ドバト
2015-05-01 | 野鳥
公園で足の指まで羽毛に覆われたドバトが居た
ドバトは羽色が個体によって様々だが 足の先まで羽に覆われているのは初めてだ
ドバトは野生種ではカワラバトと呼ばれているが同じ種で学術的な区別は無い
ヨーロッパ 中央アジア アフリカなどの乾燥地帯に生息し 人に慣れやすいため家禽化され 食用 伝令用に利用 愛玩用の品種も作られたものが世界中に広がった
日本では1000年以上も前の奈良時代には身近に存在していた
堂鳩 塔鳩と呼ばれていて ドバトの語源と言われる
食べ物は基本的には穀物 果実 種子 漿果など草食だが昆虫などを食べることもある
特殊能力として帰巣本能が高い
地磁気 視覚 嗅覚のデーターを脳で統合し 一つの感覚として感じ取り 飛行した地形図として記憶されている可能性が高いことが明らかになりつつあるそうだ
子育てにはピジョンミルクと呼ばれる そ嚢からでるタンパク質に富んだミルク状の乳を口移しに与える
エサの豊富な春先でなくても子育てが出来るため年に5,6回は繁殖する
卵は2個産みほとんどの場合オスメス各一羽ずつ孵化する
ペアーは生きている限り一生連れ添うと言う