超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第14話「俺の後輩がこんなに可愛いわけがない」 感想

2011-04-26 21:51:22 | 俺の妹がこんなに可愛いわけがない





最高のオナニ○ト達。





ってな訳で月イチのお楽しみ、「俺妹」配信版でございます。
もうなんでしょうかね、すっかり黒猫さんがメインみたいな感じになってますけど
その分OPで可愛い桐乃が観れたからいっか!って感じですよね。
桐乃が居なくなってまた元通りの京介になるのではなく
むしろより人の事を考えられるやつになってるのがいつも良いなあ、って思いますね。鍛えられたなあ、というか。

そんな京介ちゃんも桐乃の事が結構に気に掛かって来たようで
寂しい素振りを見せたり、電話掛けようか迷ったり、なんとも複雑な気持ちのようで。
以前ならばこんなことはなかったと思うけどね。
エロゲを足掛かりにするってアイディアも完全に桐乃の影響だし
それ考えると本人も気づいてない内に彼の中で桐乃の存在がどんどん大きくなっているのかも。
 前回、今回と同様に後輩に力を掛けるのはその使いたいエネルギーが余ってるから
その代わりに、っていうのも確かにあるはあると思うんですよ。
ただそこに嘘がないのもまた確かな事なんですよね。
だから京介に対する好感度も高いわけで。


黒猫さんと赤城妹のゲーム作りが今回の主軸。
と、共に黒猫さんの成長もテーマだったと思うんですよね。
京介が桐乃の存在によって色々変われたように
彼女もまた桐乃の存在によって影響を受けていて、加えて京介の優しさにも触れて。
だからこそ、今までにはなかった優しさが芽生えたというか
いや、芽生えたって言い方は違うかな。
それよりは表に出せるようになったって言い方のが正しいか。そういう風に変われたと思うんですよね。
で、そう変われた黒猫さんも黒猫さんである事に変わりはなくて。
変化もまたその人らしさだと思いますから。

最初はぶつかり合ってた二人、お互いの主張を譲れなくて。意固地になって協力を断っていた赤城妹も
黒猫さんの誠意あるお願いで戻ってきてくれて。
元々一人ぼっちだった黒猫さんも
これで一人ぼっちじゃないね、というか人に携われる力を得たんだなあ、と思うと
少し感慨深いものがあります。
その上で彼女らしい邪気眼を撒き散らしてもらえば至極OKであります。

そんな黒猫さんは、京介の事が好きなのか?って思うくらい彼に執心してる訳ですけど
その実ただ単にからかっているようにも見えるし
それ考えると小悪魔的な部分もあるんだな、って少し思いました。
同時にいつも妹たちを世話してる彼女だからこそ、たまには年上に甘えてみたくなるのかな、とも感じたり。


今回に気になったのは「超凄いオ○ニー」の部分ですね。
確かに受け手の事をしっかり考えて作られた作品もそれはそれで楽しかったりするけど
その実心に残り易いのは好きなようにやってる自由な作品だったりする。
巷でなんとなく流れてるポップスよりも
多少マイナーだけど、聴く人を選ぶけど、それでもずっと心に突き刺さる音楽の方が凄いと思ってしまう。
どっちが勝ちとか負けとかはないと思うけどね。
でも僕ならきっと黒猫さん派だと思う。作品の出来は別にしてね(笑)。
確かMONOBRIGHTの桃野あたりもそんなこと語ってたような気もするなあ。うろ覚えですが。




尋常じゃないクオリティで突っ走ってきたこの作品も次回の配信で最後らしい。
ここのところ黒猫さん無双が続いてましたが
最後は我らが桐乃のご活躍(?)にも期待したいものです。今回もめっちゃ面白かったよ!