いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

拳銃不要社会。 useless society of gun

2019-06-17 20:03:44 | 日記
 (1)またもや交番の警官が襲われて拳銃を奪われるという凶悪事件が起きた。私服警官は拳銃をこれみよがしに露出携行していないのに、交番の警官はなぜこれみよがしに拳銃を腰に携行して露出しているのか疑問だ。

 猟銃など許可が必要な特殊な場合を除いて拳銃を所持することは法律で禁止されている日本国内で、日常社会市民生活に溶け込む交番の警官などは拳銃を腰に露出して携行している。

 (2)日常社会市民生活の安全を守る警官の拳銃携行は、核兵器の行使、抑止力効果と似たところがある。破壊力が大きすぎて現実的に使用できるかといえば、人類社会の環境破壊、将来にわたって環境汚染破壊する威力、影響力が残って大きすぎて実際に使用することが人類、地球破壊自滅行為となり、使用することなど不可能に近いことなど映画「猿の惑星」でも教訓として示唆されている。

 (3)社会市民生活の中で交番の警官が自身、市民の安全を守るために拳銃を使用できるかといえば、的確に正確に襲ってくる犯行者だけを標的にして拳銃を使用することなどほとんどむずかしく周囲の市民を巻き添えにする危険性が高く社会市民生活の中では警官の拳銃使用は限りなく不可能に近い。

 拳銃不要の効果的な防御方法を考えるべきだ。交番警官が腰に拳銃を露出して携行するのは威圧的な抑止力効果を示すものだが逆効果を生んでいる。

 (4)近年はネット3Dプリンターで発射可能な拳銃モデルも作製が可能になって、不法な拳銃への関心も高まっている。若者の間ではPCゲーム熱も盛んで、個人の狭い感覚世界観の中で相手を倒す快感、目的、目標の中に浸り、精神淘汰して空想空間と現実の世界との境界も不鮮明になっているヒステリック現象に襲われている危険性がある。

 攻撃性の快感が現実のものとなって手段としての拳銃に向けられて、交番警官のこれみよがしの拳銃携行に向けられて近年の交番警官襲撃による拳銃強奪事件の発生につながっていないか危惧する。

 (5)前述したように私服警官は拳銃携行をわからないようにしているのに、なぜ交番警官はこれみよがしの拳銃携行なのか、銃不要社会(useless society of gun)の日本でこれまでもメディア、社会からもほとんど疑問、指摘がないのはどうしたことか。

 日本の銃所持禁止社会の中で社会市民生活に溶け込む交番警官に拳銃を携行することは、現実的に周囲の市民への被害影響を考えると使用することなどほとんど不可能な中で必要なく、別の安全防御管理をすべきだ。

 (6)日ごろ護身、防御、逮捕技術の訓練を高めている警官がこうも無警戒に犯行者に襲われて被害を受けるのも問題だ。交番の裏口から訪れた普通でない不審な人物にそのまま応対して襲われるなど安全対応、警戒心が不足している事例もあり、自身の安全を守る判断能力、技術力を高めることは危険に向き合う警官の仕事上の必要要件だ。

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