超進化アンチテーゼ

悲しい夜の向こう側へ

らき☆すた7巻レビュー 完全版

2009-10-10 13:43:59 | 雑記

「らき☆すた」7巻のレビュー書きました。

どうしても字数の関係で削った部分があるので、
今回もブログの方に完全版としてのっけて置きます。
詳しい感想は帰ってきてから書きます。
では以下↓





「よりどりみどり!!」(レビュータイトル)


前の巻で卒業したということもあり、
いつも以上に発売を心待ちにしていた美水かがみ「らき☆すた」7巻。

今回、相当に盛りだくさんの内容である。
特筆すべきトピックが多く、何から書いていいか分からないくらい。
キャラクターの出番も割と均等で、
どのキャラが好きな人も安心して楽しめる内容、とはまず思った。
ただみさおとひよりの出番は若干多め。
あとがきのイラストもみさおである。

やはり「らき☆すた」は「らき☆すた」だった。
卒業して大学に入ってもみんな仲良しだし、
ネタの面白さも変わらないし、空気感も同じだし。
新展開は新展開なのだが、
ある意味既刊を読んでいるのとそこまで読み心地は変わらない。
つまりはそこまで違和感がなく、むしろ自然な流れだと思えるのがとても良かった。
 んで、この手の漫画に於いては非常にエポック・メイキングな展開というか、中々に例を見ないパターンだと思う。
学園漫画としては異例だが、今のところすんなり行ってる部分が大きいので、
これはこれで面白い展開なんじゃないかと思う。
 新キャラも増えたし、ゆたかも半分主人公みたいになってきて、
まだまだこれからの作品だなと思えるくらい。

ネタ的にもとにかく今巻は一作一作がとても面白い。
ダイエットネタなんかは流石に多すぎだが、
それを抜きにしてもおいしいネタは沢山。
パトリシアが泉家にホームステイしたエピソードが本格的に描かれたり、
かがみの色恋ネタはどれも鉄板。 さらにいうならあやののカップルネタも。
こなたやひよりの妄想もところどころで冴えている。 
こなたに関してはここへきて更にキャラに磨きが掛かった感じが。
そういえば絵の感じも変わってきている。
柔らかくて見やすくなってきたというか。シンプルな方向性。
 後、個人的には「あきらの王国」がいい感じに面白くなってきているのも嬉しい。漫画のあきらは普通にいい娘です。

好きなネタを書いていけばキリがないが、
久々のショートストーリー「日和、南にありてゆたかに」は是非読んで欲しい。
単純にすっげえいい話です。優しさを直に感じれるような。
珍しく言い争う?感じのシーンもあって、新鮮さも抜群。

おまけページは各キャラのラフ画による書き下ろしや、
5巻のように一般では読めないネタも付けてくれている。
赤塚不二夫展に寄稿されたこなたが「しぇーっ」のポーズをしているイラストもカラーで掲載。これがまたとてもいい出来。


最後に、Amazonのカスタマーレビューに関するネタもいくつか掲載されてます。必見。



解説:
Amazon用に表現を変えたりした部分もいくつかありました。
是非見比べてみて下さい。
こっちだとやっぱり冗長かなあ。


コンプティークも同時発売。表紙めっちゃいい感じだね。これについても触れます。


今からアナログフィッシュです。では、また今夜!