仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

マンガで読む仏教

2020年04月04日 | 都市開教
ブログのアップ忘れ(2014.10.5)からです。

春秋社から『春秋』(春秋社発行)というPR誌が届きます。「宗教書を中心に思想、哲学、心理、文学評論、音楽、経済経営などの各部門の専門書の刊行を続ける春秋社のPR誌」とありあります。

以前一度紹介したことがありますが、吉村昇洋(曹洞宗僧侶・臨床心理士)さんが、2014年1月から「マンガで読む仏教」を連載中です。いつも興味深く読んでうます。吉村さんとマンガ研究の専門家のようです。

『春秋』に掲載された「マンガで読む仏教」は、下記の通りですが、http://www.higan.net/news/2012/02/post-23.htmlに一覧が掲載されています。

今月の「マンガで読む仏教(8) 寄田みゆき著『ラ・ヴィアン坊主』」では、

“最近の少女マンガで描かれるお坊さんを見ていると、一般人とはどうも異なる価値観の中で穏やかに生きており、若くても言葉遣いが丁寧で、そこはかとなく”大人”な感じが滲み出ている。本書の中でも、椿が人生の壁にぶち当たった時、需杏はそっと寄り添い、そして押しつけがましくない程度に仏教のロジックを用いて導いていく。
 少女マンガに登場する男性像は、女性読者の心を掴むために適度に理想化されるわけだが、その中でお坊さんギャラに期待されているのは、子どもが親や大人に期待するようなブレない安心感である。子ども化した大人たちがニュースを賑わせている昨今、リアルノフィクションを問わず、お坊さんの担う社会的な役割は益々大きくなっているといえよう”

としっかり分析したおられます。

2014.1 マンガで読む仏教(1) 朔ユキ蔵著『お慕い申し上げます』 - 吉村昇洋
2014.2.3 マンガで読む仏教(2) 江口夏実著『鬼灯の冷徹』 - 吉村昇洋
204.4 マンガで読む仏教(3) きづきあきら+サトウナンキ著『まんまんちゃん、あん。』 - 吉村昇洋
2014.5マンガで読む仏教(4) 三宅乱丈著『ぶっせん』 - 吉村昇洋
204.6マンガで読む仏教(5) おおたじろう著『げんこつ漫遊記』 - 吉村昇洋
2014.7マンガで読む仏教(6) 坂口尚著『あっかんべェ一休』 - 吉村昇洋
2014.8.9 マンガで読む仏教(7) 芳家圭三著『壊れた仏像直しマス。』吉村昇洋
2014.10マンガで読む仏教(8) 寄田みゆき著『ラ・ヴィアン坊主』 - 吉村昇洋

▼ お坊さんが読み解く仏教マンガの世界【前編】(吉村昇洋)
http://www.higan.net/news/2012/02/post-22.html

▼ お坊さんが読み解く仏教マンガの世界【後編】(吉村昇洋)
http://www.higan.net/news/2012/02/post-23.html

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鏡に映った私 | トップ | 「あいまいさ」がどう出るか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

都市開教」カテゴリの最新記事