このシーズンになると、いよいよ趣味もビデオ収録と編集がメインになって来る。
だが、兼ねて不安材料となっていた事がある。
長年使っているビデオカメラの一台にハードディスク搭載のHDR-XR520Vがあり、SDカードスロットはあるが静止画専用で動画は保存できない。
しかも、ビデオ収録後にHDDの不具合である旨のメッセージが出て2GB単位でファイルが分割される最後のファイルが読めなくなったことが過去2回あり、修復手順を踏んでもファイル自体は有るのだがその中身を動画として再生する事ができない。
最大で約15分程度の損失となる。
恐らく原因は電池切れや、録画停止を忘れて液晶モニターを閉じた事による電源断等の時にファイルのファイナライズが上手く出来ずに壊れたファイルとして終了してしまうのではないか?
SDカードの場合は、その処理が速いのでそのような事は起きた事が無い。
また、ハードディスク搭載機器は太鼓などの重低音の発生原の近くにあると、空気振動で保護のためディスクの回転が止まってしまう事があり、ホールでの和太鼓演奏を近くに設置して撮った時にもう少しで終わるというところで一度だけ停止してしまったことがある。
収録が終わって、固定カメラを回収に行って始めて異変に気が付くのでそれは恐ろしい不安に直面する。 「いつから撮れていなかったのだろう!!」って。
何にしても不安材料満載の機器だったが、HDR-XR520Vは特に録音の音が良いし何故かハイビジョン画質も綺麗で、大ホールでの撮影時には5カメで撮る事が多いので現用として使わない訳にも行かなかった。
しかし、そろそろ限界を感じていて昨年秋に発売された4Kカメラの「FDR-AX55」をずっと狙っていた。
普通、3月とか4月には卒業、入学、運動会シーズンが続くため値が落ちるのだが、今年のその時期が来ても一向に下がる気配が無く、価格.comの変動通知に登録してずーとその機会を伺っていた。
待つ事6か月。
遂に来ましたよ。 秋の運動会シーズン。
8月お盆の頃一旦急激に値下がりした後、戻って、また9月に向けてドンドン下がって行って、9万円を切る寸前まで来た。
実はソニーは8月からビデオカメラを買うとHDDが貰えるキャンペーンを始めていて、もしかするとメーカーからの卸値自体が下がっているのかも知れない。
これは、今が買いだろう。
9月2日には体育祭の収録あるし、8月30日に 91,961 で購入し、9月1日納品となった。
それからまた下がって1,000円程度下がったが、9万円を割る事無くまた値が上がりつつある。
今日の時点で92500円まで上がってしまった。
元々実売での最安値が11万円台だった物なので2万円も下がった訳だ。
読みが当たった。 体育祭の収録にも使えたし、良い時に買ったと思う。
でも、前日に届いて翌日本番で使えるのはSONYの良いところ。
業務機含めハイアマチュア用機器は操作に関する事項は後継機になっても大きく変化させないので、取説不要で直ぐ使う事が出来る。
今回、AX55とAX40で検討して来たが、つい先日までこの両者の違いってビューファインダーの有無だけだと思っていた。
しかし、詳細データを比較していたら、レンズ先端のリングの有無も違いがあった。
AX55にあるリングは、これまでの機種ではレンズ下にあるマニュアル操作用の小さなリングがレンズ全体を覆う大きなリングに代わった物で、これが無いAX40だとマニュアル設定時の操作はきっと画面タッチでだけで行う必要があり、ハイアマチュアとしてはちょっと使えないと判断し、AX55に決めた。
さて、現在の私の現用マシンの総勢がこれ。
中央一番左のカメラが今回引退するHDR-XR520Vで、長年大変お疲れ様でした。
一番手前のアクションカムも一番左はHDR-AS100という機種だが、初期の物で圧縮技術が未熟で動画はあまり綺麗では無いので主に広角のスチルカメラとしてサイクリングなどにサイクルジャージに入れて走りながら片手でパチパチ撮っている。 このブログでもサイクリングの静止画写真は殆どこれで撮っているのでその綺麗さは分かると思う。。
アクションカムはこのままでもほどほど防水仕様だし、小さいのでとても気楽に使える
ただ、スマホとWiFiで繋いでモニターできるが、本体にモニターが無い。
いちいちスマホと繋いで確認していたら走りながらのシャッターチャンスなど撮れない。
画角もレンズの癖も全部頭に入っているからモニターが無くてもほぼ思うがままに構図もばっちり撮る事ができる。
被写体にレンズを向けるとレンズを通した映像が脳裏に見えるんだよね。ほとんど天才の域かも知れないと自負している。
買った物は支払った費用以上に使いこなす性格なので損をしたことが無い。
FDR-AX55に戻って、この写真を良く見ると、ある事に気が付くと思う。
FDR-AX55にはフードが無い。
フードは付属していないしオプションにも無い。
その内、代替品を探して見ようと思う。
いつの間にかアクションカム含め4Kカメラが3台になった。
でも、まだ殆ど4Kで撮る機会は無い。データーの置き場に困るし、編集が重くて時間掛かってしまうしね。
本当に普及が進んでその時代が来るまでの準備ですね。
でもその頃には4kカメラも60pが当たり前になりそうだし、8kの時代に突入かとも思われるし、何とも先が読めませんのでそんなに焦っても仕方無いですね。
成り行き任せでゆっくり時代の流れに乗っていきましょう。