フランスに、「ケーク・サレ」というパンのようなケーキのような食べ物があります。直訳すると「塩ケーキ」なのだそうですが、キッシュよりもっと手軽にできる惣菜ケーキです。
最近入手した本、その名も「ケーク・サレ」(八田真樹著・文化出版局刊)で、この甘くないケーキの存在を知りました。
フランスでは、カフェや総菜屋でよく見かけるそうですが、もとはありあわせの材料でさっと作れる食事用のケーキなのだとか。
卵と粉チーズ、小麦粉、牛乳を混ぜた中に、いためたりゆでたりした肉類や野菜を加え、型に流し込んで焼いただけのとても簡単なものです。でも、焼直しても冷たいままでもけっこうおいしくて、本を買って以来、ときどき作っています。
この「ケーク・サレ」を、なるべく動物性食品を使わないで作って商品化したいと、何度か試作を重ねました。やっときょう、納得のいくものができました。
ベースにする卵と粉チーズは動物性ですが、あとはすべて植物性食品です。牛乳のかわりに豆乳。油は米油を使いました。
具材には、コクと食感を出したくて、稲武特産のタカキビの粒と、家で干したシメジを主にしました。
塩味はまずまず。もくろみどおり、干しシメジが複雑な味を出しています。タカキビの食感もまえよりずっといい。
前回の試作品を食べてくれた友人の一人、パン職人のKさんは、「油が強すぎる。クルミの味が勝ちすぎる。焼き締め方が固すぎる」と、かなり手厳しい意見をくれました。言われてみれば指摘どおり。とくに油の多さは私も気になっていました。
今回は、彼女の指摘を一つ一つクリアできるよう、塩梅してみました。クルミは小さく砕き、油もチーズも減らし、焼き方も変えてみました。それがこのケーキ。私は満足しています。
Kさんに食べてもらえるのは来週。冷凍して保存しておくつもりですが、歯に衣着せぬ彼女がなんと評するか、楽しみでもあり心配でもあります。
このケーキ、名前は「野菜のCAKE」と決めました。初お目見えは、今月末の7月24日に開かれる、新城のカフェ、爾今(にこん)の四土市の予定です。
最近入手した本、その名も「ケーク・サレ」(八田真樹著・文化出版局刊)で、この甘くないケーキの存在を知りました。
フランスでは、カフェや総菜屋でよく見かけるそうですが、もとはありあわせの材料でさっと作れる食事用のケーキなのだとか。
卵と粉チーズ、小麦粉、牛乳を混ぜた中に、いためたりゆでたりした肉類や野菜を加え、型に流し込んで焼いただけのとても簡単なものです。でも、焼直しても冷たいままでもけっこうおいしくて、本を買って以来、ときどき作っています。
この「ケーク・サレ」を、なるべく動物性食品を使わないで作って商品化したいと、何度か試作を重ねました。やっときょう、納得のいくものができました。
ベースにする卵と粉チーズは動物性ですが、あとはすべて植物性食品です。牛乳のかわりに豆乳。油は米油を使いました。
具材には、コクと食感を出したくて、稲武特産のタカキビの粒と、家で干したシメジを主にしました。
塩味はまずまず。もくろみどおり、干しシメジが複雑な味を出しています。タカキビの食感もまえよりずっといい。
前回の試作品を食べてくれた友人の一人、パン職人のKさんは、「油が強すぎる。クルミの味が勝ちすぎる。焼き締め方が固すぎる」と、かなり手厳しい意見をくれました。言われてみれば指摘どおり。とくに油の多さは私も気になっていました。
今回は、彼女の指摘を一つ一つクリアできるよう、塩梅してみました。クルミは小さく砕き、油もチーズも減らし、焼き方も変えてみました。それがこのケーキ。私は満足しています。
Kさんに食べてもらえるのは来週。冷凍して保存しておくつもりですが、歯に衣着せぬ彼女がなんと評するか、楽しみでもあり心配でもあります。
このケーキ、名前は「野菜のCAKE」と決めました。初お目見えは、今月末の7月24日に開かれる、新城のカフェ、爾今(にこん)の四土市の予定です。