暫く続いた梅雨のお休み状態に誘われて先日久々の那須町方面へのサイクリングに行きました。
予定では那須フラワーワールドを経由してマウントジーンズスキー場から那須街道に降りて来るルートです。
途中、アクシデントがあり数日経ちますが、全くネガティブに考える必要も無くブログします。
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この日、出発前から何時もの胸騒ぎがあり
「前回の体調不良もあったのでスピードは20~25km、心拍150以下で走ろう!」
と心に決めました。
普段なら平地は時速30km、心拍160で走っていますが、たった10の心拍数減少ですっごく楽な走行になる事に、いささか「これからは歳相応の走りで良いんじゃない」と思えて、また走る楽しみをみつけました。
大まかな中継地点は決めているものの、実際走るルートはいつもの交差点毎に気分次第。
今まで走った事の無い細い道を行くと・・・
「What?」とか云う美術館?の前に出ました。
これはいったいどんな美術館なのか?
那須には多様な美術館が数え切れない程ありますから、実際に中に入ってみる美術館巡りも良いかも・・・・
と、考えながらスルー。
その先に行くと「那須モンキーパーク」がありました。
写真中央に巨大なゴリラが立ってるでしょ。
あれ?? ここってnojiさんちのすぐ近くじゃないですか。
いつの間にか知ってる道に入っていました。
その後、りんどう湖ファミリー牧場を通過。
テディベア・ミュージアムを通過。
その先、T字路交差点を右折して池田を左・右に行けば那須フラワーワールドです。
その交差点で思わぬアクシデント。
車が来ない事を確認して勢いよくペダルを踏んで交差点に入ったとたん・・・
えッ! ペダル回らない、ガガガと音がして、えッリアタイヤがロック!
右折のため体が多少右に傾斜してる所に後輪の突然ロックで旧ブレーキ状態。
分かるでしょ、この状況。
失速してあえなく交差点中央で転倒。
(動画から静止画切り出し)
右手中指がハンドルと路面の間に挟まって痛かったのが第一に感じた事。
こういう時は体を小さくする事が一番ですね。
ヘタに手を伸ばしたりして支えたりすると腕の骨折を招きます。
直ぐに起き上がって、自転車の状況見たら後輪がフレームから外れかかっていました。
指は、爪が既に青くなっていました。
交差点脇の駐車場に入って、とりあえず自分の体を確認しましたが、何故か右に倒れたのに左足首が少し痛い、でも指で押さなければ殆ど痛みは無い。
多分、左足は前輪のタイヤが足に圧着してビンディングが外れず捻った感じです。
その証拠に脛にタイヤの跡が付いていました。
「軽い捻挫かな?」
自転車の方も後輪の軸が外れかかっているだけで特段異常は見当たらず・・・
右に倒れたので一番心配だったのがリアディレーラーの破損でしたが全く無傷で、ギアチェンジもスムース。
ハンドルもハンドルテープ含めて全くの無傷。
自分の体で守った感じ。
高いロードバイクですから壊す訳にはいきません??(ではないですが・・・)
唯一、後輪ハブエンドキャップが外れてどこかに行ってしまってましたが、無くても機能的には全く影響なし。
全然このまま走れそう。
多分、後輪のクイックレバーの締めが甘くて走行中の振動で緩んで、発進時にチェーンで強く引っ張っられて浮いてホイールが斜めになってフレームと接触してロックしたのだろう。
と、脳裏に理論展開。
何故即座にそれと理解したのか・・・
実は、手前2km程の所でも狭い道で後ろから車が来たので急いで先に見える退避場に向かうためダンシングした際にもほんの一瞬後輪がロックしました。
その時に、脳裏にクイックレバーの映像が何度も浮かんで来ました。
要は画像付きの警告灯が脳内で点滅していた訳です。
なのに、自分では「そんなところ今朝も確認したし先日のプーリーがまた歪んできたのかなぁ」なんて否定論をぶち上げ、「次の休憩時に見てみよう」なんて、その胸騒ぎを無視して直ぐに確認しなかったのが今回の最大の敗因です。
虫の知らせを無視すると、こう云う事になります。 はい!。
またもや実証されました。
でも、折角ここまで来たし・・・
指は爪の中央が内出血した程度で数分したら何とか痛みも静まって来たし・・・
足も特段どうってこと無いし・・・
もう、走る気満々。
そこから更に10km程先の那須フラワーワールドに向かいました。
この駐車場で暫く座って、靴をぬいて足首をもう一度確認しました。
腫れてないし・・・
動かしてもさほど痛く無いし・・・
でも、くるぶし押すとちょっと痛いなぁ・・・
念のため山岳コースは諦めて、帰るかぁ。
帰りも同じ道じゃつまらない。
ちょっと違う道で帰ろう!!
フラワーワールドのすぐ近くの牧場です。
良い眺め!! 風は涼しいし、最高にいい気分。
あとは、ずっと下りですからね。
帰りも、勝手気ままに道を選んで走って行くと、途中「チーズケーキ工房/マニワファーム 」に出ました。
その先、朝転倒した場所を通過してオルゴール美術館。
お腹空いた~!
そうだ!CafeNOVIROのパスタを食べれば元気出るかも。
行ってみると、本日パスタは売り切れだそうで・・・
ドライカレーにしました。
何時もの美味しさ! 冷製スープもおいしかったですぅ。
あらためて指を見ると、中指から小指まで関節には擦り傷。
すると・・・
ママさんがカットバンを持って来てくれました。
一番ひどい中指に巻きました。
何時も暖かいお心遣い本当にありがとうございます。
家に帰って、今日一日の一部始終を妻と話しながら「車にひかれなくてよかったね」と胸を撫で下ろしながら、買ったドレッシングを堪能しました。
赤ワインやタマネギ、ニンニクなどが入ったサッパリとして微かに甘みを感じて、野菜の味を引き立てる上品なドレッシングです。
おいしいです!!!
下に写ってるQRコードでアクセスしてネットでも買えるようです。
ただ、アクセスすると一旦売り切れで「予約販売」となってましたけど・・・
再入荷のお知らせをメールで受け取る事も可能なようです。
この日の走行ルートです。
経路がクロスしている付近で転倒しましたが、それ以降に40km以上走ってます。それだけ痛みもさほどでなかったという事です。
この日のデータは
走行距離:64km
獲得標高:533m
平均心拍:137bpm
平均速度:19.5km/h
概ね最初に決めたとおりの結果になっています。
ここまで、チャンチャンという事でお開きです。
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さて、もうこの長文(わざと長文にしています)は皆さん途中で飽きてブログを閉じていると思うし、今日は月曜日でアクセス数も少ないと思うので、自分史という事でシークレットな続きを・・・
(どこがシークレットなんだ?? まあ、後半を)
翌日、起きてベットから床に足を下ろすと・・・
「痛ってェ」
左足、ちょっと腫れてます。
ん~、捻挫だとは思うけど・・・
念のため接骨院に行ってみるかぁ。
先生:「捻挫だと思いますが念のためレントゲン撮っておきましょう・・・」
レントゲン終了
先生:「折れてますね」
心の叫び:????今なにか言った??
間を置いて自分:「えェ・・・折れてる」??
そんな訳無いでしょう。
9年前に日常生活で右足を挫いた時には直後、痛くて歩けず直ぐに腫れて翌日には真っ青になったのに総合病院でレントゲン撮ったら「骨は大丈夫です捻挫ですね・・・」と云われて湿布薬貰って自然治癒させたんですよ・・・
自分:「以前は歩けないほど酷かったのに折れてなかったんですけどね」
と云うと・・・
先生:「比較のために撮った右足にも過去の骨折の跡がくっきり写っていますョ。」
二度驚いて口の穴が塞がらず・・・
素人の私が見ても分かりました。
50年のサイクリング人生で初めての自転車走行中での骨折。
結局、今回の左足はこうなりました。
静かにしていれば1ヶ月程度でギブス外せると云われました。
私は子供かぁ。 やっぱし~。
家に帰ってからふと、先日ビデオカメラが壊れて保険で直せた件を思い出しました。
もしかして、今回もその損害保険使えるんじゃ?
電話で確認したら「保険金出ます」との事。
良かったです。治療費は全額賄えそうです。
それにギブスしてるせいか、たった数日にして歩いても殆ど痛みが無くなり、階段の上り下りだってサクサクです。
もしかして、もう治ってんじゃ?
はい。分かってます。
まだ暫くはおとなしくしてます。
妻からもきつく云われております・・・ペコ。
とは云いながら草木、野菜の水やり、手入れ、風呂掃除も普段どおり全部やってますが・・・
まっ、いいでしょう。
昨夕は時計に目を向けた瞬間5:55:50でした。
5555は変化の時を知らせるサインです。
5の4桁、5桁ゾロ目は5年前くらいによく見ましたが、最近ご無沙汰でした。
でも何がどう変化するのかは自分では分かりませんが基本的に「好転」なので何の心配もしていません。
5年前の時は定年退職により想い描いた自由な生活が実現しました。
本来なら明日遠出をする予定でしたが、今回の件があり取りやめました。
あまり支障の無い程度に怪我をする時って、先の行動を思いとどませて大災難を避けるといった事に繋がる場合もありますからマイナス思考で考える必要はありません。
状況的に遠出せざるを得ない状況をやめさせるには充分な理由です。
実際、倒れた側の右側が擦り傷程度で終わってる事が奇跡ですから。
怪我で落ち込むどころか「感謝」なのかも知れません。
目の前の事象にだけ囚われる人にはネガティブに見えるかも知れませんが、全ての事象には意味があり、事象が大きければ大きいほど全ては将来に繋がる大切な転換点に過ぎません。
しかも、結果的に良い方向にしかなりません。
64年も生きていると、数えきれない経験でそれが確かな事だと確証できます。
ただ、それがどんなきっかけをもたらすかは全く分からないのがミステリーツアー的で面白いところです。
これからが楽しみです。