トリからキノコ 自然見て歩き

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キアシナガバチ

2015-05-08 | 虫類


ハチの仲間は多い 一般にはミツバチ スズメバチ アシナガバチ等が有名だが
日本では4200種以上が知られていて まだ多くの未知種が居ると言われている

ハチと言えば毒針=刺す というイメージが強いほど毒針の存在は知られている
毒針はメスの産卵管が変化して出来た物なのでオスにはない
ハバチやクキバチの産卵管はノコギリ状に変形しているが毒は無い
毒を持つものは昆虫に寄生する細腰亜目(胸と腹の間にくびれがある)のヤドリバチ以降で 確実に産卵し幼虫が安全に育つための手段として寄主に毒を注入し 一時麻痺や完全麻痺させる

社会性狩りバチと言われるスズメバチやアシナガバチとハナバチ類では 毒針を巣や身を守るためにのみ使う
ただし 飛んできて刺される危険があるのはスズメバチやアシナガバチなどごく一部のハチで ほとんどのハチは掴んだりしない限り刺すことは無い とは言うが刺された経験からいうと 近寄りすぎた等一寸した刺激で刺すので御用心を・・
セイヨウミツバチと ニホンミツバチは針に返しが有って 一度刺すと抜ける事が多いが 他のハチは抜けずに何度でも刺せる

キアシナガバチ:漢字では黄・足長蜂(多分) スズメバチ科のハチ
名前の通り体に黄色の部分が多い
成虫で越冬し 日本最大のアシナガバチ 刺されるとかなり痛い・危険

巣は木の枝や軒下に作られ 初めは釣鐘型だが大きくなるとすそ野を広げ茶碗を伏せたような形で 木の繊維などで和紙のような質の巣
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