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スイカズラ

2021-06-08 | 樹木 草花


スイカズラ(吸葛)の名は、子供たちが花の奥の蜜をよく吸ったことから付いた
別名キンギンカ(金銀花)は花が白から黄色の変わることから付き、ニンドウ(忍冬)は冬でも葉が緑色を保つことからの名前

スイカズラ科の半常緑ツル性木本
よく分枝して茂り、枝は隋が早く無くなり中空になる
葉は対生で、葉身3~7cmの長楕円形 縁はあまり尖らず基部は切り型か広いくさび型

花は5~6月に咲く、枝先の葉腋に甘い芳香のある花を2個づつ付ける
花は始め白いが次第に黄色に変わる、花冠は唇型で3cmほど、細い花筒の先が唇状に大きく2裂する
雄しべは5個、雌しべは1個で花冠から長く突き出る
果実は液果、5mm程の球形で、2個づつ並んで付き秋に黒く熟す

日干しした葉や茎は、扁桃炎 口内炎 湿疹 やけど 腰痛 関節痛 かぶれ  あせも 痔疾に薬用効果がある
日干しした花には浄血 解毒作用があり、葉をお茶にした忍冬茶は利尿 健胃に効果がある
若芽 若葉は茹でて各種あえ物、油いため おひたしが美味しく食べられる
コメント
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