この時期になって来ますと、バジルに花が付き始めます。

バジルも塔が立つと葉が硬くなってきたり、黄色くなって来て次第に食べられる葉っぱで無くなって来てしまいます。
そこで、下の二枚葉の5mm上で切り戻すとまたそこから二別れして新しい枝が伸びて葉が茂ります。
これは、塔が立たなくても早い内からこうしておくと沢山の枝が生えて葉っぱも格段に沢山採れます。
さて、その葉っぱどうします?
普通にサラダで食べるという方はあまりいないと思います。
私は、少しづつ乾燥させて最後に細かく砕いて冬の間のバジルパスタに使ったりしています。
以前にも試行錯誤して見出した
「青い葉っぱのままできる乾燥方法」
をブログしましたが、再度あらためて掲載します。
先ずは、不織布に採って来た葉っぱを重ならないように置いて行きます。

不織布は2枚重ねて端をホチキスで固定してあり、その間に入れる感じです。
並べ終わったらもう1枚の不織布を被せて手で上から平らになるように撫でます。
それを電子レンジに入れますが、下に一日分の新聞紙をそのまま敷いて入れます。
葉っぱから結構な水分が出て来ますので、不織布だけですと底の部分が濡れてしまって綺麗に乾燥できなくなりますので、それを防止するための新聞紙です。
他に方法があればそれでも構いません。
理屈が分かれば代替品は色々思い付くと思います。
(これが本ブログの良いところ、かな?)

強さは600W

時間は一分間

最初は、この時間では一回で乾燥しない可能性が高いですが、一回終了したらレンジのドアを開けて蒸気を排出して1分以上放置して自然乾燥を促します。
それでもまだカリカリにならない場合には追加で30秒掛けてまた1分置いてを繰り返してカリカリにします。
!!!重要!!!
連続で数分掛けたり、休憩無で1分加熱を何度も続けると新聞紙が燃えたりするので充分に気を付けて自己責任で管理してください。
(出力を弱くすると黒い葉っぱになってしまいます)
多分、2回目以降になって行くと、新聞紙の水分も無くなって来て1分+30秒でカリッカリの緑色の葉っぱになると思います。

ただ、同じようにしているのにどうしても真っ黒い色した葉っぱになる物が出て来ます。(不織布で挟まないと殆どが真っ黒い葉っぱになります)
電子レンジのマイクロ波の当たるムラが原因なのか?
黒い葉っぱになるのは殆ど乾燥しきれなかったものです。
もしかすると、葉っぱを少し日陰で干して少し水分を抜いてからにすると良いかも知れません。
(天日だけで完全に乾燥させようとすると黒くなってしまいます)
今後の実験で確認できましたらお知らせします。
こういった葉っぱは除外しておきます。

青くて気持ち良く乾燥出来た物を逐次、密閉容器に入れて溜めて行きます。

一度に沢山採れなくても、塔が立ったら採って来て少しずつ増やしていきます。
密閉容器が一杯になったらミル等で粉砕するか手で砕いたりして細かくすれば出来上がり。
私は網を使って砕いたのが一番良いと思っています。
生バジルが無くなった冬でもバジル料理が出来ます。
それなりにバジルの香りが楽しめます。
売ってるバジル粉って、お好み焼きに使う青海苔粉みたいな感じですが、凄くお高いですよね。
実験を何度も重ねながらやっと上手く出来るようになったこの乾燥バジルは、殆ど売ってるのと同じ感じに出来ます。
できるだけ自給自足をしたいですね。
是非試してみてください。
実際やってみないと分からい事って沢山有るんですよ・・・
それがノウハウってものです。
--- 今日のフラワーアレンジ ---
丁度この時期は花苗の切り戻しの時期になり、フラワーtomoカップの出番が多いです。

丁度この時期は花苗の切り戻しの時期になり、フラワーtomoカップの出番が多いです。

切り戻しで短く切った花も「フラワーtomoカップ」ならご覧のように綺麗に挿せます。
折角咲いた花ですから、捨てずに綺麗に飾りましょう。