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レンゲソウ

2023-05-10 | 樹木 草花


一面に広がるレンゲ畑は春の田園の風物詩
可愛いレンゲソウは、水田に緑肥として栽培されていたが、化学肥料の使用で最近は少なくなった
別名ゲンゲはレンゲソウのの訛ったものとか、漢名の音読みとか言われる言われる
緑肥のほか、飼料にも使われ、ミツバチの蜜源としてもおなじみの花

マメ科の中国原産の2年草
茎は地を這って広がり、高さ20cm程になる
葉は奇数羽状複葉、小葉は7~11個有り1cmほどの倒卵形又は楕円形

花は4~6月に咲く
葉の脇から花柄をだし、先に紅紫色の小さな蝶形花が7~10個、輪状に集まって1個の花のように見える
花弁は5個あり、正面の大きく目立つのが旗弁、昆虫に知らせる旗印
その下に船の舳先のような形の2個は舟弁、大事な雄しべ雌しべを包み込んで保護している
舟弁としっかり組み合っている両脇は翼弁で、ハチの足場になっている
雄しべ雌しべを見るには、下側の4個の花弁を押し下げると、舟弁の中から出てくる