アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

暮らしの学校主催の石窯の会を開きました。

2021-11-24 14:40:48 | アンティマキの焼き菓子とパン

  数年前から、年に一回、岡崎の暮らしの学校の主催で、稲武の大きな石窯で遊ぶ会が開かれています。お相手するのはわたしと、いつものキヨミさんともうひとりのスタッフ。この会では、大体いつも岡崎や安城など遠いところから来てくださる方がほとんどです。

   数日前まで雨の予報が出ていましたが、ほぼ一日曇り空。時には青空が顔を出し、冷たい風がたまに吹くくらいのほぼ穏やかな一日となりました。

   ピザの具は、今回もレンコンとキノコ。イタリアンパセリの根やオレガノ、カキドオシ、人参の葉も具の下のほうに潜ませた、野性味あふれるピザの完成。

    かまどでは、ニンニク少なめのアホスープを。こちらには、秋の野菜のほか、キノコやセロリ、イタリアンパセリを投入。だしは昆布だしなのですが、水をだいぶ多めに入れてしまったため、野菜の量に比して水が多すぎて、ちょっとあっさりしすぎた味になってしまいました。炒め方も足りなかったかも。いっぺんにいくつかのことを同時に行おうとすると、どこかで漏れやミスが生じることを、もっと心せねば。

   パンはいつものライ麦カンパーニュではなくて、ポルトガル風のコーンミール入りの香ばしいパンを焼きました。全くこねずに作っています。

  温度がなかなか上がらないときのほうが、石窯の会の時は、発酵し過ぎになるのではないかとあせらないで済むのがありがたい。

    発酵の具合、焼成温度、焼成時間がピタッと合うとまんなかのような優秀なパンになりますが、ちょっとずれると平たくなります。でも、この会は講習会ではなくて石窯を楽しむ会。どれも味のかわりはなくて、おいしく召し上がっていただけます。

    ヨーロッパの中世の映画や本の挿絵に出てくるパンみたい。

   ついでスコーン。リンゴと黒糖、甘夏ジャムとキンカンの甘煮をいれたスコーンの出来上がりです。

    この日も、おいしく楽しい時間が過ごせました。

    秋の稲武の最も美しい紅葉の時期は過ぎましたが、まだまだ美しさは残っています。

    来月は、シュトレンを石窯で焼く会をひらきます。5組以上のご希望があれば、調整させていただきます。いつものカンパーニュの会も開きます。お問い合わせください。

 


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