こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

「北竜おぼろづき」をよろしく

2011年10月22日 22時43分04秒 | Weblog
日本テレビ「満点★青空レストラン」で、今年は北海道雨竜郡北竜町の「北竜おぼろづき」を紹介した。

北海道と言うと、ほとんどの人は、大きく広がる水田地帯を想像すると思うが、今回の場所は、東北にはよくある風景の場所である。

昨年北海道では、新潟県のコシヒカリを越えるとも評価されている「ゆめぴりか」がデビューしたばかりなので、一般的には、「ゆめぴりか」を紹介するだろうと考えると思うが、自分は「ゆめぴりか」が誕生したからこそ「おぼろづき」が必要で、それも「ゆめぴりか」と肩を並べるほどの実力のある、誰が食べても、「他の米とは一味違うな」と感じる「おぼろづき」が必要なんだと考えているので、今回紹介する事にしたのだ。

反応は嬉しいもので、テレビでまだ放送しているというのに、早くも電話で購入できるのかという問い合わせがあったり、ネットショップでは注文も入り始めてくれた。


お米を注文していただいた方には、月曜日から随時発送をしていきますので、今しばらくお待ちください。

美味しく食べるコツとしては、研ぎ過ぎない事、炊く時の水加減は、最初は炊飯器のメモリに合わせ、2回目から水加減を調整するようにする事、ご飯が炊きあがったときに、素早くふっくらとご飯をほぐす事です。
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応援になりますとも

2011年10月22日 22時27分45秒 | Weblog
東京都米穀小売商業組合目黒支部加盟店では、現在、目黒区友好都市である宮城県角田市産特別栽培米「こしひかり」の販売をしている。

目黒区と角田市は、1982(昭和57)年より、農産物に関する研修や目黒区内小学校での稲作指導、双方の小学生のホームステイなどで交流していて、2008年には友好都市協定を締結している。

その事もあり、10年ほど前から同加盟店限定で販売する特別栽培米は、角田市の一般栽培米と比べて節減対象農薬と化学肥料を5割以下に削減して栽培したもので、毎年その味が好評を集めていて、昨年は約600俵余りを販売していた。

よって今回は、3月の東日本大震災により、道路や河川堤防、家屋全半壊などの被害を受けた角田市の復興を願って、「新米を食べて友好都市角田市を支援しよう」をキャッチフレーズに、新米の消費拡大を呼び掛けているのだが、そのお米を、「少しだけしか買えないんだけど、それでも応援になるかしら」という女性が、お店に買いに来てくれた。

だから自分は、「量じゃないんですよ。ありがとう。シッカリと応援になりますよ」と、嬉しくて即答してしまった。

まだまだ「東北のお米だから」と、敬遠している人が多いのに、本当にありがたく、嬉しい一言であった。

名前も一切聞かないままとなってしまったが、宮城県角田市のお米を買ってくれた方、本当に、本当に、ありがとう。
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親に対しての授業でもあった

2011年10月22日 22時13分29秒 | Weblog
授業参観日の中で行われた「ご飯パワー教室」は、子供への授業でありながらも、親に対しても授業をするという、変わった進行で1組と2組の授業をしていった。

子供たちからすると、自分に向けた話をしていると思ったら、親に対して話していたりするので、少々戸惑っていた感じが、最初のうちはあったのだが、中盤になると、その違和感も無くなくってしまったようで、それ以降は熱心に話を聞いてくれた。

今回、授業の中で行った食べ比べでは、「北海道新砂川産ゆめぴりか」と「福井県坂井産花キラリ」を使用し、子供たちにも親に対しても、味わうのでは無く、比べるという事を徹底して試してもらった。

その中で、「朝ごはんで食べやすいお米は、どっち」「お魚と一緒に食べたいと思うお米は、どっち」など、ありとあらゆる角度から、色々な質問を投げかけていったら、反応は驚くべきもので、自分考えている以上に、子供たちが答えを持っていて、その内容の正しさと、判断は大したものであった。

だから、授業の最後に、「自分としては、この10年間、東北と福島と、全ての被災地が、これ以上悪い状態にならないように頑張るから、どうか君たちも、もう一度、君たちと同じ学年の子供たちが、福島や被災地で、思いっきり遊べるようになるまで、福島を捨てないでほしい、東北を忘れないでほしい。そして、10回のうちの1回でもいいから、あの人たちが作っているお米やお野菜などの農産物を、シッカリと味わって食べてほしい」と伝えた。

子供たちには、難しい話だったかもしれないが、その場にいた親には、きっと届いてくれたものと信じている。
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授業参観日の中で「ご飯パワー教室」

2011年10月22日 08時28分59秒 | Weblog
今日は自分が受け持った小学校3校の、最後の学校の日。
今までは生徒だけでの授業だったが、今日は授業参観日の中で、3時間目が1組、4時間目が2組と分かれて「ご飯パワー教室」をする事となる。
その各45分の中で、2品種の食べ比べもするのため、時間は完全に足りない。

だから、お米の品種、収穫量、ご飯を食べるという事、味の違いを知る、東北米を嫌わない事という内容の話をしようと考えている。

今回、どこの小学校でも、難しい事だとは判っていながらも、福島県の事件と、東北の苦悩の事を、授業の最後に話し続けている。
今は判らなくても、子供たちが成長していく中で、多分判ってくれると信じて・・・
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