nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

猪苗代湖・檜原湖周回ライド2016-2

2016-08-15 20:52:47 | サイクリング

湖の周りを回ると云うのは気持ちの良いものです。

常に湖が見えるし、湖に面してると言う事は視界が開けていると言う事です。

暑い日でも、湖面を見るだけで体感温度が何度か下がるような気がします。

前回の猪苗代湖一周に引き続き、今回は翌日8月13日の桧原湖一周ライドの様子をブログします。

しかし、その前に宿泊したキャンプ場の紹介から行きます。

この企画は昨年から企てていたものの、宿泊に関しては一人なら安いビジネスホテルでもチョイスするところだが、仲間がアウトドアが大好きな人ばかりなので、悩みに悩んで決められずにいて1週間前にやっとバンガローの宿泊に辿りついた。

私も昔はテント持参で散々キャンプをしたものだが、今はそれらの装備は古くて重いし家族もやりたいなんて言う者も居ないため2年前に全て処分したため今更買うのもためらいがあった。

なら、バンガローなら安いし手間ないし・・・・

ところが、流石にこのお盆休みの1週間前に予約を取ろうなんて虫が良過ぎる。

バンガローの空きなど見つからず諦めかけた時に、通常のネット検索ではなくキャンプ組合のHPを見たら検索で出て来なかったキャンプ場があったので電話したら・・・・

3畳のバンガローが偶然にも3棟空いていた。

3畳あれば2人は寝れるだろう。 2棟あれば4人寝れる訳で、即刻予約した。

これが大正解。

車の中は自転車が幅を効かせているため多くの荷物は積めないのでテントなど持って行ける状況ではない。

自転車で走り回って疲れているので面倒な事はしたくない。 と云うのが全員の思惑。

現地に着くと、景色は良いし、一棟2000円という格安だし、すぐ近くには綺麗な炊事場とトイレもあって何の不自由も無い。

翌朝に撮った目の前の風景写真です。

この湖は曽原湖で、桧原湖の道路を挟んで東隣にある湖です。

静かな湖面と美しい風景には、来てよかったと思わせる雰囲気があった。

このキャンプ場は「磐梯高原曽原湖キャンプ場」で、ネットでの予約は行っておらず電話予約のみなので意外と穴場だったりするのかも知れない。

3畳のバンガローも、床面積は3畳でも壁が斜めになっていて部屋空間はより以上に広く感じる。

ただ、この周辺にはスーパーは無いので、事前に猪苗代町のスーパーで買い出しをして来る必要がある。

裏手は西日も当たらないので、バンガローの陰で涼しくBBQも出来た。

マツさんが用意したレジャーシートを広げ、私が用意した特設段ボールテーブルにガスコンロに岩のプレートを載せてBBQをした。

みんなで走った後の焼き肉とビールは格別に旨かった。

暗くなってくると、半月の月とその周囲には火星、土星の惑星とさそり座のアンタレスが正三角形を造り、月に華を添えていた。

そう言えば前日は遅くまで何時もの鴫内で星空観察会を開いて沢山のお客さんに来て頂いたが、生憎の曇り空で一瞬程度しか月や土星を見せる事が出来なかったのに今日は快晴な訳だ。

とても残念だった。

私は何時も疲れ切ると直ぐに体調を崩すので、もっと早く寝たかったが寝たのは9時だった。

全員の脳裏には今夜は「ペルセウス座流星群の極大日」である事は云わずとも承知の事だった。

深夜2時半ごろに外から「アッ流れた・・・」ヤマさんの声が響いた。

天文少年はこれで起きない訳が無い。

目覚まし時計より確かな鳴動だ。

何時しか4人全員外に居て夜空を眺めては、「今度のは明るかったね。流星痕も残った!」「人口衛星があそこにも、こっちにも・・・」

と、騒いでいたが、周囲のテントから人が出て来る事は無く、大いびきが延々と鳴り響いていた。

半月の月も夜半過ぎには沈んでいて夜空には天の川がくっきり浮かび上がっていた。

星座は既に冬の星座になっていておうし座のスバルも高く上がっている。

夏だと云うのにものすごく寒くて、バンガローの中でも寝袋を頭まで被って寝た。

この場所は標高800mを超えているが、それ以上に寒気が入り込んでいたのが原因らしい。

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ桧原湖一周ライドの始まり。

サイクリング人生初だったnojiさんは、残念ながら本日のライドは辞退し、移動エイドの乗員となった。

ヤマさんと私の二人で一周する事になった。

6時に起きてカップラーメンをすすり、準備OK!

7時ジャストにスタート。

まだ肌寒いが、その冷気が疲れを吹き飛ばして爽快感に変えてくれ、体に力がみなぎる。

最初から35m/hのハイペースで走り出し、昨日とは打って変ってレース志向の走りになった。

私は常に那須の山岳コースを走っていて心肺機能も鍛えてはいるが、毎日朝練で鍛えているヤマさんにはかなわない。

長い登り坂になると先を越されるが、それでも息を荒立てながら後を付いて行った。

でも、今日はやけにペダルが重いと思っていたら、フロントのギアがアウターになっていたのに気が付かずに坂を走っていて体力を消耗してしまった。

その後ヤマさんのリアのギアが私のより小さいのに、ケイデンスがやけに早いので、何故かと思ったらフロントが3段だった事もその時気が付いた。

昨日、nojiさんの自転車もフロントが3段で、坂道でケイデンスを比較したら私より10程早かったので「楽でいいなァ」と云っていたら、結局私の自転車だけが一番重いギアだった訳だ。

急な坂道ではフロント2枚でも良いからリアはもう一枚大きいのが欲しいところだ。

でも、急な登り坂でも心拍数があまり変化しないところを見ると、まだまだ頑張れる証拠か?

原因は、先が心配で力を温存しようとして楽してる自分の意識かもしれない。

と云っても、レーサーじゃ無いんだからそんなにバカみたいに考える必要も無いのだが、何故かマジに考えてしまう。

ところで、桧原湖一周の途中にはこんな長閑な風景もある。

キャンプ場だったら、さぞ気持ちが良いだろうね。

走り終わった後、ヤマさんは「何時も坂道ではゆっくり走って相手に華を持たせてやってるんだ」と言っていたが、体力差と年齢差が分かっているのならそう云った心使いがあって、楽しいサイクリングになると思う。 ゴルフのハンディと同じですかね。 

友人との単なるサイクリングでは無く、レースでその力を十二分に発揮できれば良いわけだね。

まっ。私はレースに出る事も無いし、何時も走っていて知らないチャリダーに抜かれる事もあるし、坂道で抜く事もあるし、自分の走破能力はほぼ中間くらいだと思っている。 

と、云うか自分の最大の目的は「走る事が楽しい」と、「ダイエット」な訳で、普段はあまりこんな他人との比較を考える事は無い。

相手が走り出したばかりの人かも知れないし、100km走ってきた人かも知れないし、ギア比、重量などのバイクの性能差や、年齢が20台なのか50台なのか・・・

体力差以外の条件の違うもの同士で比較する意味は無いと思う。

私が体力を付けたい目的は、目の前にある坂道を如何に楽に上がる事が出来るかに掛かっている。 要は自分との戦いな訳だ。

事実、シーズン開始の4月頃に登れなかった坂道も8月頃になると、平然と登って行ける事は毎年経験していて分かっているが、冬に時間が取れない自分としてはそれを継続するのは至難の業になってしまう。

何にしても、残りの人生を悔いなく楽しく過ごしたいものだ。

次は、田沢湖とか十和田湖の一周もしてみたいと思っている。

この二日間、私の企てに乗ってくれたマツさんnojiさんヤマさんに感謝します。

一日目は楽しいサイクリング。

二日目は自己の力への挑戦。

異なる走りが出来た2日間だった。

私にとってはどちらも友人たちと走る楽しいライドだ。

本当に楽しい時間を過せました。

Thank You!

コメント (2)
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猪苗代湖・檜原湖周回ライド2016-1

2016-08-14 16:07:37 | サイクリング

今年も夏がやって来ました。

昨年は一人で走って来た「猪苗代湖・桧原湖周回ライド」だけど、今年は仲間を誘って同じコースを走って来た。

初日8月12日は猪苗代湖一周ライドから。

自宅朝4:30起きで5時出発し、現地(猪苗代湖レクリェーション公園)に7:30到着。 予定どおりだ。

ある程度準備を済ませて記念撮影。

本日の走行ルートはこんな感じだ。 方向は時計反対回り。

途中、山は3箇所ある。

2つ目の山は8kmくらい続くが、サイクリング人生初の仲間が居たのでゆっくり登ったので、殆ど心拍数も上がらずとても楽ちんだった。

一人だと、どうしても自分で自分に戦いを挑んでしまうので、こんな走りは出来ない。 辛くなる。

でも、そうは云ってもサイクリングデビュー戦のnojiさんはこれでもかなりこたえた事だろう。

なにせ、ビンディングも付いてないのでぺダリングの効率が悪いですからね。

それでも、途中足を着く事も無く完走したね。 立派なもんだ。お疲れ様!

一つ目の坂はSTART後8km程の所にありますが、昨年偶然見つけた絶景スポットがこの頂上付近にあります。

ただ走っていると左側に土手があるので、全く気付く事無く通り過ぎてしまうでしょう。

土手の上に上がって見るその景色はこんな感じ。

昨年も書きましたが、三保の松原と富士山の版画をイメージしたくなる景色です。

皆さんも、走りに行ったらもれなく見てくださいね。

最後の急坂を登りきったところの左側の土手に向かってケモノ道的な物がありますから何となく気づくと思いますよ。

知っている人は必ず行くので踏みつけられて草が生えなくなってる見たいです。

2つ目の大きな山は九十九折の坂道になっていてさほど勾配はありませんが、30cm位の大きな岩が路面にごろごろ落ちているので気を付けなければいけません。

山の斜面を見ても、そんな岩が沢山落ちて来るような感じでは無いのですが、猿が投げつけているのか??

その山を下って少し走ると、景色の良い涼しいところに出ます。

昔、ここは藩の境界を示す松が有ったらしい。

最高に良い天気でしょ。 この日、気温も低くてさわやかな中での絶好のサイクリング日和でした。

そして、スタート25km付近の最後の山。

峠付近からは木が無い開けた場所が一か所あります。

自転車の向きが逆ですが前を走っている仲間を呼び戻すのに先まで行って戻って来たので逆向きになってます。

顔が暗くて良く見えませんが、記念と言う事で載せてみます。

一人でのライドじゃ、こう言った写真はなかなか撮る機会が無いので貴重です。

これで、軽い山岳コースは終了し、延々と湖水浴を楽しめる湖畔沿いの細い道路を走って行って、昨年も寄った県道9号線に出る手前の公衆トイレのある開けた場所で休憩。

この付近は凄く遠浅の浜辺になっていて、湖面に浮かぶ小島にパラソルと椅子を置いてくつろいでいる人もいる。

コマーシャルに出て来そうな南国のプライベートビーチを思わせる。

でも、ここは湖なので満ち引きは無く、時間が経っても小島が無くなる事は無いので安心だね。

ここを過ぎると、湖面脇の景色の良い県道9号線を北上する。

その先国道49号線に入ると、あまり見る物も無く、あとはゴールまでひた走りって感じ。

でも、途中でフランスから来たと云う青年と逢い、暫らく一緒に走って話をした。

新幹線で郡山まで来て、駅からここまで走って来たという。

途中、結構な峠を越えて来たはずで、大変だったろう。

宿は一切予約せず、この日の宿もこれから見つけるそうだ。 「キャンプ場が沢山ありますよね」と聞かれたが、あまり詳しくないので上手く答えられなかった。

この日、良い場所は見つかっただろうか?

でも、この天気だから、どこでテントを張っても大丈夫だろうけど。

ちなみに最初、顔を見て外人だと分かってHello!って云ったら。 「こんにちは」と帰って来た。 フランスじゃBonjourですね。

いよいよ私達の猪苗代湖一周ライドのゴールに近づくと、巨大な白鳥が湖面を泳いでいた。

昨年と違って仲間と走った猪苗代湖は、ゆっくり走れて辛い事も無く綺麗な景色を充分に満喫しながらのライドが出来て本当に楽しいライドになった。

それに、今回は私達のためだけに移動エイドステーションが後ろに付いていたので、人生初のサイクリングと云う仲間もイザと云う時には回収してもらえるし、気が楽に走れた事だろう。

私も、水分補給とかに気を使う必要も無く、楽しく健康的にライドを楽しめた。

マツさんありがとう。

高校に行って直ぐに入ったサイクリングサークルでみんなと何度も走ったサイクリングを思い出し、私も最初のサイクリングで先輩の指導と激励を受けながら激坂を一緒に走り、長距離でも仲間が居る安心感を思い出した。

今では10人以上で繋がって走るような事は無いけど、それからずーっと40年近く今までサイクリングを楽しめているのは、その時の楽しかった記憶があるからだと思う。

自分含め、最近流行のロードバイクは、どちらかと云うとみんなで楽しくと云うよりは、「弱虫ペダル」に影響されたレースマチックな他人との比較を楽しみにする人が多いけど、仲間でゆっくり楽しく走る昔ながらのサイクリングも楽しい物です。

nojiさんもこれからもサイクリングを続けてもらえればと思います。 頑張ってね!

次回は桧原湖一周ライドを投稿します。


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休み期間中毎日サイクリング

2016-08-10 21:54:44 | サイクリング

昨日から会社の仕事は休みにしました。

ちょっとショッキングな出来事があり、10日振りのブログです。

この話は一定の目途が付いたら追々ばらして行きますが、今はその時で無い。

落ち込んでいても始まらないので、いつもの様に走る事にしました。

まっ!人生その時は運が悪い事と思っていても後になると、それが最善だったと言う事ばかりですからね。

二日続けて鴫内山の山岳コースをヒルクライムして来ました。

今日のコースはこんな感じ。 時計回りで走って来ました。

丁度、那須塩原市の文字付近のギザギザした部分がその鴫内山のハイキングコースにもなっている平均斜度約7%最大15%くらいの坂です。

下のグラフで見ると、標高500m付近から828mの峠まで急坂が続いているのが分かると思いますが、疲れ切った足に追い打ちを掛ける様に、峠直前の2つの坂が更に急こう配になっています。

ただ、気になるのが、4か所程若干下った様な表示になっていますが、実際のところ頂上まで下る様な傾斜は一切ございません。

ぺダリングを止めれば、車輪も止まります。

ただ、反対側の斜面は数か所平地ぽい所はあります。

昨日はその逆コースを登りましたが、返ってその平地が仇となり、一旦休んだ後の坂道はより辛い感じを受けます。

ずっと坂道の方が楽な感じがします。

何時もの峠で休憩。

下刈りした様で、草が綺麗になっていました。

一旦下って、何時もの小坊主と尼さんにご挨拶に行きました。

今日は、何時もと違ったアングルの写真を1枚。

奥に見える山は那須の南月山です。

2週間前は、中腹の白い建物の上あたりの山岳コースをうろついていました。

で、光徳寺の入り口で小休憩。

ここからは下りで、Cafe NOVIROへ直行。

美味しいアイスコーヒーを戴いてゆっくりしました。

今日は珍しくマスターも客席側に来て話しをしました。

若い頃から多彩なスポーツをされていたと聞き、話し込んでしまいました。

このCafeはいつ来ても落ち着ける場所です。

ダイエット中なので、あまり大食いはしないのですが、家に帰るまでにはかなりお腹が空いてしまいそうなので、今日は軽くパンを食べる事にしました。

何時もの青木の道の駅の美味しいパン屋さんです。

店内に入った時には、ソーセージ系のパンが無かったので、マスターの所へ状況を確認に行くと、あと数分で焼き上がると云うので待っていました。

マスターとレジの女性と話し込んでしまって美味しい焼きたてのパンが勢ぞろいした写真を撮るのを忘れてしまった。

直ぐ脇にある芝生の木陰で食べる事にしました。

これが美味しいんですよ。 それに、焼き立てでまだ熱い。

あっという間にペロリ。

でも、お花畑はまだあまり黄色くなっていないね。

反対側にある特設展望台から見てみた。

あと、2,3日で見頃だろうか。

近くに寄ると、それなりにひまわりは咲いている。

奥の建物は「青木邸」である。

ここから家まで15km位だが、ずっと40km維持でがむしゃらに走って帰った。 心拍数は久々に183まで上がった。

先程の坂道じゃ行っても170止まりだけど平地(若干の下り)での高スピード維持のスプリントはヒルクライム以上の負荷がかかるらしい。

先が見えてのダッシュなのでできる訳で、最初からこんなダッシュの継続はできない。

ところで、12日は昨年に引き続き猪苗代湖一周ライドをしてくる。

今年は、友人を誘って3人+αでのライド。 楽しみだ。

そんな事もあって、トップチューブに取り付けるバックを買ったのだが、昨日のライドで分かったのだが膝が当たって走りづらい。

蟹股でぺダリングしないといけなくて、トップチューブへの取り付けは却下。

今日は悔しいので、無理やりハンドルバーに取り付けて走ってみた。

バックの中に、モバイルバッテリーを入れてアクションカムに給電しています。

これなら、ガーミンの電池が無くなっても同様に充電しながら走れる訳だ。

折角買ったので、暫らくはこれで運用して見る事にした。


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