(1)サニブラウン・ハキーム選手が男子100メートルで2回目の9秒台、9秒97の日本最高記録を更新した。伊東浩司さんが1998年に10秒00の日本最高記録を記録して21年、日本男子短距離界にとっては悲願の9秒台挑戦が続いてきたが、17年桐生祥秀選手が日本人として初めて9秒98を記録してその後サニブラウン選手が9秒99、そして今回全米大学選手権で9秒97と記録を伸ばした。
(2)0.01秒の究極世界(ultimate world)での記録で、男子100メートル全体としては9秒の時間空間の世界を目で追い確認できるが、究極0.01秒の世界での挑戦、闘いとなれば目で確認などできない世界観だ。
研ぎ澄まされて、ギリギリ鍛錬し、上り詰めた身体能力の発揚の中での0.01秒の世界での勝負なので、さらにこれ以上0.01秒と記録を伸ばすことはほとんど不可能に近い壁、感覚ではあるが、裏返せばパラドックス(paradox)として0.01秒の世界観を突破してあとは無限の階段を駆け上がっていく原動力とみれば、さらに記録更新はなりゆきとして無限可能であるともいえる世界だ。
(3)これまでの日本人の限界を突破して未知の世界に踏み込んだ潜在能力(potentiality)、可能性は無限のダイナミズム(dynamism)が待っているともいえる。9秒97を記録したサニブラウン選手も「まだ速いタイムは出る」(報道)と確信している発言もある。
前述したように可能性、潜在能力を削り削っての0.01秒の世界への挑戦であれば限界もみえるが、裏返せばパラドックスとして無限性、原動力性もみえるもので今後の記録更新の期待も高まる。
(4)世界最高記録はウサイン・ボルト選手の2009年の9秒58でこちらは0.39秒の差の世界でまさしく桁違いだが、ギリギリ削り研ぎ澄まされた0.01秒の限界の世界であるなら裏返せば果てしなく無限に伸びる原動力、可能性がある世界観ともいえてすでに桁違いで終わる世界観ではない。
サニブラウン選手は父親がガーナ出身でネイティブ(native)な身体能力にも優れて恵まれているが、桐生祥秀選手は比較外国人選手に不利な身体能力といわれながら当時日本最高記録の9秒98を達成して日本の21年の夢を実現させた。
(5)身長195センチでストライドの大きいウサイン・ボルト選手の恵まれた身体能力を駆使しての9秒58は現実として考えられる至上の記録であるが、比較小柄な桐生祥秀選手の日本人として10秒00から21年をかけての9秒98の突破記録の潜在能力というのは比較可能性原動力対効果としてはこちらの結果も高い、大きいといえるのではないのか。
日本男子短距離アスリートには山縣選手、多田選手など9秒台を狙える逸材も控えていて質、量とも潜在能力は高く、総合力として世界と闘うプラットフォームは整った。
(2)0.01秒の究極世界(ultimate world)での記録で、男子100メートル全体としては9秒の時間空間の世界を目で追い確認できるが、究極0.01秒の世界での挑戦、闘いとなれば目で確認などできない世界観だ。
研ぎ澄まされて、ギリギリ鍛錬し、上り詰めた身体能力の発揚の中での0.01秒の世界での勝負なので、さらにこれ以上0.01秒と記録を伸ばすことはほとんど不可能に近い壁、感覚ではあるが、裏返せばパラドックス(paradox)として0.01秒の世界観を突破してあとは無限の階段を駆け上がっていく原動力とみれば、さらに記録更新はなりゆきとして無限可能であるともいえる世界だ。
(3)これまでの日本人の限界を突破して未知の世界に踏み込んだ潜在能力(potentiality)、可能性は無限のダイナミズム(dynamism)が待っているともいえる。9秒97を記録したサニブラウン選手も「まだ速いタイムは出る」(報道)と確信している発言もある。
前述したように可能性、潜在能力を削り削っての0.01秒の世界への挑戦であれば限界もみえるが、裏返せばパラドックスとして無限性、原動力性もみえるもので今後の記録更新の期待も高まる。
(4)世界最高記録はウサイン・ボルト選手の2009年の9秒58でこちらは0.39秒の差の世界でまさしく桁違いだが、ギリギリ削り研ぎ澄まされた0.01秒の限界の世界であるなら裏返せば果てしなく無限に伸びる原動力、可能性がある世界観ともいえてすでに桁違いで終わる世界観ではない。
サニブラウン選手は父親がガーナ出身でネイティブ(native)な身体能力にも優れて恵まれているが、桐生祥秀選手は比較外国人選手に不利な身体能力といわれながら当時日本最高記録の9秒98を達成して日本の21年の夢を実現させた。
(5)身長195センチでストライドの大きいウサイン・ボルト選手の恵まれた身体能力を駆使しての9秒58は現実として考えられる至上の記録であるが、比較小柄な桐生祥秀選手の日本人として10秒00から21年をかけての9秒98の突破記録の潜在能力というのは比較可能性原動力対効果としてはこちらの結果も高い、大きいといえるのではないのか。
日本男子短距離アスリートには山縣選手、多田選手など9秒台を狙える逸材も控えていて質、量とも潜在能力は高く、総合力として世界と闘うプラットフォームは整った。