nasu_star's blog

那須で自然に親しみ、星と自然を愛するブログ

そうだ!星空を見上げよう。

2011-03-29 00:01:01 | 地震被害

そうだ!星空を見上げよう。

                     (↑  いて座付近の天の川(銀河宇宙の中心方向です))

被災した多くの人達には、心のケアも必要だと良く報道されています。
何も無い被災地で心休まるもの・・・ 星を見上げるのはどうだろう。
三寒四温の季節が巡り、多少外へ出て居られる季節になれば、夜空の星々を見るのも苦にならなくなります。

私は、子供の頃から自分ではどうにもならない苦難に遭遇した時はいつも夜空の星を眺めその苦難を乗り越えて来ました。
言葉で言っても理解してもらえないと思うけれど、夜空に浮かぶ宇宙には神秘な力があります。 
地震や津波で血縁や友人を亡くされた方の深い悲しみは計り知れませんが、原発の放射能にパニックになっている人も含め、そんな時は視野が狭くなって益々その事ばかり考えてしまいます。
でも、夜空の星々を静かに眺めて居ると宇宙の広大さを感じ、その中にいる人間が如何に小さな存在で、今苦しんだり悲しんだりしている事が小さな事の様に思えて来るのです。
一時だけでもそんな気持ちになる事ができれば、前進して行けます。 そしてまたつまずいたら、また星を眺めて宇宙の力をもらう。

星座なんか知らなくたって良いんです。 星を眺めて広大な宇宙の中の砂粒程の地球に住む自分を思い浮かべるんです。 宇宙の彼方にはもっと高度な文明で幸せに暮らしている仲間だって居るかも知れません。そんな遠くからその砂粒程の地球を見るんです。 発展途上の地球人を、日本人を、自分を。
そんな見方をすると、何故か前進しなければいけない気分になってきます。力が湧いてきます。

そんな事を多くの被災者の方々にも教えてあげたいなと感じました。  星好きな私に出来る支援です。

最近、節電のおかげで不要な屋外照明が減ったため自宅からでも夜空が暗く、星々が輝いて見えます。

私が撮った星の写真をどうぞご覧ください

なを、那須町役場の空中放射線量をグラフ化したものを本ブログ内「地震被害7」で随時更新しています。必要な方はご覧ください。


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地震被害13

2011-03-27 16:30:51 | 地震被害

●放射能の不安8

私が放射能に対して敏感なのは、4年前に核医学検査を受けた事によります。

人間ドックで甲状腺ガンの疑いと狭心症の疑いについて指摘され、検査を受けることになりました。

私の甲状腺ガン疑いについては、生まれつき甲状腺内に空洞があり、それがエコー検査の影として見えただけだと分かりました。 その時いろいろ調べ、甲状腺ガン患者のほとんどは女性であることを知りました。 でも、今回のような放射性ヨウ素が原因の被曝の場合は乳幼児が男女問わず甲状腺ガンを発祥する確率が高くなる事も。 昨年NHKの番組で、チェルノブイリ原発事故により甲状腺ガンで現在も苦しんでいる若者が沢山いる状況をレポートしていました。

さて、心筋梗塞の疑いに対する検査は、「核医学検査」をすることに。 「安全で何も害は無い」と説明され同意書を書かされ全て金属で出来た注射器で放射性物質(同位元素(アイソトープ))を注射されました。 検査結果は「白」、7000人に一人くらい心臓が正常であっても心電図にそれらしい波形が出る人が居て、正しく貴方がその一人だと云われました。

そこまでは良かったのですが、7月始めに放射性物質を注入されて3日程経って、やけに肩が凝るようになり、温泉に行ったりマッサージを受けても益々状況が悪化し背中が痙攣するようになりました。 8月に入ると体全体が疲れるようになり、お盆休みを過ぎた直後、顔と頭に帯状疱疹が出ました。 調べて行くと、帯状疱疹の原因の一つとして放射線被曝による場合もある事を知り、医者に聞きましたが、明確な回答は得られませんでした。 (「何かあっても文句言わない」の同意書ですからね)

その時受けた内部被曝の放射線量は全体で10ミリシーベルト~15ミリシーベルトと言われています。

安全だと言って医療で使用している放射性物質で有っても、私の様に健康な状態から体調を崩すまで至ることが実際にあるわけです。 自分では、まさしく被曝によるからだの不調が現れたものと考えています。

この放射性物質の半減期は6日と言われていますが、日数と共に弱くなって行っても0になる事は無く、体内から排出されるまでの数ヶ月間ずっと体内で放射線を出し続けます。 

しつこい様ですが、前回ブログのレントゲン検査による被曝例の場合、肺のレントゲンで一瞬で50μシーベルト被曝しますから、一瞬を0.1秒とした場合、1分間レントゲンを受け続けると30ミリシーベルトであり、2分で年間(単年)の被曝量限度値(健康の限界)の50ミリを超え、6時間も受け続けたらほぼ100%の人が死ぬといわれる10,000ミリシーベルト程の放射線被曝量となります。 ですから、如何に被曝した時間を考慮する事が重要であり、恒常的な被曝を1時間の時間に区切った値と一瞬のレントゲン被曝量を比較することの愚かさがわかります。

福島県のある町では20μシーベルト/時の空中放射線量だと報道されていますが、単年の被曝限度の50ミリシーベルト/年に達するのは計算上4ヶ月以内になります。 この値のままそれ以上の期間そこに留まれば、健康被害グレーゾーンに入って行きます。 この様な場合こそ「直ちに健康被害はない」(でもそのうち危ないよ)と言う表現が正しい状況な訳です。 ただし、この計算値は私個人として理解した中での結論なので参考としてごらんください。 実際には空中放射線量は屋外での話しなので、屋内に居ればその値にはならないでしょうし、本当のところはそこにいる人が滞在時間の積算のできる放射線量アラーム装置でも常備していないと分からないと思います。


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地震被害12

2011-03-26 21:40:11 | 地震被害

●放射能の不安7

 最近の話題は空中放射線量から食品の放射線量に移行していますね。

 でも、テレビ報道を聞いていると実にチグハグな言動を耳にします。
「現在、食品から検出されている放射能レベルはでは人体に影響ないう事ですが、放射線医療に詳しい××大学の△△先生に解説していただきましょう」
と始まる番組は、明らかにその番組の趣旨は「現状の値は安全である」事の証明をしますと云うことになります。 その紹介された先生は「現在の食品衛生上の暫定基準は大幅に安全を考慮して設定されているので、この値を超えても人体に影響ない」と「安全」である事を強調して説明をします。

ところが、その先生の説明が終わると同時にアナウンサーが内容を要約する形で話を結びます。
「・・と云う事で直ちに人体に影響はありません」 なんですか?この「直ちに」って?。

先生の説明では東京都の水道水の水を毎日1トン1年間飲まなければ人体に影響が出ないと云って「全く問題ない」と云った矢先に、アナウンサーが将来への不安を残すような「直ちには影響無い」などと口走る。人の話を良く聞ける人ならその言葉の意味を「今直ぐには症状が出ないけどいずれは出るかもよ」とも取れる訳です。
番組の流れに一貫性が無く、放射線に対して素人のアナウンサーが自分の不安を言葉に出してしまっているようにも取れます。 こんな報道ではどんなに放射能被害に詳しい先生を呼んで、現状の値が安全である説明をさせても最後にその先生の説明を否定し、視聴者の不安をあおってしまいます。 
さて、この報道の目的は何だったのか? 再考すると、「安全である事の説明をし国民を安心させる」では無く、「将来に不安を残し、国民の不安を助長させる」になっています。

誰もが感じていること・・・ 今、この時が良いかよりも将来どうなのかなのです。

だから、放射線量の比較をするのも一瞬しか浴びないレントゲンの放射線量を引き合いに出すような馬鹿げた報道は大きな誤りであり、多くの人に誤った判断をさせています。

取材等で、一時だけ放射線を浴びる場所に出向いてその後は安全な場所に戻るような人を対象に「一時間そこに居たとすれば・・・」などと説明しても馬鹿げています。 恒常的に放射線を受ける事になっている現状の人達の視点で説明すべきだと思います。

そのような視点で考えれば、「地震被害7」で計算したような年間の被曝量から逆算した値で論ずるような説明があれば将来に向けて本当に安全なのか安全で無いのか理解が可能になります。

一瞬にして人を死に追いやる放射線量は10シーベルト(10,000,000マイクロシーベルト)だそうです。
500ミリシーベルト/時(500,000マイクロシーベルト/時)で、明らかに何らかの人体への影響が出る。
何度も云いますが、数字だけで判断しては駄目です。 浴びた時間の考慮が無ければ安全かどうかの判断はできません。
この「500」と言う数字も、一瞬なのか1時間あたりなのか年間の被曝量なのか、「マイクロ」なのか「ミリ」なのか説明する人によって使い方が変わります。
よーく聴きましょう。 そして、数字は同じ条件にして初めて比較できるという事を理解しましょう。
素人の私でも調べて行けばここまで理解できます。

垂れ流しの報道を理解せずに言葉遊びだけで不安に思っている人は多いと思います。
少しでも不安を無くすために自分で理解しましょう。 誤った報道を見抜く力を持ちましょう。

そして本当に危険な状態が来たら、その時こそ逃げましょう。

・・そのためには自分が理解でき判断できなければ、「また大げさな話をしている」などと云って狼少年になってしまいます。
今回の3人の被曝が正しくそれですね。 せっかく携帯している警報が鳴り響いているのに誤った判断で警報を無視して被曝する訳ですね。判断する知識と判断するための考え方が備わって無いからです。

他人の云う「安全」とか「危険」とかの言葉の裏にある「理由」を無視して言葉遊びで不安をあおるのは止めたいですね。


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地震被害11

2011-03-23 21:39:51 | 地震被害

●那須塩原駅前の放置車両3

昨日に続き、今朝の那須塩原東口駅前のロータリー状況の写真をご紹介します。

昨日から更に、ここまで放置車両が減りました。

●放射能の不安6

 那須町役場の空中放射線量の推移について、発表されたデータをグラフ化したものを「地震被害7」のブログ内で順次更新しています。 必要な方はご覧になってください。


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地震被害10

2011-03-22 20:58:54 | 地震被害

●那須塩原駅前の放置車両2

今日はチョッと良い話。

那須塩原駅東口ロータリーの放置車両が少しづつ撤去され、とりあえず一般乗用車ならロータリー機能を使うことが可能になりました。

未だに通路の両側には放置車両がありますが、ロータリー通路に沿って中央部の車が移動されました。 この状態ではバスはまだロータリーに入れず遠くの仮設停留所から歩くしかありません。 今朝は雨が降る中、バスから降りた方は不自由を強いられていました。 明日はもっと撤去が進むと良いです。


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地震被害9

2011-03-21 11:03:38 | 地震被害

●放射能の不安5

昨夜、原発の事や放射線についてもっと知りたいと思いネットで調べていた時

平井憲夫さん と言う方の手記がある事を知りました。

実際に原発で20年間従事し、その原発のありのままを手記として残して1997年にガンで亡くなったそうです。(福島原発の事も書いてあります)

 読むうちに私達人間は子供の火遊び的なことをしているのではないかと思いました。 そして、「オール電化」などと言って電気に100%依存した生活がいかにも快適で自然環境に良いかの様なことを洗脳していますが、現時点において電力のほとんどを原子力と火力に頼っていて原子力にどんどんシフト、増設しようとしている現状では、事故が無くても日本中が被曝しない人が居ないと云った事にも成りかねないとも感じました。  つまり、「自分さえ良ければ」的な考えでは現状の「オール電化」は魅力でしょが、自分達の住む環境を危険な状態にしてその上での「電化による快適」なんて馬鹿げた話だと・・・快適さのリスクは快適な生活をした人間にもかかって来る訳で、そのことに私も含め多くの人が気付く絶好の機会だと思います。 もしかすると、今回の地震はその事に気付かせるための地球からの全人類に対する警告だったのかも知れません。

私は、「オール電化」ではなく、「オール自然エネルギー電化」を掲げるべきだと考えます。

 この時に、誰も太陽光パネルを付けてオール電化しているじゃないかと思う人もいるでしょうが、一般家庭で一番電気使うの何時ですか? 夜に太陽はありません。 新築マンションとかみんなオール電化と云っていますが、マンションに太陽光パネルはありません。有っても世帯数が多いですから恩恵はほとんどありません。 原子力による電力需要を二次曲線的に増やしているだけです。

多様な自然エネルーギーを使えるようになって、昼夜を問わず電力確保出来て本当のオール電化による快適生活だと思います。

原子力や火力発電の増設ではなく前述のような取り組みにより原子力や火力発電所の減設を推し進めることが、この日本、いや、地球にこれからも私達が住み続ける為に重要な事だと感じました。

この手記を読むと、とても怖い話が沢山書いてあり、途中で読むのを止めようかとも思いました。 でも、臭いものに蓋をせず、本当の現状を知識として持つ事が自分達の行く末の進路を正し、身を守る事になると思います。

PS. 原発の怖い話ばかりで恐縮です。 本件の平井さんの手記について反論記事も有るようです。 多方向からの情報解析が必要だと感じますが、どれが本当なのかは原発関係者でなければ分からないのかも知れません。 でも、この様な事故が実際に起きる訳ですから、私の自然エネルギー利用に対する方向性は間違っていないと思います。


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地震被害8

2011-03-19 15:35:51 | 地震被害

●放射能の不安4

 放射線量の被曝の実態について、分かりやすい図式で描かれたHPを見つけました。

 文部科学省のHPです。・・・・リンク先が変わってしまうようなので、取り込んだ図を下記に表示します。(3/20修正)

(クリックで大きくなります)

 ただし、見方を誤ると、とんでもない判断になってしまいますので、注意が必要です。

 1.この図の中で、10,000μシーベルトまでの凡例は、上限値を示したものではなく単純に、

   「こういうものはこれくらいの被曝量です」と言っているだけです。 上限値として表記されて

   いるのは50ミリシーベルト/年(50,000μシーベルト/年)以上の部分のみです。 

   前回のブログでの計算値はこの値を使いました。

 2.テレビの解説でも良くレントゲンの被曝量を引き合いに出していますが、一瞬の被曝と

   恒常的な被曝の違いを混同してはいけません。 仮に、レントゲンの一瞬の被曝量と同じ

   数字の放射線量だった場合、「だから安全だ」などと単に考えたとしたら馬鹿げた話で、

   その浴びる時間を考慮に入れた上でその安全性の確認が必要ですね。 恒常的にレント

   ゲンと同じ数字の放射線を浴びてたら年間438ミリシーベルトもの莫大な被曝量となって

   しまいます。

   つまり、数字だけではなく、その右側に書かれた「回」とか「年」とかその数値を得る範囲を

   良く確認する必要があります。

 3.この図の中で、自然界ではブラジルのように10ミリシーベルト/年もの放射線が地表から

   出ている所に住んでいる人も居るという事実も分かります。 そもそもラドン温泉などは放射

   線を含んだ温泉で、体に良いなどと言って皆さん入りに行きますよね。

と言う事で、テレビに出てくる学者さんの話もその一部だけしか聞かなかったり、理解できないと、とんでもない心配の種が頭を悩ませる事になる訳ですね。 やはり、自分で確実な情報を得て良く理解し、判断することが重要で、テレビ報道内容はその切っ掛け的な役目だと考えれば効率の良い情報収集も可能だと思います。


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地震被害7

2011-03-18 22:13:40 | 地震被害

今日も、那須塩原駅には福島県内から新幹線で東京方面へ向かう乗客が朝から夜まで沢山いました。

当然、駅周辺の放置車両が更に更に増えています。 行政の早急な対応が必要な状況になっています。

●放射能の不安3

さて、放射能に対する知識を得ようと、できるだけ確実な情報を求めていますが、被曝量の1時間限度値について良く分かりません。

放射線を扱う業務に就いている人で50ミリシーベルト/年が上限のようです。 

テレビでは一般の人が受ける放射線は3ミリシーベルト/年とも報道しています。

仮に50ミリシーベルト/年を限度とした場合、1時間の被曝量に換算すると、

50,000÷365÷24=5.7μシーベルト/時 となります。

言い換えると1時間に5.7μシーベルト以下であれば、常に受け続けてもなんとかOK? 

但し、この話には5年間に100ミリシーベルト以下であるというand条件もあります。 

この上限を優先するならば、 

100,000÷5÷365÷24=2.28μシーベルト/時 となります。

長期に渡り被曝する可能性を考え、充分な安全を考えると単純計算ではありますが、この値が目安のように感じます。

素人の意見ですから各人で判断してください。

本日3月18日の那須地域の放射線量は 約1.0μシーベルト/時 ですから、この放射線量を恒常的に受けても充分許容範囲か??

●発表されている数値データをグラフ化してみました。 クリックで拡大できます。

  ↑ 3月15日の2号機破損事故から4時間後の10時頃から風向きがこちらに向いて13時以降には急激な上昇がありました。

参考に3/15の12:00時点の平常時の放射線量は 0.03μシーベルト/時 でした。


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地震被害6

2011-03-17 20:52:48 | 地震被害

●那須塩原駅前に車放置

 

(3/17朝の様子。 放置車両で駅ロータリーが使えず地域の人は困っています。)

 新幹線が動き出したので、私も昨日(3/16)から通勤を始めましたが昨日の朝、駅に着くと凄い数の車が駅のロータリーに止まっています。   何事かと思ってナンバーを見ると全て福島ナンバー。

 着いたばかりの車からは6人くらいの家族と思われる人が降りてきましたが、そのまま駅の階段を登って行きます。 まさかここに車を置いて東京方面に行くのか?と感じたと同時にこの車どうするんだろうと疑問に思いました。新幹線に乗ると、何時もはガラガラの車両内がほとんど満席。 あちらでもこちらでも携帯で連絡をとっていて、「福島には戻らない」とか「何時戻れるか分からない」と云っています。 原発の恐怖に東京方面の知人宅に身を置くようです。

さて、駅前の車はどうするのか? 夜になり、帰宅して駅に着くとやっぱり・・・・ 朝以上に車が増えています。

このロータリーは地域のバスが発着する場所であり、タクシー乗り場でもあります。 びっしり車が止まっていてバスはロータリーに入れませんし、送り迎えの車でさえ入ることが出来ません。 バスはUターンすら難しいです。

原発事故が怖いのは分かりますが、自分が被害者だからと云って他の地域の人に対して迷惑をかけ加害者になってはいけませんね。

「車なんかどうなっても良いんだ」と云っていた人もいましたが、それなら車にキーを付けたまま置いて行けば良いのに言っている事と行動は相反する事をしています。 そんな身勝手な事を常に行っているとそれなりの事が自分に返って来るんじゃないかな? ”人の振り見て我が振り直せ”ですがね。

●放射能の不安2

 実は、15日の書き込み直後にアメダスの風向きを確認すると、早朝は北の風だったのが11時位から東北の風に変わっていました。 そう、心配していた通りに原発の放射性物質が直接こちらに向いたのです。 昨日になり、那須町の放射線量が発表されました。キッカリその風に乗って来たのでしょう。 15日午前中は0.03μシーベルトだったものが15日2時以降に突然上がり出し、最大で1.7μシーベルトまで上がりました、未だに1.2μシーベルトあり、ほとんど値が下がりません。 今日は一日風向きが海方向を向いていたにも関わらず、自然時の40倍の放射線量となったままです。  テレビ等ではこの程度の値は全く健康被害の無い値と云っていますが信じて良いのでしょうか?良く分かりません。ここ(放射線医学総合研究所)に情報がありますが、内部被曝を防げば確かにこの値は大した値ではなさそうです。 体内に取り込まない事が重要ですね。

●帰宅命令

 今日は、大規模停電の恐れがあるとして、会社から帰宅命令が出て1時間早く帰って来ました。 発車20分前に新幹線ホームに着きましたが大混雑。 短い10両編成だった事もあり、小山まで座れませんでした。10年くらい立った事なかったのにビックリです。 今日も那須塩原駅に着くと避難をするため東京へ向かう沢山の人が切符売り場にいました。 ・・・また駅前の車が増えるんでしょうね。(今日帰宅時は商店街の店先まで止めてありました。 明日になったらお店の人困るだろうな)

コメント (1)
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地震被害5

2011-03-15 10:29:55 | 地震被害

●放射能の不安

福島第一原発2号機で大変な事が起きましたね。

今日は、北の風の様ですが、那須は福島原発からは南西100kmなので、現時点では方向が違います。

ただ、今後東北の風または、北の風で南に流れた放射性物質が、途中で風向きが変わって内陸に拡散する可能性もありますね。

もし、風向きがこちらに向いていて風速5mの風だとすると5×60×60=18km/hとなり、約5:30で流れて来る事になります。

2号機が爆発して4時間程経ちました。 拡散して薄くなったとしても測定器があったら恐怖を目の当たりにする事になるかも知れません。

先ほどテレビで茨城県の東海村で放射能の増加が確認出来たと報道したので、やはり海岸沿いに南に風が吹いているのだと思います。 東海村も福島原発から同じく100kmですから、少し風速が早いのかも知れませんね。

逃げようが無いので、外へ出ない事くらいしか対策ないですね。

●私の2次被害

 日曜日に一日かけて屋根瓦の片付けと仮補修をしたため、昨夜から腰と足の筋肉が最大に痛くなって動くことも間々なりません。 全くひどい年になったものです。


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地震被害4

2011-03-14 16:01:19 | 地震被害

会社に出社するには交通機関が動かないことにはどうにもなりません。

今日は、JR那須塩原駅を見てきました。

●宇都宮線が動けない理由が分かりました。

 駅内は電気が消され、シャッターが下りていて見たこと無い雰囲気でした。

 渡り廊下から下を見ると大勢の作業員の方がなにやら作業をしていますが、良く見るとホームの線路端の大谷石が周辺の家の塀が倒壊しているのと同じく崩れて線路を塞いでいたようです。

 

駅にはヘルメットをかぶった女性職員がテーブルに2人いて駅に来る人に説明をしていました。 私も新幹線や在来線の開通時期について聴きました。

結果、新幹線は明日中には動く可能性があるという事でしたが、在来線(宇都宮線)は、まだ復旧に時間が掛かるとの事。

●スーパー、ホームセンター、ガソリン

生活に必要なものを調達しに行きました。

田舎では、車が必須なので先ずはガソリンを探しに行きましたが、5件見てもどこにもガソリンはありませんでした。 そこで、諦めてホームセンターへ。

計画停電の影響で、単一乾電池、単二乾電池は一本もありません、単3、単4はわずかに残っていました。

私の場合、単3はエネループを大量に持っているので単4を買いました。その他トイレットペーパーなどを買おうとレジに並んでいると、店員の方が「隣のガソリンスタンドにガソリンが若干入荷したようです」と知らせてくれました。 早速外に出ると既に道路は超陀の車の列でしたが、ホームセンタを出るのにどうしてもその列に割り込まざるを得ません。 そのまま10分程度でガソリンスタンドに入る事ができ、満タンに出来ました。灯油も買えました。 超ラッキーでした。 その後スーパーにも寄りましたが、野菜含めて品物はとりあえずありました。

●救助や物資を運ぶヘリコプター

私の家の上空は、南から北へ向かう自衛隊ヘリが5分から10分おきに飛んでいます。

ガンバレーとエールを送ります。

●余震

 今日も震度3程度のゆれが、10回程度あったと思います。

 先ほどもかなり揺れました。 この分では明日以降、新幹線が動いてもすぐ止まってしまうのではないかと心配です。

 


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地震被害3

2011-03-13 23:49:18 | 地震被害

前号に引き続き、家の状況です。

●家族の状況

 私が東京で帰宅難民となっている間、自宅では妻と子供2人が協力して地震の恐怖に耐えていました。

自宅付近は地震直後から停電と断水となっており、夜に備えて必要物品の入手に駆け回り、息子の学校へ迎えに行き戻った時には夕刻になったため、部屋の中はほとんど片付けられなかったそうで、寝る場所もないし、何より余震が10分おきくらいに来るため家の中に居られなかったそうで、夜は車の中で3人で寝たそうです。 (3日目の今日も30分~1時間置き位に余震がありますね)

停電が回復したのは明け方の5時くらいだったとの事。

妻は、息子と娘もそれぞれに良く手伝ってくれたと云っていました。 もしかすると、家族の絆を深める良い機会だったのかも知れません。

●部屋の中の様子

地震の翌日に息子が片付けながら携帯写真で、部屋の中を撮影していました。

台所は一番ひどく、陶器やグラスの多くが落下し、写真にはもうありませんが、テレビと壁掛け扇風機も落下していたとの事。でも電子レンジは落下せず壊れなかったのは幸いです。

でも、お気に入りの茶碗やカップのほとんどが壊れてしまいました。

私が家に着いた時には大分片付いていたので、この様な惨状は写真が無ければ分かりませんでした。 

家族のみんな、良く頑張ったな!ありがとう。

●屋根瓦

私の家の最大の被害は屋根瓦が崩れた事。 次にひどかったのはバスルームの大きなタイルが5箇所も割れており、壁にヒビが入っていました。トイレのドアが閉まらなくなっていて居間のドアは、ノブが壊れていました。

今日、一日がかりで壊れた瓦の撤去とビニールを被せました。火曜日には雨が降るような事も言われているのでこれでなんとかしのげそうです。 でも、天気が良かったので本当に助かりました。

息子に言われて分かったのですが、この時計、地震が起きた時間で止まったままです。

よほど揺れが大きかったのでしょうね。


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地震被害2

2011-03-13 22:35:11 | 地震被害

前回は自宅周辺の被害状況でしたが、今回は地震の際の自分の状況についてです。

●地震時の状況

自分は東京に新幹線通勤をしており、金曜日でしたから会社(東京)でこの地震を体験。

このところ地震が多かったので、最初はいつもの震度3程度のゆれかと思っていると益々大揺れに。

会社は30階建てビルの19階にあり、感覚的に1mくらいは体が横にゆすられていたと感じました。丁度ブランコに乗っているようでした。机の下に隠れましたが、袖机の引き出しが飛び出したり戻ったり、壁際にあるスライド式書棚も右へ移動してドカン、左へ移動してドカンとぶつかっていましたが、どうにもなりません。 ゆれの方向と机や書棚の移動方向が一致していたのでこの様な状況がひどかったのだと思いますが、こんなに揺れてビルの柱が折れたりしないのかと思わない人はいないと思います。

長ーい ゆれが収まって外を見ると黒煙が見えました。その後、TVでも放映していたお台場のビルの火災でした。みるみる大きな雲のような煙の塊になりました。間もなく館内放送があり、「当ビルは安全です」と・・・ これには大きな安心感を感じました。

●家族との通信

TVで情報を見るまで、これが東北地方で起きた地震による揺れとは考えられませんでした。P波はほとんど無く大きなゆっくりしたS波だったので遠くだとは思いましたがまさかですね。

でも、その直後東北と自宅はその中間に位置している訳で・・・東京より揺れが小さい訳ないし、那須塩原は震度6強なんてTVに流れているし・・家族の携帯に電話を入れましたが発信規制が掛かっているため全く繋がらず、暫くはTVに噛り付いていました。

携帯メールが来たのは3時間後でした。 とりあえず生きていたようで一安心。

●帰宅難民

その後、気が付いたのは帰る交通手段が無くなった事。 新幹線も在来線も不通のまま、深夜になり明日は東北方面の新幹線も在来線も運行しないと断言されたため、どうしようか・・・

翌朝になり、別なビルにいる同じ新幹線通勤をしている先輩から電話が入り「レンタカーで帰ろう」と。 川崎のレンタカーが借りられたと云う情報が入り、早速五反田まで走って2人と合流し、バスで川崎に行きました。 逆方向ですから、都内を抜けなければなりません。 環7で都内を抜け4号線で北上しましたが、どこまで行っても渋滞は解消されず、埼玉県に入ったのが14時を過ぎていたでしょうか。それから栃木県近くになり、昔小山の職場にいた先輩が運転し、地理に詳しいだけあって裏道に入ったらスムースに走り出しましたが、さすがに自宅に着いたのは20:30でした。 私は、会社に行く時に免許証を持っていないのと夜一睡もしていなかったので、先輩方2人に運転して戴いて寝ていました。

12時間も運転をされた先輩方。 本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

 

 


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地震被害1

2011-03-13 21:16:49 | 地震被害

他の趣味が忙しく、暫く停止していた本ブログですが、この地震の被害についてお知らせするために再会しました。
東北地方ではより甚大な被害を受けておられる中、些細な被害ではありますが那須塩原市の自宅周辺の状況をお知らせいたします。


なお、多くの電話やメールを戴きました知人の方々にお礼申し上げます。

 

↑道路にはこの様な亀裂が10mおきくらいにあります。 ↑直ぐ近くの家屋が倒壊しました。

 

↑お墓の塀も、墓石もほとんど倒れました。     ↑石積みも全て崩れました。

 

↑奇跡的に倒れずに残った観音様(金乗院)   ↑いたる物が倒れました

↑今年の正月にも鳴らした鐘つき堂もご覧のとおり。あと10cm柱がズレていたら倒れていました。

↑地震直後、息子が携帯で撮った写真。

道路のあちこちでマンホールが隆起? いやいや。 マンホール周辺の路面が沈下しました。

20cmも沈下し、橋との段差も発生しました。

 

危険なため、直ぐに市がアスファルトでスロープを付けました。

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