まだむ日記

マダムの日常生活と大好きな旅行の日記です。

世界遺産クエンカ

2008-06-09 | 日常
バレンシア観光後 クエンカに向かいます。210KM 約3時間

世界遺産クエンカ旧市内観光です。

要塞都市と言うだけあり山の上に造られており 我々はバスでつづらおれ
の道を上り帰りは 旧市内を見学しながら歩いて下りてきます。

山のすそ野は 垂直に切り立った岩であるから 敵は攻め入ることが
出来ない作りになっている。
 
さすが要塞には最適の地形である。

教会の広場で自由時間があったが 時計はお昼過ぎ、
こちらスペインではシェスタの時間(お昼寝の時間)である。

お店を覗こうにもシャッターが下りて お昼休みである。
何とも 時間つぶしに疲れてしまう。

有名な宙づりの家・・・下から見れば確かに宙に浮いている感じであるが 
裏へ回れば道があり岩山の垂直の所にせり出して造られているだけ。

そんなに驚くほどの物でもなかった。

鳥取県の三仏寺の投入堂や中国山西省の懸空寺の方が凄い・・・と思う。

しかし 坂道を長々と降りてきたおかげで 足が痛くなり辛い事! 辛い事!
1人のご婦人はこの日から杖を使うはめになってしまった。

痛い足にシップを貼りスペインでの初日のマドリッドへ戻ります。
170KM 約2時間30分



バレンシア観光?

2008-06-07 | 日常

 バルセロナの観光そしてお買い物の後は地中海沿岸の町 バレンシアへ向かいます。
400KM 約4時間30分でホテル到着。

翌朝は まず バレンシアの町の観光です。

スペインは行き先、行き先でそこだけのガイドが付き説明する仕組みである。

こう言うやりかたは初めてであり戸惑ってしまう。
ヨーロッパは何処もこのスタイルとか・・・

ここバレンシアは見る所は少ないからかガイドを付けなく 
教会の説明を添乗員がしたのである。

そうしたら 別のツアーのガイドがもの凄い剣幕で何やら
文句を言いに来たのである。

何のことやら?? キョトンとしていたら
 
どうも ガイドでない者が説明したから悪い! と言っている。
長々くどくどと凄い形相でわめいている。

そうか~、 ここスペインは失業率が高く(確かふた桁)一人でも多く
仕事に就ける様に・・・で、ガイドを付けろ・・・と言うこと?

添乗員は青ざめてしまい 我々もドキドキであった。

スペイン女性の ド迫力 には び~くりでした

そんなわけで もう一つの教会は各自で自由見学・・・であったが

近くに マーケットがあり教会はそっちのけで全員マーケットへまっしぐらであった。

どこの国でもマーケットはその国の生活の一端が分かりとても楽しい場所

果物、野菜、肉等の食材は豊富でカラフルである。

肉屋さんにはイベリコハムの大きな豚のももが ぶらぶらぶら下がっていたり 
ボラの卵のカラスミもた~くさん売っていた。

日本より随分安い、トルコのウスクダラではと~っても安かった。

まず ここで日持ちのいいカラスミをお土産に買い込む。


バルセロナでの買い物

2008-06-05 | 日常
ガウディの傑作を見学した後 「お土産物屋さんへ行きま~す」・・・??

どんなお土産物屋さん? と思ったら かの有名なブランドの店ではないか

私の大好きなブランドである。

恥ずかしいかな 私はこのブランドがスペインだとは知らないで使っていたのである。

この時とばかり 何が何でも買わないと損をするかの錯覚におちいり 

アタフタと物色をして お気に入りを一点買ったのであります。

日本で買う値段の3分の2位であるうえに税金の16パーセントが戻る計算。

安い! 得した! の気分でご機嫌である。 

が・・・この2日後日本のデパートのマドリッド店にも寄る。

何と お帳場カードで更に7パーセントお引きにします・・・とのこと

エエーッ!! 慌てて買って損した~・・・の気分になる。

支配人さんが 「またここでお買いになって元をひいて行って下さい」と

またもや ついつい買う事に 夫のショルダーバックとベルトを・・・

元を引く・・ってどう言うこと? 買わなければ大儲けでは??

そうだ 今度のヨーロッパ旅行はこのショルダーバックだ~・・・。

夫もまんざらではない顔である。

でも 次はいつヨーロッパに行くの? 行きそうにもない。  

またリュックの出番かも?

ショルダーは当分お蔵入りになりそうである。 ショルダー!可哀そう! 




スペインの食事

2008-06-04 | 日常
 スペインの食事は 朝は別として 昼、夜、必ず出る物がある。

それは サラダ 大きなお皿にお決まりの野菜がてんこ盛り
それと 日本のシーチキンと同じような魚の缶詰めらしき物と
ゆで卵が必ずである。

たまに アスパラ(缶詰め)とか オリーブがのっていることも・・・

味は無し テーブルの上のオリーブ・オイルとビネガー、塩等を
好きにどうぞ・・・である。

ホテルによっては バルサミコの所もあった(これはグー)
しかし 毎日毎日 昼 夜 同じサラダには 参った! 参った!

耳がだんだん長くなり 明日は目が赤くなり 帰る頃には
ぴょんぴょん 跳ねる様になるのでは・・・と思うくらいである。

またか! またか! と言いながらもついつい手を出す。

サラダの皿を下げてからでないと メインデッシュが来ない・・・

次のメインデッシュがまた何とも お口に合わないのである。

いつもの旅 イスラム圏や発展途上国の国に行く時は必ず 
お寿司に付いてくる小さいパック入りの醤油を幾つも持参するが 

スペインは食事が美味しい・・・と聞いていたから持って来なかった。

これは大失敗であった。

醤油でもかければ 少しは美味しく食べられたかも・・・残念! 無念!

食べる・・・も お国によっていろいろのようだ。

アメリカ人は胃袋で食べ、中国人は舌で・・、日本人は目で食べるとか

はたして スペイン人は? 舌ではない気がする?? 目とも思えない?? 

スペイン人は 胃が6割? 目2割? 舌2割? これは私個人の評価である。

お陰で? 2キロ痩せて帰って来ました。 



ガウディ! ガウディ!

2008-06-02 | 日常
 気持いい天気! スペインに来て初めてのお日さまの顔である。
 まず ガウディのサクラダファミリア見学です。

昔から何度もテレビ等で見ていたせいか初めて見る気がしません。

テレビ等ではプロが最高の場所、最高の条件で撮影したのを見るせいか
素晴らしい建築物・・・! と思っていたが 本物はクレーンばかりが目立ち

中を見学すれば コンクリートの粉っぽい匂い ハンカチで口をおさえる有様
どう見ても工事現場見学です。

工事の人は防塵マスクもせず大丈夫? 我々もヘルメットをかぶらなくて
大丈夫・・・といった感じです。

作り始めて約130年 この後100年? 200年? いや本当に
完成するだろうか・・・との話もあるくらいである。

何とも気の長い話 何回生まれ変われば完成したサクラダファミリアを
見る事ができるのでしょう。

日本人の彫刻家外尾さんは20年もサクラダファミリアの彫刻に
携わっておられこの先も・・・とか 魅せられてしまったのでしょう。

彼の作品も沢山ありましたが目立つ様な、目立たない様な仕事に
人生をかけておられるようで頭が下がりました。

次は サンパウ病院です。

とても病院とは思えません。公園の様な病院で オシャレな病棟と病棟が
地下でつながっています。 こんな病院で治療してもらえば
どんな病気も治ってしまうような気がしました。

そして ガウディのグエル公園です。
60棟の住宅建築の予定がパトロンの資金が尽きて終わり 今は公園となる。
 
世界一の長いベンチであったが 日本の何処かでもっと長いのを作ったとか
どんなベンチか知らないが ガウディのは人間工学的に計算して作れており

座り心地は抜群 何とも不思議な空間である。

彼の作品は全て緻密な計算の上に作られているが 常識ではとても
考えられないものばかり、頭の中はどうなっっているのかな?

何れもユニークで面白く楽しいものばかり
時間を気にしないでゆっくり見て回ったら楽しいだろ~な~!

そして彼が事故に遭わなければもっと沢山の作品を・・・・と。

残念である。