アンティマキのいいかげん田舎暮らし

アンティマキは、愛知県北東部の山里にある、草木染めと焼き菓子の工房です。スローライフの忙しい日々を綴ります。

昨年10月~12月の草木染め講習会

2018-02-02 15:05:36 | 草木染め
   昨年秋は忙しい日々が続いたため、どんぐり工房での草木染め講習会やほかの場所での講習会をブログで紹介しそびれました。おりおりにフェイスブックには投稿しているのですが、ちゃんとブログに載せることなく秋が終わってしまいました。

   写真もあまりとっていないので、辿れないのですが、思い出せる分だけ、まとめて紹介します。

   こちらは昨秋から始まった岡崎の暮らしの学校での染めの会に参加した方の作品です。クリの皮やアベマキのカクトなどを煮だして、茶色や焦げ茶色、グレーを出しました。

   ビー玉で絞っただけの模様。この模様、たのしい。

   こちらは、昨秋開かれたとよたまちさとミライ塾第一回目の講座。同じくアベマキのカクトやクリの皮を使いました。エコバッグはわたしの染めたもの。板をちょっとずらして色を増やしました。

   暮らしの学校の2回目の講習会では、古い枇杷の葉を使いました。枇杷の葉は染め材料としてとてもいいものなのですが、これまでは剪定してせいぜいひと月くらいまでのものしか使ったことがありませんでした。この講習会のおり、新しい葉を手に入れていたのですが、足りなくなりそうだったので昨年もらってすっかり乾いていた葉も持参。別鍋で煮出してみました。すると、いつもの生葉とは違う、ブルーベリーの枝葉や桜の枝を煮だしたときのような色になりました。染めてでてきたのは、こんな色。 

   こちらも同じ日の作品です。

   11月の終わりのどんぐり工房では、ビワの古い葉など。

   11月の最後の日は、豊田市街地の守綱寺で。参加者持ち寄りのクリの皮やどんぐりのカクト、境内で拾ったいがなど大量に煮出しました。材料が多いと液は濃くなります。この日はいつにもまして大成功。布靴も綺麗に染まりました。

   このお寺では、昨年は夏と秋、二回の講習会を実施。境内にある草木を採取して染める、こちらの講習会、なかなかたのしい。

   昨年最後のどんぐり工房での講習会は、芥子菜染め。市街地の友人が育ててくれる芥子菜をもらっては、ここ数年毎年染めています。出る色は水色。藍でもなくクサギでもないのに出るこの色、うっとりします。この芥子菜、来年からはもらえなくなることに。代わりに種をいただいたので、友人たちと手分けして育てることにしました。

   ただいま、どんぐり工房での講習会も暮らしの学校での講習会もお休みをいただいています。どんぐり工房は3月から、暮らしの学校は4月から再開します。日程は以下の通りです。

<どんぐり工房>
*3月25日日曜日
*4月21日土曜日
*5月27日日曜日
<暮らしの学校>
*4月16日月曜日
*5月21日月曜日
   詳細は、どんぐり工房、暮らしの学校のHPをごらんください。なお、5人以上の方が集まれば、どんぐり工房での染め講習会や出張講習会を開きます。お気軽にご相談ください。


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