仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

寺院での支援活動

2011年07月07日 | 都市開教
一昨日(23.7.5)の読売新聞に“お坊さん、住民交流に力…釜石の仮設に「サロン」”という記事が掲載されていました。内容は、山口県の曹洞宗の若手僧侶ら約70人を中心とする「災害支援現地活動部」が、釜石市の仮設住宅を週3日巡回して、交代で開く「サロン」が住人同士の交流に一役買っているという記事でした。

数日前は、“東日本大震災:「お盆前に戻したい」墓地修復に僧侶奮闘”という記事もありました。宗教者災害救援ネットワークhttp://www.facebook.com/FBNERJには、仏教ばかりでなく諸宗教も含めて、支援活動の様子が掲載されています。


宗教団体の支援活動にはおおむね、炊き出しやガレキの処理といった現地に応じた活動と、傾聴や読経といった日常的に行っている宗教活動を現地で展開する活動があるようです。

そうした活動を見聞きする私の視点は、これからの地元での寺院活動にとって、新しい方向や新しい活動が潜んであるのではないかと探りを入れています。

仏教寺院のこれからの社会貢献の可能性です。当寺(西方寺)では、遅まきながら先月16日にボランテイア活動とボランテイア支援基金のお願いをしたところ、早45名の方からボランテイア支援基金への賛助金を頂きました。

寺院が門信徒のために何か活動をすることから、寺院・門信徒が社会のために何かの活動をするという展開が、これからの寺院活動の一端であろうか。さてどんな活動が可能か。それは都市開教寺院の可能性でもあります。
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