いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

ハイブリッド・ラグビー  hybrid rugby

2009-11-01 19:57:18 | 日記
 スポーツの中でも、ラグビー(rugby football)は、もっとも番狂わせの可能性
の少ないコンペ(competition)と言われている。
 15人制と7人制があって、広いフィールド(最大144×70m)をスクラム(scurum)
タックル(tackle)の力技、強じん力、相手防御(defense)を一瞬にかわし、抜く
トップスピード力と組織力((formation)。

 体力(physical strength)のすべての能力を80分間使うスポーツだから、基
本は実力(ability)を裏切らない展開となる。

 そのラグビーの世界最高峰を常時構成するニュージーランド代表(all blacks)
とオーストラリア代表(aussie)のテストマッチ(test match:国対抗試合)が、
4万4千人の満員の観客を集めて東京・国立競技場で開催された。

 FW(forward)、バックス(half,backs)一帯となったジグザグ・パス回しのスキ
ル、1,2歩でトップスピードに乗って相手を抜く疾走(報道)と、世界最高レベル
のテストマッチを披露した。

 日頃、広い牧場(stock farm)を牛を抱えて走り回る、両チームの体力(physical
strength)スキル(skill)、能力(ability)には驚かされるとともに、耕作人類の
日本人とは、その点では次元の違うスケールを感じる。

 15人制ラグビーでは、大型のフォーワード(forward)、小柄体型でも対応
(強じんな体力は基本)できるハーフ団(half,stand off)、バックス(backs)と
日本人体型でも対応できるラグビー・ポジションはある。

 日本のラグビーは、大学ラグビーの人気が高く、チームプレイ、勝負至上
主義が強すぎて、個々の能力、個人の突破力のスリリング(thrilling)なスキ
ルが育たない、見れない制約(restriction)を感じる。

 「接点」では無理でも、フィールドを広く使って前に進むだけじゃない、横、後
ろ、横、前と縦横無尽に走り回る、思考回路の切り替え(hybrid)の効いたラグ
ビー展開で、日本ラグビーに革新的な戦術(tactics)、スタイルのハイブリッド
型ラグビーの展開を見たいものだ。

 2016年オリンピックに、7人制ラグビーも種目として登場するラグビー。体
力の表現とは違う、ハイブリッド(hybrid)型の体型(physical culture)の多様
性(diverse)をいかした、日本ラグビーの進む道はある。

 

 

 

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