘柄がほぼ出そろった。既に販売を始めている銘柄では全て前回公表の価格を据え置いた。
前年同期を5~24%上回る水準となっている。
09年産同期と比べると、人気が高い「コシヒカリ」の価格が高めに設定されている。
埼玉「彩のかがやき」は前年同期比14.2%高の60キロ1万3700円、大分「ヒノヒカリ」は同20.8%高の1万4500円でスタートした。
これまでに発表された産地・銘柄はいずれも前年を上回る水準で推移する中、「昨年より販売進度が早い」(JA全農やまぐち)と販売に手応えを感じている産地が多い。
「卸は、米の価格がずっと高いままなのか、落ち着くのか、様子見をしている」(JA全農長野)との声もある。
「コシヒカリ」の価格水準は、高めの設定になっている。
60キロ当たり1万5600円の長野産、同1万5800円の富山産、同1万6000円の山形産など、大半が09年産の水準も上回っている。
JA全農山形は「10年産米の相場安で、外食業界を中心に『コシヒカリ』の使用量が増え、需要が強まっている」と分析する。
青森、岩手や宮城県の銘柄は、前年同期を上回る価格設定になっているものの、09年産同期の水準は下回っている。
JA全農いわては「他産地に比べて値ごろ感を出すことで、確実な販売を目指している」と話している(原文のまま)」という記事があった。

これで、主要銘柄米の相対価格が全て発表されたことになり、結果としては、前年の5~24%高ということになったし、自分がつくったブランド米についても、値上がりした産地もあることから、数年間価格の変動が無かった自分の見せても、ついに店頭価格を変更する事になった。

お買い得米や臨時入荷米等については、価格の据え置きや、その時の仕入れ価格で販売しているが、レギュラー銘柄米や自分が作ったブランド米については、5kgで50円~300円と、大きく値上げとなるだろう。

消費者の買い控えや、産地変更・銘柄変更等が起きなければ良いのだが。
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小学生からの質問

2011年10月13日 18時07分19秒 | Weblog
電話で小学生から、「福島のお米を売っているか」という質問があったので、「以前から販売いは無いのだが、震災後に、一度だけ販売した」と返答したら、次に「今は販売していないのか」という質問が帰ってきたので、「自分の店でお米を買うお客様の好みと、福島米が持っている特徴などが合わないので、販売していても、なかなか売れないから、今は販売していない」と返答をした。
すると再度「これから販売する予定があるか」と質問が帰ってきたので、「今のところは無いが、福島県からの要請などがあれば検討する」と返答した。
判るように話したつもりなのだが、実際はどうだったのだろうか。
電話を切る前の「ありがとうございました」という声が、寂しそうだったのが、心に響いた。

多分学校では、「原発の問題について」の授業をしているのだろう。
もしかしたら、何か所ものお米屋さんに電話しているのかも知れない。
そして、その結果が「売っていない」という回答ばかりだったのではないのだろうか。
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そうそう、そのとおり

2011年10月13日 00時36分14秒 | Weblog
読売新聞の記事に、「国民新党の亀井代表は12日の党議員総会であいさつし、環太平洋経済連携協定(TPP)について、「交渉参加ありきで乗り遅れてはいけないというのはバカな話だ。乗ってはならないバスに乗ってはいけない。乗ったら、途中で飛び降りることなんて出来ない」と述べ、反対姿勢を鮮明にした。
亀井氏は、「閣議決定は閣僚が署名しないとできない」とも指摘した。同党から入閣している自見金融相が閣議で反対する可能性を示唆したものとみられる。
また、自ら11日に藤村官房長官に電話し、TPPを議論する政府の関係閣僚会合のメンバーに自見氏を加えるよう要請したことを明らかにした(原文のまま)」という記事があった。

鹿野農相の反論もそうだし、亀井代表のこのコメントもその通りだと思う。

シンガポールでゴー・チョクトン前首相と枝野幸男経済産業大臣が、9月23日に会談したとき、「いったん交渉に参加した上で、離脱する手もある」という手法まで助言されたというが、自分もTPPに参加する事に否定しているのは、この「交渉に参加することと、TPPに参加することは別だ」うことを、政府内でも判っていない人がいるので、この程度の知識と理解で、TPPを進められては、「離脱すらできない」と思えるからなのだ。

TPPは2006年に締結した、シンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4ヵ国に加え、アメリカ、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの計9ヵ国が交渉中という段階で、未だに合意に至っているわけではないし、現実として、日本に判断が求められているのは、この交渉に「参加するか否か」であって、「TPPという協定への参加」ではないから、参加しても問題ないという人も多いが、知識が無く理解もしていないという現状では、それも無理な事で、さらにその中で、農業が振り回されては、日本の農業は完全に崩壊してしまうのは明らかである。

だから否定しているのだ。
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自分も意味が判らない

2011年10月12日 10時36分54秒 | Weblog
経団連の米倉弘昌会長が、11日の記者会見の場で、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉への参加表明について「一日も早く交渉の場につき、農産品の段階的な関税引き下げなど日本の要望を示すべきだ」と述べ、 早期の表明に慎重な姿勢の鹿野農相に対し「農業をつかさどる大臣が弱腰では困る」と苦言を呈し、「民主党内も選挙を考えずに国益を考えてほしい」とコメントしたそうである。

これに対して鹿野農相は、同日夜に記者団に対して、「(弱腰とは)意味が分からない。全然どういうことか分からない」と強い不快感を示した。また、選挙についての発言に対しては「そういう視点で(慎重論を)申し上げているわけではない」と述べたそうである。

自分は鹿野農相を支持しているわけではないが、一連のTPP参加への慎重論についても、この反論に対しても、賛成であり、経団連の米倉弘昌会長の発言の方が、明らかに間違っていると思う。

高齢化していて後継者がいない日本の農業、さらには福島県、宮城県、岩手県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県の深刻な現状と、見えない将来を考えると、今は慎重論を言って当然のことだと思う。
経団連の米倉弘昌会長は、農業の置かれている現実を、完全に理解しているのだろうか。
知り合いに、親族に、生産者は誰1人としていないのだろうか。
1人でもいれば、こんな言い方は、日本の農業に対して、産地の生産者に対して、あまりにも侮辱しているコメントだと気が付くのではないだろうか。

TPPについては、シッカリとした考え方を持っていれば、後から参加したとしても、参加国に対しても説明が付くと考えられるし、受け入れてもらえると考えられるし、そのくらいの説明すらできないようでは、参加しても、参加国に振り回されてしまうだけだろうと想像がつく。
説明が出来ないから、一日も早く交渉の場につかなければならないという、間違った考え方になるのではないだろうか。
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まだいるのか、こういう発言をする人が

2011年10月11日 21時09分00秒 | Weblog
読売新聞に、「大分県由布市湯布院町で10日に行われた「由布院牛喰い絶叫大会」で、同県畜産協会長で同市区選出の近藤和義県議(77)が「セシウム牛は要りません」と叫び、被災者からは「失礼な発言」と憤る声も出ている。
近藤県議によると、大会冒頭のあいさつ後、最初に見本として、「セシウムで汚染されたわらを食べた牛の被害が広がっている。
由布院の牛肉は汚染のわらを食べていないので安全だ」と絶叫。一呼吸置き、「セシウム牛は要りません」と声を張り上げたという。
近藤県議は読売新聞の取材に対し、「国の対応のまずさを批判する内容だった」と説明。しかし、福島県いわき市から大分市に避難している男性(70)は「現地で生活を立て直そうとしている人に失礼な発言」と怒っていた。」という記事が掲載されていた。

原発事故以来、何度も、このような被災地の人たちを傷つける発言があるが、震災から7カ月たったというのに、まだ、事の重大性に気が付いていない人がいる事に、ただただ呆れかえってしまう。

この人は、この事件について、全くの他人事で、今までいたのだろう。

なにが、「国の対応のまずさを批判する内容だった」というのだろうか。
絶叫している内容からは、その意味は全く感じ取れない(話している内容が、100%同じであれば、だが・・)

情けないな。
他の県の事や、今の状況が判らないというのは。
もう年齢も年齢だし、そろそろ引退する頃なのだろうな。

牛の問題、稲わらの問題、堆肥の問題については、そのまま、お米の世界に繋がっている。
だからこそ、縦割り行政の壁を越えて、全てを越えて、全員で考えていかなければならないのに。

なのにこの発言。
本当に、本当に情けない。
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完全に風邪をひいたようだ

2011年10月11日 18時11分08秒 | Weblog
土曜日くらいから、ゴホゴホと咳き込んではいたのだが、それでも、「ただ喉の具合が悪いだけだ」と思っていたのだが、起用になって完全に風邪をひいているようだという状態となってきている。

まだ熱は出ていないものの、すでに身体は火照った感じが続いていて、酷いと咳が止まる事が無い状態になってしまう。
さっきまで、ずっと咳が出ていて、さすがに喉が痛くてしょうがないので、今喉に湿布を貼っているという状態。

このままだとまずいな。
まだまだ打ち合わせも、講演会もあるのだから・・・
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マルチレールクリーニングカーセットで掃除

2011年10月10日 21時40分15秒 | Weblog
Nゲージを持っている人なら、まず判ってもらえると思うが、Nゲージは、2本の線路に流す電気の量や極性(+/-)をコントロールすることで、車両のモーターを動かし、列車を前後自在に、好きなスピードで列車を走らせたり、駅に停車させたりすることができるのだが、欠点としては、電気を通しているために、線路にゴミが付いてしまう事だ。

したがって、そのままの状態で使用していると、車両のタイヤに埃が巻きついてしまったり、挟まってしまったりして、酷い場合には走行不能となってしまう事もあるのだ。
そのために、使用する前には線路の誇りをとってから始めるのだが、それはそれで、なかなか手間がかかる。

よって少し前に、自分が集めているメーカーとは違うのだが、掃除を少しでも楽にするために、マルチレールクリーニングカーセットというものを買った。
Nゲージの共通規格(直流12V駆動、軌間9mm)のものであれば、基本的には他社製のNゲージ線路でも、車両を走行させることができるという事だったからである。

で、購入したときに、一度掃除した線路で、マルチレールクリーニングカーを走らせてみたところ、見た目には綺麗になっているはずの線路から、細かい埃が沢山取れたのでビックリしたのだ。
だから祭日だった事もあって、たっぷりと時間がある事から、線路の掃除と車両のメンテナンスを、一度に行ってしまおうと考えた。

まずは路線で、マルチレールクリーニングカーを数回走らせてから、今度は専用のクリーニング液で、さらにクリーニング。
大半の列車は、これでほとんどスムーズに動くようになったのだが、それでも動作の鈍い車両については、個々に分解掃除をしていった。

午後から初めて、終わったのは夕方を回っていたが、久しぶりに新品のような動きが見れたので、まずはOKである。
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2体ゲット

2011年10月09日 23時02分07秒 | Weblog
富里町からの帰り、以前よく行っていた中古品を扱う店に立ち寄ってみた。

特に「これが欲しい」というものは無かったので、ひたすら店内をフラフラ歩いていたら、フィギュアコーナーに、薄汚れた箱に入っている「アクアエイリアン」という見慣れないエイリアンが500円で販売していたのだ。

自分のあだ名が「エイリアン」という事もあり、エイリアンのフィギュアがあれば買ってくるのだが、実際に売っている時というのは、エイリアンの映画などがあるときのみで、後はまず見つける事は出来ない。

「こんな珍しいものがあるのなら、他にも・・・」と、フィギュアコーナーを、くまなく探してみたところ、棚の一番上に、それこそ「げー汚い」というほどに汚れた、30センチ以上もある箱に入っている「エイリアンvsプレデター」の時のエイリアンを見つけた。
エイリアンの大きさは、一般的に売られているものよりも大きく、作りも精巧なのだが、アミューズメント商品と言う事だからだろうか、それとも単純に汚いからだろうか、なんと価格は300円。
自分にとっては、箱はどうでも良い事なので、直ぐに2体をゲット。

それからもフィギュアコーナーを探したところ、「エイリアンvsプレデター」で、エイリアンとプレデターが合体した「プレデリアン」も見つけて、買おうかどうかと、何度も考えたのだが、2000円だったし、純粋なエイリアンの形では、やはり無かったことから、「プレデリアン」については、今回は見送ってしまった。
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スイカのガスタンク

2011年10月09日 22時46分23秒 | Weblog
千葉の香取にお米を受け取りに行った帰り、富里町にあるスイカの柄のガスタンクを見に行った。

以前近くで講演があったときに偶然通りかかって、富里町にガスタンクがある事は覚えていたのだが、場所については全く覚えていなかった。
したがって、ネットで検索もしてみたのだが、「中里」という地名しか出ていなかったことから、後は現地に行ってから探してみようと考えたのだ。

自分の記憶では、大きな道から、良く見えていた気がしていたので、そのイメージで探していたのだが、実際には道からかなり離れていて、側に近付くと周りの林で全く見えなくなくってしまう。
だから、「もっと良く見える場所があるはずだ」と、周りをグルグルと回ってみたのだが、結局記憶にあったイメージの場所は見つける事が出来なかった。

あのガスタンクを見たのは、実際には何時頃だったのだろうか?
こんなにも記憶が違ってしまっている事に、正直ビックリしてしまった。
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みんなが驚いたのかな

2011年10月08日 14時50分22秒 | Weblog
火曜日に書いた「考え直す時が来た」の以降、2日間ブログが止まっていたのだが、なぜか訪問数と閲覧数が、いつもよりも増えていたのだ。

その事を知り合いに話したところ、「このブログが米屋の間で話題となり、何が起こったのか」と見に行った人が多かったのではという事だった。
それを聞いて、「あぁ。なるほど」と理解しながらも、「こんなことで、いちいち動揺しているんじゃないよ」とも思ってしまった。

動揺してしまった人は、自分が作ったブランド米に頼り過ぎていると、少し考えた方が良いのではと思う。

確かに、自分が作ったブランド米は、誰が仕入れて販売しても、消費者からの評判が良く、まず文句が出る事が無い。
だから、お米屋さんごとに地方を歩いて、これはという産地を見つけてくるよりも、全てにおいて早いし楽である。
でも、それに頼り過ぎていると、もしも自分が考え方を変えてしまったとすると、とたんにお米の仕入れができなくなってしまうという、リスクも知っているはずである。

自分が作ったブランド米を、他のお米屋さんが販売してくれるというのは、自分としても嬉しいし、産地のためにもなるので、止めてしまおうという気持ちは持っていない。
しかし、人には言えないが、色々と裏ではあるものなので、愚痴をこぼしたとしても、いちいち驚かないでいてほしいと思うのである。
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一本釣りが蔓延っている

2011年10月08日 11時46分07秒 | Weblog
自分が作ったり作っているブランド米産地で、特にブランド化の良い方向に進んでいる産地を中心に、違う業者が狙いをつけた生産者1人1人に個別に交渉して、自分たちが進めているブランド化のルートではなく、個人のお米として契約してしまう「一本釣り」が目立っている。

全国に通用するブランド化を進めていく中では、個人の勝手な行動は許していない。
生産者も、その事については十分に理解していると思うのだが、やはり現金を突き付けられてしまうと、舞い上がってしまうのが現実。

気持ちは良く判ってはいるのだが、造反は造反で、ブランド化の足並みが揃わなくなくってしまう危険性がある事から、ブランドメンバーからは外していく事になるだろう。

これ以上、造反が増えなければ良いのだが。
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数字は増えたが、ダメだこりゃ

2011年10月07日 15時04分11秒 | Weblog
火曜日の夜の米卸との打ち合わせで、各産地の取扱数量が、「なんだよ、それ」という数字だった事で、それから米卸が数字を見直してくれて、2回目の数量を提示してきた。

1回目からすると、ゼロが1つ多くなっている銘柄米が増えたが、それでも希望数量からは程遠い。

全国のお米屋さんでも販売する事から、これ以上要求しても無理な事は判っているので、「もう、諦めるしかない」という結果となったのだが、これによって、今年の販売計画を、完全に変更しなければならない事態となってしまった。

こんな事態も23年産米だけで、24年産になると、ほとんど今までと同じ様な状況になっている事だろうから、一般的には、今回だけの事として考えるべきなのだろうが、自分の店としては、今回の事が、来年以降に大きく影響してくる事になる。

これも仕方が無い事なのだろう。

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山形つや姫の入荷がゼロ

2011年10月07日 12時41分22秒 | Weblog
「山形県つや姫」の入荷状況や2年目としての販売予定・計画、そして山形県からの米穀店への売り込み、東北米の現状と対策等について、テレビユー山形の取材を受けている最中に、米卸から、自分の店用の「山形つや姫」については、23年産米の予定数量が無いので、「つや姫」については、「在庫があるようだったら販売できる」という連絡が入った。

昨年も、自分の店用の「つや姫」については、予約してもお米が届かない上に、予約そのものについても破棄されてしまったのだが、今年も同じ結果となってしまった。

この連絡が来る前には、「どこからも連絡が無いので、入荷時期は判らないが、入荷はする予定だし、販売もする予定」というコメントをしていたのだが、連絡を受けて取材をし直し、「山形県からの入荷は無くなってしまったので、販売は出来なくなった」というコメントに変更となってしまった。

とはいえ、自分と一緒に山形県の現地に行った別の米卸からは、たぶん入荷できるとは思うのだが、現実として、その数量についても微妙。
希望数量が認められる事は無いだろう。

よって、「つや姫」については、山形県ではなく、宮城県の「瀬峰農場つや姫」を中心に販売する事になりそうだが、実際には、それも希望数量には届いていないので、今年も「つや姫」は春までには売り切れてしまう事だろう。

こんな時だからこそ、東北米を売り込んであげたいのだが、なんだかなぁ・・・
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考え直す時が来た

2011年10月04日 11時41分03秒 | Weblog
昨晩、米卸との打ち合わせの中で、「なんだよ、それ」という大事件が起きてしまった。
それは、自分が作り上げたり、協力しているブランド米を、自分が自由に売る事が出来ないという問題だ。

自分が全国で作っているブランド米は、SPR(Suzunobu Project Rice)といい、最初からスズノブという名前が入っていることからも、自分が売る事を前提にしていて、そこから、作っているブランド米の長所・欠点・利点・不利などを調べて行くのである。
したがって、ブランド化の考え方として、生産者・地域農協・全農(経済連)・普及センター・農試センター・市町村・県・米穀店とが一体となって、今までの概念にとらわれず、自由な発想の元で、積極的に新しい栽培方法や銘柄米などにも取り組み、時代にあった新しいブランド化を目指していくこと。
その結果、途切れてしまった農業の後継者を、もう一度育て上げていき、産地の活力を戻していこうと考えている。
さらに、将来的には、全ての産地の格差を無くし、産地イメージで消費者がお米を選ぶのではなく、自分の好みでお米を選ぶ、新しいお米の時代を作っていきたいと考えているプロジェクトなのだ。
だからこそ、このお米を販売する米屋さんにも、同じ思いでいてほしいと考えている。

しかし現実として、果たして同じ思いでいてくれているのだろうか。
ただ単純に、高品質米がほしい。品揃えがほしい。差別化米がほしい。程度で考えてはいないだろうか。
そんな程度の考え方で、全国のお米屋さんが、自分のお米を仕入れられてしまったら、自分が売るお米が無くなってしまうのは当然。

もしそうだとしたら、自分は完全に、間違えたブランド化計画を立ててしまったと言える。
米卸に対しても、全国の米屋に対しても、自分が作っているブランド米の取り扱いについて、考え直す時期となってしまったと思う。
そうしないと、自分はこれ以上、ブランド米を作る事も、提供する事も出来なくなってしまう。

30kgを売るごとに、マージンを取る方法もあるのだが、それではお金は入るものの、消費者からの貴重な情報が入らない。
自分がほしいのは、消費者からの情報と米屋からの情報で、お金の問題ではないのだが・・・
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