nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

判断・選択の日々

2023-04-18 08:33:04 | ビデオ編集
人は日々、刻々と二者択一、取捨選択 の連続で生きています。

選択をするには情報が必要で、論理的判断も有りますが「何となく」の魂の選択もあります。
誤った情報による選択の可能性もあるし、「何となく」の方が後々助かったりすることも多々あります。

ビデオ編集は高密度な選択機会の集合体です。


でも、どの映像を選択するか?ほとんど迷い無く選択できます。
ほぼ魂の選択によるものかな?

動画のカット位置、構図、順序、尺、物語り性、リズム感、音量、BGM、テロップ。
全体の尺も出来上がってみればほとんど予定どおりの尺になります。

私のブログに使う写真もストーリーに沿った必要最小限の写真の選択から始めます。
文章も会社員だった時、プレゼン資料を沢山作っていたので「簡潔に読み手に分かりやすく、難しい漢字は敢えて使わない」を基本に言葉選択しています。(時々くどいブログもありますが・・・)

何をするにも「判断・選択」によって行動をして、その結果によって更に新たな選択の機会が生じて、永遠に判断・選択をし続けて未来を作っています。

この判断・選択を他人に任せっきりの人も多い気がします。
多分、そんな方は多くの不平不満を抱えることになり、自分の意志で判断・選択をしている人は楽しい人生を歩んでいるのかなと、卒業のビデオ編集をしていてふと頭をよぎりました。

私が創っているのは「卒業」ビデオと云っても「卒業式」ビデオではありません。
3年間の様々な行事などを織り交ぜて、想い出映像1時間、卒業式関連1時間の約2時間ビデオとして構成しています。
自分で云うのもなんですが、飽きずに2時間あっという間に見終えてしまいます。
特に今回の卒業生は3年ぶりに京都奈良の修学旅行が再開されたため、それらの映像も華を添えています。

これを趣味で24年間作り続けて来ましたが、子供たちの学校生活は今も昔も何時も活き活きした姿です。
大人である私達もこうありたいものですね。

一つ作り終え、もう一つ別な作品を手掛けている最中なので、私の没頭時間はまだ暫く続きます。
この没頭時間が異次元にいる様で楽しいです。

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25P動画のブルーレイ(60i)適用

2022-04-25 20:58:48 | ビデオ編集
この記事は私個人のノウハウ記録またはマニア向けですので、大方スルーして頂いて良いと思います。

今回の学校の卒業ビデオ編集においては、先生方に撮って頂いた校内での動画も盛り込んでいます。
ところが、その頂いた動画を盛り込んだ部分がやけにカクカクした感じで、違和感があります。
原本ファイルを確認すると、サイズ720(一応ハイビジョン)で25P(プログレシップ)になっています。
普通、ブルーレイ出力時は60ⅰ(インターレース)で作成します。

1秒間にたった25枚の静止画での動画ですからカクカクするのは仕方ないです。
多分、撮ったカメラの設定がNTSCではなくヨーロッパ仕様のPALになっているのだと思います。
シネライク的に撮る時には24Pだったりしますが、25Pは日本ではなじみが無く、始めて見ました。
まさかそんな設定で撮られるとは思いもしませんでした。

しかし、もう時は過ぎて与えられた条件で何とかしないといけません。

半日かけて様々な方法で模索した結果、かなり追い込めました。

ネット上検索しても出て来ませんから多分この様な事態に遭遇した方は少ないのでしょう。
その方法を記載します。

まず、25Pの動画をPremiereでMPEGファイル指定で60Pでプログレシップ出力します。
そもそも今回の原本動画スペックは720Pなので、そんなに気張る必要は無いのでとりあえずビットレート20MBps程度(18MBpsでもオーバースペックかと・・)のCBR設定でフルハイビジョン設定で書き出しました。
(もちろん、画面サイズはPremiere内でフル画面に伸長しています)

プロファイルは一応「ハイ」指定にしてあります。

この状態で該当部分のみを一旦MPEG2ファイルに書き出しておいて、それをまたPremiereに取り込んで、プロジェクトに適用します。

編集された前後の元々フルハイビジョン撮影の動画と共に1920×1080/60ⅰのH.264コーディックでブルーレイ用ファイルに書き出すと、かなり滑らかな動画になりました。

他に試した方法としては、25Pを96%速度ディユレーションして30Pぽくしてから60Pにしてみましたが、全く変化なし。
先日のエコー機能を使って前後のコマを重複させて滑らかにならないかなども実験しましたが、動きがボケた感じになって思った結果にはなりませんでした。

とりあえず、最初に書いた方法で動きがカクカクする状況が半減できたので記録ノウハウとしてブログしておきます。

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続編! Encore Blu-ray書き出し時、ビットレートエラー 「video buffer underflows.total bitrate is too high near time」

2022-04-22 21:29:40 | ビデオ編集
先日ブログしたAdobe EncoreによるBlu-rayオーサリングの書き出し時のエラーにより書き出しが出来なかった件について、時間的余裕が出来たのでとことん原因究明してみました。


PremierePro のプロジェクトを半分に区切ってファイル出力したものをEncoreに入力してオーサリング処理してエラーになった半分を更に半分にして絞って行きました。

最後まで絞り切る前に気が付きました。

4K映像だ!

実は、作品の前半部に4Kで撮った映像をハイビジョンに混在して入れてありました。
当然4Kはハイビジョン規格ではオーバースペックで高ビットレートエラーになります。

しかし、本来ならH264エンコード時にハイビジョン規格に揃えてくれるはずなのですが、エンコード処理のバグなのだと思います。

音声だって、本来0dBを超えた部分(拍手などの破裂音)は歪としてそれ以上の値にはならないはずなのに、エンコード結果において0dBを超えたデーターで出力されたりします。(表現が難しいですが、実際には他の部分をー3dBにしているのに元が0dBを超えていた部分がそのままー3dBを超えて出力されると云う意味で0dBを超えた数値には成り得ません)

ただ、音声はグラフ化出来るので飛び出た個所が直ぐ目視で確認できますが、画像にはそのような機能が無いので目視で確認することが出来ません。

まあ、人間が作ったソフトですから何らかの抜け道があって、実際に規格外の高ビットレートになってしまう事も有るのでしょう。

しかし、過去にも4Kファイルを混在で使っても問題は起きなかった事から、今回自転車レースの映像を入れたので、被写体全体の動きが高速で対応しきれなかった可能性があります。

今後その様なエラーの時には一旦 H264の高めのCBRでのハイビジョン規格化にしたものをアセットとしてPremiereに入力してあげる事で、編集プロジェクト全体としては H264コーディックでのVBR処理が正常に処理可能です。

高ビットレートエラーの要因としては他にも有るかも知れませんが、今回の場合においては明らかに上記方法で排除出来たので4K映像が原因だった事は明らかです。

------------
●Encoreでの高ビットレートエラー時のまとめ

原因:4K映像をH264エンコードでVBR指定でハイビジョン規格にする際に動きが早い映像だとハイビジョン規格を越脱する可能性がある。

対処:4K映像を一旦高め(25Mbps等)のCBR指定でエンコードしてハイビジョン規格に統一したファイルをPremiereのアセットとして使用する。

あ~っ!スッキリした!

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古い水銀灯で強烈なフリッカー

2022-04-20 23:54:56 | ビデオ編集
今年初めてご依頼のあった学校の卒業式の撮影後に酷いフリッカーに愕然。

大昔だったら必ず気を使っていたフリッカー問題でしたがうっかりしていました。
校舎は奇麗なのですが、体育館はかなり古い建物で体育館内の照明は旧式の緑色の強い水銀灯が使われていました。
これまで撮影していた学校では10年程前に体育館を建て替えて新しいタイプの水銀灯で、カメラ側もフリッカー対策されているので全く意識せずともほぼフリッカーレスで撮れていて、その様な事態は脳裏から全く消えていました。

フリッカーとは関東以北の交流が50Hzでビデオカメラの基本周波数が60Hzのために蛍光灯や水銀灯の様に点滅照明の時にビデオ画面が明暗のチカチカが生じる現象です。
今のビデオカメラはフリッカー防止機能がありますが緑色の強い昔の点滅の強い水銀灯で、しかも舞台のバックに水色のカーテンが全面にあって水銀灯の明かりを強く反射する環境下には対応しきれない様です。

本来の対処は、ビデオカメラ側のシャッタースピードを50Hzにマニュアル設定する事で防げる話です。

しかし、後でその事に気が付いてもどうにもなりません。
(カメラのモニターではフリッカーは気が付きませんでした)
8台のカメラで撮りましたが、体育館全体は問題ないのですが舞台が写り込んでいる5台の映像は全て舞台部分だけフリッカーが出ていましたので、舞台上の水銀灯に問題が有るのだとは思います。


しかし、卒業証書授与の場面で舞台裏の青いカーテンが派手にチカチカ点滅して顔も多少なりともチカチカして見苦しい限りです。
どうにかしたいです。

調べていくと、有料の2.5万円以上もするPremiere用のプラグインソフトが売られている様です。
でも、これはちょっと高すぎです。

更に調べていくと・・・・

Premiere内の機能である程度フリッカーを押さえる事が出来ると云った記事を発見。

早速試すと・・・・

その方の書かれたとおりの値で実験すると確かにフリッカーはかなり気にならなくなりました。
しかし、動きのある場面では残像が残って今度はそちらがフリッカー以上に不自然で使えません。
どうやら、前後の数コマを重複させて明暗を平均化させてチカチカを低減するようです。
なので、動きがあると残像の様に見えてしまいます。

一旦は諦めたのですが、他に手が無かったので値を様々変えて何十回も実験をした結果、良い状態にすることができました。

Premiereタイムラインの動画をクリックしてエフェクトの項目から「時間」「エコー」を適用します。


適用した「エコー」機能をエフェクトコントロール画面でそこの値を以下の様に設定します。

この状態で僅かにフリッカーは残るものの全く気にならないレベルまで消え、しかも動きのある場面での残像も生じなくなりました。

「エコー時間」の「0.001」にはマイナスを付けて「ー0.001」にしないとダメです。
数値だけでなく、「エコー演算子」の「後ろに合成」の設定も重要です。

本当に良かったです。

この解決にも一日を費やしました。
この様な地道な対応でのノウハウ蓄積が良い作品作りに繋がって行きます。

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Encore Blu-ray書き出し時、ビットレートエラー 「video buffer underflows.total bitrate is too high near time」

2022-04-20 23:33:21 | ビデオ編集
久々の書き込みです。

3月の卒業式シーズンでビデオ収録と同時に当然、編集作業が付いて来ます。
今年はご依頼の学校が増えたので、ブログどころではなくなりました。

やっとサンプル品が出来あがって先生に内容チェックをして頂くところまで来て一段落しましたので、ぼちぼちブログも再開して行こうと思います。

ところで、今回の編集作業で二つもの問題が発生し、対処したのでノウハウとして記録に残しておきます。

----
Encore6.0での Blu-ray書き出し時、ビットレートエラー
「video buffer underflows.total bitrate is too high near time」
で処理が中断して進まなくなりました。


久々の新たなエラーに困惑。
Premiereで書き出した動画内に高ビットレート個所が有ると言ったエラー内容です。

他のファイルを読み込んで同様に書き出しても発生しないので、Encoreのプロジェクトの問題ではなく、今回の作成した動画ファイル特有の物の様です。
Premiereでの動画書き出し条件は以下のとおりです。

 H264 18MB-24MB VBA

なお、指定ビットレートを変えても事象は発生します。

ネット検索すると、同じエラーに対する質問記事は出て来ましたが、原因と解決策の記述はありませんでした。
この様な「困った」だけの書き込みで終了してる情報は沢山あります。
その後自己解決したとしても結果を残さないんですね。
他人に助けを求めるのに自分が得た有用な情報は出さないと云った人が多い様です。

私は対処方法を特定しましたので開示します。

原因を特定するには、多分どこかの場面で何らかの原因が存在していて結果となって表れているものと思いますが、約2時間の動画のどこかを特定するのは至難の業です。
半分づつに区切って絞り込んでいくしかないと思いますが、モニタ画面で見る限りでは何の問題も無いので、そこまで時間を費やす必要もありません。

:::対処方法は至って簡単でした:::

Premiereの出力指定をVBR(可変ビットレート)指定からCBR(固定ビットレート)指定にして解決しました。

 H264 22MB CBR

CBR22MBでも25GBのブルーレイディスクに収まりましたのでハイビジョン画質的にも何ら問題はありません。

分かってしまえば「簡単」の一言ですが、様々な実験を重ねた結果の事で、解決には一日が潰れました。

次回はもう一つの問題について・・・
もっと厄介でした。

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クリスマスコンサート2019第二弾

2020-05-24 08:15:35 | ビデオ編集
先日、白河駅構内の「えきかふぇSHIRAKAWA」で昨年12月に行われたクリスマスコンサートの動画の一部をUPしましたが、今回は普段オカリーナ講師として活躍している貝塚さんの演奏を二曲UPしました。
「エーデルワイス」と「私のお気に入り」です。

これらは、既に出演者の方々に配布するために作成したDVDの一部の焼き直しです。


でも、演奏者の後ろに有った赤い字で書かれた 「通話禁止」 の張り紙が非常に目障りで雰囲気が壊れるため、YouTube用にこの文字を消すことに挑戦しました。
(前回のUP動画の時は人数が多かったので、人の陰になって見えなかった)

一般的にはぼかしを入れるところですが、文字の前を演奏者が左右に横切ると、演奏者の体もボケてしまって違和感を感じるので、試行錯誤してはや1週間。
何とかその状態を打破したものの、逆にボケた部分が気になって、本末転倒状態!

ちなみに、修正前のオリジナル映像はこんな感じです。

「通話禁止」? 「演奏禁止」みたいな・・・

諦めかけた2日前の夜、すご技のアイディアが突然脳裏に閃きました!
こんな方法、ネットで検索したって出て来やしません。
ヒントはアルファチャネルとサンドイッチです。
これで分かる人は分かるかも知れませんね。

どんなことも諦めずに続けると、「失敗」が「成功」に変わります。
これまで何十回と経験して来た事実です。
試練は楽しむためにあります。

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今時ですが、クリスマスコンサート動画を載せました。

2020-05-01 21:53:38 | ビデオ編集
昨年末に行われたオカリナグループのクリスマスコンサートでしたが、編集動画をYouTubeへのUPをお願いされていました。
しかし、学校の卒業ビデオの編集に追われたのとコロナ騒動に気持ちが持っていかれた事で遅れてしまい、やっとこちらにも手が付けられる状態になりました。

このグループでは過去にも何度かクリスマスコンサートは実施していますが、これまでは開催が平日だった事もあり、年末で忙しくて頼まれても撮影に行けませんでした。

グループとして6曲、先生が9曲演奏しました。
駅の改札脇のCaffeでの演奏会でしたが、今に思えば年末だったから出来たもので、現状では全くこのような事は出来ないですね。
そんな思いからYouTubeにUPしました。
今回はグループ演奏の中から2曲を一まとめにしての投稿です。
・あまちゃんオープニングテーマ
・いつくしみ深き

あまり無いオカリナだけの合奏です。
暇つぶしに試聴して下さい。

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オカリーナ演奏会のYouTube投稿(歌の翼に)

2020-02-04 18:00:09 | ビデオ編集
先日に引き続いてオカリナ演奏のビデオをYouTubeに載せました。
今度の曲は「歌の翼に」です。
演奏者ご本人も気に入っていますが、良い曲です。


本来なら作成原本は5.1CHサラウンド音声なのですが、YouTubeに載せるとステレオにされてしまってリア音声がミックスされて意図した音にならないので載せる前にステレオ音声で出力してあります。

このところ久々に動画をYouTubeに載せるためにYouTubeを見ましたが、以前に載せた男鹿半島へ旅行した際のなまはげ太鼓の動画に対して、昨年4月くらいだと思いますが、「山川大介」さんという演歌歌手の事務所から動画の一部を使わせて欲しいと云ったコメントが入って居たようです。


見て居なかったので全く気が付かず、今になって分かりましたが既に遅しで、調べたところ私からの返答が無いので既に違う映像を使って新曲を昨年5月にUPした様です。
曲名が「なまはげ太鼓」という曲名の様で、バック映像にまさしくぴったりの物だったんでしょうね。
メールで来れば漏れなく対応出来たと思いますが、残念でした。

震災直後と数年前にも似たような話がブログ掲載の写真に対してありましたが、後者は先方からアクセスが来たのにこちらから連絡付かずで、相手が画像を使ったのかどうかも良くわかりませんでしたので眉唾ものという感じで居ましたが、

結構、見ている方って居るんですね。

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オカリーナ演奏会のYouTube投稿(キラキラ星変奏曲)

2020-02-02 20:10:52 | ビデオ編集
昨年11月に行われたオカリーナ演奏会ですが、もう13回目になりました。
第1回から13年間欠かさず撮影、編集して来ましたがこの定期演奏会の動画は一度もYouTubeへ載せたこと無かったのですが、ご依頼を受けて一曲載せてみました。
貝塚さんの演奏技術とオカリナの素朴で優しい音色が心を癒やしてくれます。
興味の有る方はご覧になって下さい。


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Adobe Encoreでの「内部ソフトウェアエラー」

2019-11-23 22:04:42 | ビデオ編集
今ビデオ編集の真っ最中ですが、今まで見た事の無いエラーでDVDのオーサリング作業が中断。
「内部ソフトウェアエラーです。:Vobulator\BlockPlanner\BlockPlanner.cpp,line 217」

ググッてみると、Encoreの再インストールや何をやっても直らない等の記載がヒットします。
恐らく、この手のエラーはそのプロジェクト個体の問題で、そんな再インストールとかのソフトの問題ではないとこれまでの経験側から判断します。
試してみると、同じプロジェクトでブルーレイをオーサリングすると正常に作成できます。
更に、ネット検索のキーワードを変えながら探っていくと、それらしいものを発見。

BlockPlanner

どうも、このフォルダー系で内部エラーの時ってチャプターに問題があるらしいです。

実際、今回作成したプロジェクトを確認すると、ありました。
チャプターが5箇所で非常に隣接して設定されていました。
タイムラインを拡大しないと殆ど判別付きませんでしたが、殆ど重なっているのでチャプターの番号が一つ飛んでいるように見えたので分かりました。

自分では全くそのような設定したつもりないですが、動画アセットを入れ替えした際に若干チャプターポイントの位置を修正したのを思い出しました。
恐らく、ファイル入れ替えした際に以前のマーカーが残っていて、ほんの僅かに調整し直したマーカーと隣接して設定されてしまったのかも知れません。

それらの5箇所の非常に隣接する不要マーカーを削除したところDVDオーサリング処理でもエラーは発生しなくなりました。

逆にブルーレイが作れてしまう方が不自然かも知れません。
また、欲を言うならエラーの表示をもっと具体的に「チャプター位置エラー」とかにして欲しいですね。

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ブルーレイビデオのハイレゾ音声

2018-10-09 15:55:09 | ビデオ編集

最近は、どこもかしこも「ハイレゾ音源」に沸いています。

でも、本当にそれを聞き分けられる人はどれ程いるのでしょうか。

昔SACD(ス-パーオーディオCD)が一時的に流行った頃、高域は高域ノイズだけで実際の音楽の音声はCDと変わらない様な粗悪なソフトがかなり出回っていて、SONYの数寄屋橋ショールームで当時高性能な高額アンプとヘッドフォンで何本ものSACDを聞かせて頂いた時にははっきり云ってびっくりしました。

そもそも、SONYのショールームにそんなもの試聴用として置いておくなよ!と言いたい感じですが・・・

普通の人が聞いてもたぶん分からないだろうし、「SACD」と書いてあるだけでいい音聞いているような気になっているのだと思うけど、私の耳には明らかにその粗悪品の違いが分かりました。

当時は、周波数分析する装置なんて一般の人は持っていないし、目で確認することは出来ませんでしたが今はPCのソフトでいくらでもその状況を視覚的に確認出来るのでごまかせませんよね。

--

私は10年以上も前から生録は「96kHz24bit」で収録し続けているのに、DVDビデオ用としてはドルビーやAAC圧縮により音変換を余儀なくされて来て、ブルーレイビデオも同じファイルを適用してきました。

ブルーレイディスクには、リニアPCMも書き込んで再生できる仕様があると最近話題に取り上げられることが多くなって、ビデオにも適用できるのか確認しました。

確かにブルーレイビデオでも圧縮をしない「リニアPCM」の適用は可能でした。

それで、先日のブログにもハイレゾ音源をビデオに使えると書きました。

実際に96kHz24bitのファイルをBDオーサリングソフト「Adobe Encore」に設定するとエラーも無くブルーレイビデオが作成できました。

ところが、昨日になって新しいビデオデッキが届いて確認試験のためそのディスクで音の確認をしたら、音がなんか詰まった感じで伸びやかさがありません。

デッキの表示を確認したら・・・「ドルビー」と表示されているではないですか???

良く良く確認したら、「Adobe Encore」上には、「96kHz24bit」の音源に対して詳細事項に「トランスコードされていません」と出ていました。

これは、トランスコードしないと使えないファイルだよと云うことを示しています。

そのため、自動で勝手にデフォルトのドルビー圧縮に変換されていたようです。

更に調べていくと、ブルーレイビデオに使えるのは「リニアPCM」でも、「48kHz16bit」のWavファイルのみでした。

CDは、「44kHz16bit」なので、周波数特性的にはCDを上回りますが、実は「48kHz16bit」までは「ハイレゾ」とは呼ばない様です。

残ねーん!!

最近話題のハイレゾ音源がブルーレイディスクで適用できるというのはあくまでも音声ファイルだけを扱う場合の「Blu-ray-Audio規格」のみの様です。

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しかしですよ、これを機にいろいろ試して改めて音を聞き比べてみたので、その結果を下記に載せます。

自分で生収録した楽器演奏のファイルをいろいろ変換して確認しました。

音声の時間軸の場所は全て同じ時間軸のところでサンプリングしています。

 

1.生録そのままの「96kHz24bit」サンプリングの音源

気持ちよく40kHz以上まで高域にノイズでない「音」が乗っていますね。

実際にヘッドフォンで聞いてもスッゴく伸びやかで気持ちがスカーっとするいい音で、これぞハイレゾって感じです。

生演奏そのままを聞くことが出来ます。

 

2.「48kHz16bit」へダウンコンバートした音源

ソフトの仕様上、48kHzサンプリングなので音声周波数的には24kHzまでしか表現できないため、上限のそこまでしか横軸の表記は有りませんが、ディジタルの世界はアナログのレコードと違って決められたデータ値以上の音は一切出ませんからそうなっています。

聞いた感じでは、こちらも同じく圧縮していないピュアな音で、96kHzサンプリング時と聞き比べてもそんなに差がはっきり出ませんでした。

でも、静かな演奏でしかも高域があるような場面では、「96kHz16bit」の方が滑らかな感じでこちらはどこかかすれたようなザラついた感じに聞こえました。

ここまでのスペックになると使っているアンプやヘッドフォンの性能がかなり影響しますから何とも云えません。

因みにヘッドフォンは、モニター用としてプロの現場で当たり前に使用されているSONYの「MDR-CD900ST」で、スペック的には20kHzまで出せることになっています。

 

3.「96kHz24bit」の音源を元にドルビーの「256kbps」のスピードスペックでAC3ファイルに変換

20kHzで完全に落ちてますね。

私の場、ドルビー変換はドルビー社の正式ライセンスを取得してそのソフトで行なっていますが、伝送速度の設定だけでサンプリング周波数の設定項目が無いのでこのような結果になっているのは今回の実験で初めて確認出来ました。

実際の音は・・・・

高域、中域的含め全体的に詰まって聞こえます。

表現が難しいのですが、リニアPCMの音は目の前で楽器が鳴っている感じでしっかりしていますが、圧縮音源は頭の上のほうで鳴っている感じです。

周波数的には20kHzは「超音波」の域の出発点ですからもっと良い音に聞こえても良さそうですが、残念ながら「圧縮」してファイルサイズを小さくしてDVDビデオ動画側にディスクの割り当てを多くするために開発されたモノなので、「圧縮」=「データー間引き」が行なわれる関係で音が詰まって聞こえます。

 

4.「96kHz24bit」の音源を元にドルビーの「640kbps」のスピードスペックでAC3ファイルに変換

見てのとおり、「256kbps」のスピードスペックと見た目同じですね。

実際の音も殆ど「256kbps」のスピードと変わらず、詰まった感じです。

でも、静かな曲調部分で確認すると、「640kbps」のスピードの方が詰まり感が少し和らいでいるのが分かりました。

--

今まで、ここまで聞き比べて正確に確認したことは無く、音の艶やかさ違う事だけは認識していた状況でした。

結果的には、普通の人が聞く環境のテレビのスピーカー的な、「アンプ、スピーカー、その人の耳の性能」からすれば、「256kbps」のスピードでのドルビー圧縮音源でも恐らく何の問題も無いと思います。

でも、それなりの機器環境、耳を持っている人は絶対に「96kHz24bit」サンプリング非圧縮ファイルと、ドルビー圧縮ファイルの違いは聞き比べなくとも分かると思います。

残念ながらブルーレイビデオディスクの音源としては「48kHz16bit」にせざるを得ませんが、「非圧縮」の音質への影響は大きく、適用する価値は十分にあります。

結局のところ、市販ブルーレイビデオでは、「96kHz24bit」サンプリングの物も販売されて居るようですし、私がオーサリングに使っているAdobeEncoreの仕様で「48kHz16bit」しか扱えない可能性もあり、ネット検査しても汎用性のある規格はいったい何なのかはっきりさせることは出来ませんでした。

追々、情報を入手できたらブログしてみます。

まあ、どちらにしてもDVDディスクへはこれまでどおりドルビー圧縮のファイルを適用するしか無いので音質は我慢するしかないですね。

--

なお、デッキで聞き比べるためにAdobe Encoreで、ドルビー音源とリニアPCM(LPCM)をそれぞれブルーレイビデオの2つのチャンネルに割り当ててディスクを作ると、ドルビーファイルは「トランスコードしません」と云うデフォルト設定にも関わらず、勝手にPCMに変換されてディスクに格納されてしまう様(高スペック側に合わせる?(WAVになるだけで音質は変わりません))で、ドルビーで圧縮してブルーレイディスクの容量を減らす目的にはならないようです。

デッキ側の表示もどちらのチャンネルも「PCM」となってしまいます。

何時もは、ドルビーの2CH音源と同じくドルビーの5.1CH音源を2つのチャネルに割り当てて来ました。

この状況だと、リニアPCMの2CH音源とドルビーの5.1CH音源を音声チャネルにそれぞれ割り当てた場合、どんな風になってしまうのか確認が必要です。

 と、云う事で早速確認すると、なぜかこちらはリニアPCMとドルビーファイルのまま変換無で書き込まれました。

結果的には良かったです。

この辺は、AdobeEncoreの仕様の部分でしょうから何とも事実を確認するだけになってしまいます。


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久々のブルーレイデッキ購入

2018-10-09 10:44:45 | ビデオ編集

先日ブログしたブルーレイデッキの故障の件で、早速パナソニックのディーガ(DMR-BRW1050)を購入しました。

中身はこんな感じ

で、本体は・・・

超薄いし、奥行きがかなり短い。

古いデッキと並べてみました。

ちょっとボケてしまいましたが、埃が目立たなくていいかも・・?

横幅は殆ど同じだね。

古いデッキもDVD再生は可能だし、HDDへの録画や再生も可能なのでこのまま使い続けます。

--

やっぱり、10年もの歳月はかなりの進歩を機器にもたらしており、凄いですね。

・外出先からでもスマホで録画予約できる。

・録画したビデオもスマホで見れる。

・生番組もディーガのチューナーをネット通してスマホで見れる。

・スマホで機器制御ができる。

・・・・等々

DLNAサーバーになるため、いろんな使い方が出来ます。

ディーガの場合、今回買ったDMR-BRW1050より上位機種との違いは同時利用のチューナーの数だけで、それ以外の機能は皆同じ。

私は2チューナーで充分なのでこれにしましたが、3チューナとか5チューナーで同時に沢山の番組を録画したい方はそちらをどうぞ。

この下位モデルには、LANやDLNAの機能が無いので上記の様な使い方をしたい方は注意してください。

 

前回ブログした際に、ヘッドフォン端子の話を書きましたが、ヘッドフォン端子はありませんでした。

また、ハイレゾ音源のビデオ適用についても誤解があったようで、別途詳しくブログします。

コメント (2)
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ブルーレイデッキが壊れた

2018-10-03 21:48:19 | ビデオ編集

先週、ある依頼の音楽演奏収録ビデオが完成したので動作確認をしようとしましたが、SONYブルーレイデッキ(BDZ-L95)でディスクが認識できずにエラーとなりました。

今回のブルーレイディスク作成に当たっては、今までに無い2点もの大きな新規機能を盛り込んでいたし、同じ作品のDVD版は問題なく再生出来たので、作成したブルーレイディスク側に問題があるものだと先入観が働いてしまって、5回も内容を変えながら試し作成をしてしまった。

早1週間が経とうとした2日前の事、過去に作ったブルーレイディスクを再生してみたら・・・

あれ? 同じエラーで読み込みできない。

2,3枚別なブルーレイディスクを挿入してもどれも駄目。

えーっ! ブルーレイディスク用のセンサーでも壊れたみたい。

知り合いの方の依頼ビデオだったので昨日訳を話して新規機能を盛り込んだブルーレイディスクを手渡して再生確認をしてもらうことにしました。

まだ連絡が無いので分かりませんが、恐らく問題なく再生出来ていると思います。

 

でも、困った!

これからビデオ収録の季節となり、作った作品の動作確認のためにはブルーレイデッキは不可欠。

修理費用についてSONYのHPで調べてみると、なんと最低25,000円でそれ以外に部品代が掛かるという。

BDドライブ交換だとした場合、その部品代って7千円くらい??? もっとかな?

3万円は優に超えそうです。

 

これじゃあ最新の新品デッキが買えちゃうじゃないですか。

 

先日、高額なサイコン買ったばかりなので、この場に及んでかなり痛い出費です。

でも、いたしかた無いですね。

 

いろいろ情報を集めて比較しましたが、DLNA接続が出来て無線LAN接続にも対応でき、スマホとの連携も容易に出来るパナソニックの「おうちクラウドディーガ(DMR-BRW1050)に決めました。

このデッキ、実はハイレゾ音源にも対応していて、今回の新機能(自分の中での)追加の一つはこのハイレゾ音源ファイルの起用だったんです。

神様は良く見ておられる。

私の意向がそちらに向いているので、古いデッキを壊してくれたんですね。 しかもブルーレイ機能だけを。

そもそも、DVDでは容量的にもハイレゾの音声ファイルをビデオ動画と一緒に入れるスペース無いし、対応していないですからね。

ブルーレイディスクに限っての特典となります。

まあ、ハイレゾ対応デッキと云っても、デッキから音が出るわけじゃなくHDMIを通じてアンプを通してスピーカーから音を出すので、あまりデッキ側の性能は関係ないですが(ディーガのハイレゾ対応とはハイレゾ音源もHDDに格納できますということを云っています)、ハイレゾファイルの格納が出来ると云うことは予想ではヘッドフォンでデッキのヘッドフォン端子から直接聞く場合には、それなりのスペックを維持できるヘッドフォンのアナログ出力になっているものと推測しています。 期待したいですね。

 

私の場合、ずっと10年以上前から録音は96kHz24bitのハイレゾ(リニアPCM)で録っていましたから、DVD用にはドルビー圧縮掛けたりAACでも同様ですが結局高域が潰れた音源にせざるを得なかったので、とても残念な思いで居ました。

でも、これからはブルーレイディスクの音楽演奏収録ビデオに限ってはオプションとしてハイレゾ音源を収録していきたいと考えています。

それなりの音響設備を持っている方(耳も含めて)なら明らかに圧縮音源とハイレゾ非圧縮音源での再生時の高音域の伸びやかさと空気感の違いをまざまざと感じることが出来ると思います。

特にアコースティック楽器演奏系におけるその違いは絶大です。

現場での生音そのものを感じることが出来ます。

過去に作成したビデオの音源も最終段階まで全てハイレゾのまま音編集して、最後にドルビー圧縮によるビデオ音源や、CDの44KHz16bitにダウンコンバートしていましたから、ブルーレイビデオディスクに関しては過去の作品も再度リメイクしたい気分です。

まあ、超音波の20KHz以上の高域を聞くことが出来る耳を持った私の拘りでしか無いですが、そうでない一般人の方でも雰囲気が少しでも違って聞こえたりするんじゃないかと期待しています。

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YouTubeの動画が消えた

2016-12-20 21:57:56 | ビデオ編集

昨年1月にYouTubeにUPした動画が一つ忽然と消えて無くなった。

夏くらいにはまだあったのだが、先月11月に「なまはげ太鼓」をUPした際に無くなっている事に気が付いた。

無くなっていたのは「たまち蔵屋敷」で行なわれたオカリーナ演奏の「フーガ・ト短調」でジャズライクな演奏が気に入っていた。

著作権的に何か問題があれば事前にメールで通知が来るし、音だけ消されていたりするのだが、何も前触れなく消えていた。

数年前に、花火大会の花火の映像を載せていたら、大会会場でバックに流れていた楽曲が著作権に掛かるとしてソニーからYouTubeが申告を受け、音を消されてしまった事があるが、その時もYouTubeからメールが届いてその旨の通知があったし、いきなりファイルが消えてスノーノイズの画面になってしまう事はない。(しかし、花火大会の会場で音が反響してハッキリ言ってまともに歌詞なども聞き取れない様な音に対して良く申し立てをしくるものだと感心した。花火を中心に編集したので、そんな会場の音楽などぶつ切れ状態だったのにね。嫌がらせにも感じる)

いろいろ調べたところ、YouTube側でストレージの不具合によって動画データが消えてしまう事も時々あるようで、大抵の場合は数日後には復旧するらしいが、バックアップの有無等は分からないが、復旧すら出来ずにデータ消滅してしまう事も稀にあるようだ。

1ヶ月程度様子を見たが、復旧する様子も無いので、再度UPし直した。

それと、過去のフルハイビジョン投稿動画含め全てのUP動画の画質の選択肢から「1920」のフルハイビジョンの選択肢が無くなってしまった。

現在は最大で720Pまで。

以前にフルハイビジョンでUPした月食の動画で、月の裏側から星が現れる瞬間の映像が解像度不足で星がボケてしまい星自体が良く分からなくなってしまった。

1920の解像度が有った時には星もくっきり見えていたのだが・・・

まーッ、しかしYouTubeには動画が毎日凄い数UPされる訳で、そのデータを格納するストレージの数はきっと膨大な数が必要になるだろうと想像が付く。

なので、その様なデータ量の制限やストレージの故障は仕方ないとは思うが、解像度の変更に対してはどんな周知がなされたのだろうか?

私は全く知らなかった。

少なくとも前回の皆既日食時には明らかに1920で動画は見れていた。

これから4K時代になったらどんな事に成るんだろうか?


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EncoreCS6 ビルド実行時、「書き出すファイルが見つかりません」のエラーで中断

2015-01-10 00:22:50 | ビデオ編集

時々、EncoreCS6で ビルド実行時、「書き出すファイルが見つかりません」のエラーが出て処理が中断してしまう事がある。

一度このエラーが出ると、Encoreを再起動しても直らないので、これまでは諦めてそのプロジェクトを捨てて新たにProjectを再構築していたが、再構築には手間がかかるので、何としても解決したかった。

そこで、事象面の原因の特定をした。(真の原因は分かりません)

この事象は、必ずビルド実行開始後にビデオファイルのインポート処理完了直後に発生するので、ビデオファイルのインポートは完了したものの音声ファイルのインポート開始時にエラーとなっている物と仮定。

タイムライン上の音声ファイルを削除すると、予想通りエラーは出なくなった。

しかし、再度タイムラインに音声ファイルを配置してビルドするとまたエラーがでてしまう。

そこで、以下の様な手順で行ったところ、直った。

対処:①念のため一旦プロジェクトファイルを「別名で保存」でファイル名を変えて保存。

    ②Encoreを一旦終了して再度別名で書き出したプロジェクトファイルで起動

    ③タイムライン上から音声アセットを削除

    ④プロジェクトに読み込んでいる音声のアセットを削除する

    ⑤再度音声アセットを読み込む

    ⑥タイムラインにそのアセットファイルを配置する

ビデオファイルを削除すると、折角メニューとチャプターをリンク付けした物が全て無くなってしまうので、再構築するのに手間がかかる。

タイムライン上の音声ファイルの削除ならそのリンクが消える事は無いので安心だ。

●今回の対処のポイント

 音声アセットをタイムライン上から消すだけでなく、プロジェクトに読み込んでいる音声アセットファイルも削除して再読み込みするところ。

なお、「アセットを置き換え」による音声ファイルの再読み込みでは事象は改善できなかった。

本事象に対してネット検索しましたが、適切な対処の記事は出て来なかったので、ブログ掲載します。

同様の事象で困っている方のお役に立てば幸いです。

●PS. 150415加筆

 その後も別なプロジェクトで2回事象発生。

 この事象になるのは、本編の音声ファイルだけでは無く、ファーストプレイのファイルでも起きる事が分かった。

 結局そのファイルの特定は、エラーメッセージのポップアップが出てAPLの動作が停止した状態で、そのポップアップ(ブログ先頭で紹介した表示)がでるが、そのポップアップ表示で隠れているEncore本体の画面側に「インポートしようとしたファイル名」が出ている(たまたま重要な情報の上にポップアップが出てしまうので見逃してしまう)ので、そのファイルを上記手順でプロジェクトから削除/再読み込みすれば直る。 

ポップアップ表示で隠されている「インポートしようとしたファイル名」はポップアップ表示を横に移動させれば見える。

コメント (7)
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