超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

γ-ガンマ- 第9話「一日一発ヒーロー キャノンボール」 感想

2013-11-02 13:26:04 | γ─ガンマ─

















VOMIC化決定!
















VOMICって某ジャンプ番組でやってるアレですよね
個人的に生活上観れない時間帯にやってる事が多いのであんまり詳しくはないんですけど
決定云々以上にそういうのをやるくらいの人気はあるんだなあ、と
それが嬉しかったですね
WJだとある程度続けば自動的に組み込まれますけど
SQの場合はそうじゃないですからね。1巻も瞬殺だったようですし位置もカラーの頻度も悪くない
この調子で今後も更に人気が上がるようにアンケと感想で支援して行きたいと思います

そういえば今月のアンケート商品は連載作家のサイン色紙や複製原画がありました
普段アンケを出してない人もこれをきっかけに出してくれれば嬉しいですね
私は勿論荻野純さん関連を優先しました
河下水希もファンなんですけど、やっぱり私は時代ものよりもあの人が描くラブコメが好きだったので・・・。
いやまあ、普通に読めはするんでいいんですけど。そんな訳でガンマ好きの人は共に応援しましょう
勿論善意でね。 倍率は中々に高そうですが、まあ一番は票を入れることなんで。


今月は、キャノンボール云々というよりは
今後の為の複線を張るような回になっていました
キャノンボール自体はある種の出オチキャラでしたね(笑
でも、彼の存在自体もいつか展開に於いて複線になりそうな予感もしますけど。
下の名前が「一義」なのが正に!って感じですね。

それよりも重要だったのはユリのタメの男子の存在、新たなる幹部の登場、
そしてヒカリちゃんの仇役だったという事実・・・。
多分相手側にも先月の流れからするときっと確たる理由や行動の源泉が存在するのでしょうけど
ヒカリちゃんにとっては大切な親友を奪った怪人、という解釈に過ぎないワケで
作戦を忘れて崩れ落ちるヒカリちゃん
その様子は傍目から観ても酷いものでしたが個人的にはここで彼女の因縁が蘇る展開には意表を突かれたし
正直面白いな、と

面白いというのは元々ユリ→サカキの因縁フラグは立ってますけど
それ以上にヒカリ→今回の怪人という因縁フラグが立った事により来るべき対決が尚盛り上がりそう
熱さを見せてくれそうでワクワク度が高まった、という意味合いですね
それと、それによって女子たちの友情も際立ちますし

ただ、もっと単純に言えばショッキングな流れに引き付けられたのと
ヒカリにもまたいつか救済の、因縁を晴らして一歩進める機会が用意されたのが良かったなあ、と
その時はまだまだだと思いますがこれもまた失った親友の死に価値を与える好機の一つ
ユリの成長物語らしくもなってきましたがヒカリの物語としても期待したいですね
ある意味ヒカリちゃんの為のような回でしたね。


ユリとタメの少年に関して言えば、少年はとても危険な匂いがしますし
今回の怪人も中々に心が読み辛い、それ故に一筋縄では行かなそうな感覚がするし
何より師を手にかけてつまらなそうな顔をしている榊の目的と本心が気になる
そういう後々に繋がる要素を多々出したような回に仕上がってました
だから、この先を読むのもまた楽しみですね
レドネフさんが今後どういう変遷を遂げていくのかにも期待ですが。きっと冷たい人じゃないんだよね。












しかしこの方のカラーは本当にきれいで可愛くていいですね
キュートなのに格好良い、という絶妙なバランスが素敵です

今月のヒロインズの表情は日常漫画っぽいゆるさがあってこれはこれで和みました
10ページ目の抱きつく表情とか、ユリとミヅキの会話もちょっと優しい雰囲気が漂ってて好みだったな
ユリは「怖い」というよりは正しさにねじ伏せられて劣等感みたいなものがあるんじゃないかと思うけど。
でもそこからの「相互理解」もきっとこの漫画の大きなテーマの一つだと思ってるので
レドネフさんと砕けて語り合う瞬間にもまた想いを馳せております
可能性に溢れている漫画なので応援したい気持ちも強いですね 色々と後の展開が楽しみになる良回でした。


スクエアの中で一番読者に投げかけたい主張が明確な気がしてやっぱり一番好きです
今月も読み終わってすぐにアンケート出しに行きました(笑
一票に想いを込めて。
単行本2巻の感想も書いたのでお暇でしたら是非 入荷数増えてて嬉しかった。少しでも届けばいいなあ。