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ニッポンの数字 ――「危機」と「希望」を考える②

2024年05月17日 | 日記
『ニッポンの数字 ――「危機」と「希望」を考える』(ちくまプリマー新書・2024/2/88・眞淳平著)
 
毎年、100万人が罹患する「がん」
 
ここからは、日本の「死」について、少し触れましょう。
 私たちの国では、22年に156万9050人が亡くなりました。
 死因の上位10は、①がん(悪性新生物)39万人(25%)、②心疾患23万人(15%)、③老衰18万人(11%)、④脳血管疾患11万人(7%)、⑤肺炎7万人(5%)、⑥誤嚥性肺炎6万人(4%)、⑦不慮の事故4万人(3%)、⑧腎不全3万人(2%)、⑨アルツハイマー病2万人(2%)、⑩血管性等の認知症2万人(2%)です。
1位の「がん」は、さますまな部位に発症するがんの総称です。その罹患者の多さは際立っています。すべての種類を合わせると、年問100万人前後の日本人が、がんを発症しています。国立がん研究センターの統計では、日本人が一生のうちにがんと診断される破率は、男性66%、女性51%。日本人が、がんで命を失う可能性は、21年の数字で、男性26%、女性18%、に上ります。
 ただし、がんの「5年生存率」は、男女ともに、90年代後半から増加しています。(つづく)

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