超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

火曜日/空室

2009-10-20 23:44:31 | Ghost Apple全曲レビュー

火曜日なので空室に籠もります。
という訳で「Ghost Apple」毎日レビュー企画、「火曜日/空室」。



タイトルに通じる音。
歌詞もサウンドも声もどこか空虚で、空しさが漂っている。
ちょっと自暴自棄な感じ。
 しかし今作の特徴としての「歌とメロがポップ」というコンセプトからは全く外れてはいない。
むしろビートが性急で、ドラムも特徴的なのでライブで盛り上がりそうな予感すらする。という不思議な曲。
特に終わり際のバンドサウンドが爆発する部分とか。
いきなり来るので驚くけどね。

歌詞にしてもそうだけど、
何かが爆発したような曲だな、と思った。
感情が爆発してるというか。
それも酷く冷静に。


何かに対する、どうしようも出来ない思いをぶつけているような一曲。
とはいえ、この曲は単体で聴くよりもアルバムの流れで聴いた方がいいかも。
水曜日へのインタールード的な役割も持っていると思うしね。


歌詞は脈絡のないような、でも、ないとも言い切れないような言葉がひたすらに並んでいる。
しかし最後の、


「ある朝消えた
 彼女は消えた」


という部分が正にこの曲がどういう曲なのかを象徴してくれてると思う。




渡良瀬準

2009-10-20 20:59:48 | 日記

私は渡良瀬準が好きである。大好きである。


アニメ「はぴねす!」も準目当てで観ていた。なんで準とくっつかないのかが理解しかねた。
明らかにヒロインを完全に食ってしまっているのに。存在意義すら奪う罪な男。

近年、女装男子ものが漫画・アニメ・ゲームで急激に増えてきたが
やっぱり一番は彼だな、って思ってしまう。
いつまでたっても準がキングなのだ。クイーンでありつつ、あくまでキング。そこが素晴らしい。


そういえば「はぴねす!」がやっていたころ、「あけるり」も同時に放送されていたのを思い出した。
あれは今でもきちんと覚えているほどの衝撃作だった。というか、忘れられん。

気がつけば「あけるり」のような作品はほとんどなくなってしまった。 ネタ的には寂しいかもね。


riddim saunter/dayslead

2009-10-20 20:45:45 | 音楽

riddim saunterの新譜はCDとジャケットが別売りになっている。
近年、ダウンロードなどでジャケットが不要にされているムードに対するアンチテーゼなのだと思う。

そういえば前作のアルバムもジャケットが色違いになっていて面白かったな。


レジのお姉さん、「こちらはジャケットだけになりますが大丈夫ですか?」って・・・。
CDも同時に買ってるやん。
ジャケットだけ買うわけないだろ!と思いつつも、「はい」と素直に答えておいた。

自分のほかにもこういう事態に陥った人いるのかな、と思うと笑える。そして同情。

音は、もちろん今回も良い。



聖剣の刀鍛冶 #03「魔剣 -Sword- 」感想

2009-10-20 01:31:43 | アニメ

うお、今週一気に面白くなってきた!という感じの「聖剣の刀鍛冶」の感想。
なんか昔からのシンプルな面白さがあるなあと。

個人的にセシリーを見てるだけでもある程度楽しかったんだけど、
今週はそれにプラスアルファで満足な感じ。
ギアが掛かってきたというか。頑張って欲しい。




あらすじとしては、先週の続きで、依頼された用件とは「魔剣」であるアリアを護衛すること。
女性の姿をしている、不思議な剣を。
彼女は元気で明るい性格で、一緒に町を探索したり早くも仲良しムードになったのだが
一方で人殺しとして生きてきた暗い過去もあり、
セシリーはそれも受けて益々彼女を守りたい気持ちが強まる。
 そんな時に、町では何者かによる騒ぎが勃発、囚人達が寄生虫により洗脳されて人々を襲うという事件が。
騎士団やセシリーたちが解決に向かうのだが
他の騎士と違ってセシリーは実戦経験に乏しく、人を殺めた経験もなかった。
それ故に、完全に侵食された囚人をやつけることが出来なかった。

そんな彼女が無力を感じつつも、
「あんたはとんだお人好しだね」とアリアに慰めてもらう。
セシリーの未熟さと優しさがじっくりと描かれた3話目でした。
やっぱりこういう挫折がないとね。
剣を持つ手が震えるあたりはかなり良かった。切羽詰った感じが伝わってきて。倒れこんだときの表情も。

んで、この事件を仕掛けたと思われる「黒服の男」は、これに飽き足らずまた囚人の一人を使って、
何かを企んでいる模様。1話の冒頭でセシリーを負かした巨体の男ですね。
彼が一体どうなってしまうのかにも注目。


今週は普通に、ファンタジーバトル作品として派手な演出もあったし、脚本も地に足が着いてる感じで
個人的にかなり見ごたえがあって良かったんだけども、
日常パートもそれに負けずに面白かった。
みんなで食事をしてるところとか。意外にセシリーは大食いじゃないのかな?
こういうアニメで女性主人公の場合、大抵は大食いキャラになるんだけども。
リサが一番食ってるのには驚いた。

そのリサですが、アリアとのやりとりを見る限り彼女も剣っぽいですよね。
ってかOPとEDちゃんと観たら思いっきりネタバレしてて吹いた(笑)。
なぜ気づかなかったんだ・・・。
でも何気にOPとかクオリティ高いよね。


個人的なハイライトは、「二人は恋人なの?」といわれてセシリーが真っ赤になって否定・・・
ってか攻撃するシーン。
あれはやられたわ。
両方ツンデレかよっ!っていう。
てかこの記述デジャブだな・・・(笑)。
先週の「鎧が外れるシーン」といい、こういうシーンをきちんと入れてくれるのはいいねえ。
これからもよろしく。


騎士団の先輩であるレジナルドの存在だったり
これからアリアは剣として使われるのか?ということだったり
ルークの目的だったり
セシリーの心の成長だったりと
気になる要素はいっぱい。
これからも期待しています。



しかしセシリー本当可愛い。あらゆる意味でツボだ。