大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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第四回定例会終了

2006年12月10日 | ●議会・委員会

1【補正予算】(可決:奈須は反対)
①西行政センター新築費用全建築費用 11億2569万円のうち2億2153万2千円

 西行政センター移転のため、新庁舎の建設費用が計上されました。
 土地購入及び、設計に10億円弱。建設費に11億2500万円。他に、現庁舎の
 取り壊し費用、移転費用が今後かかってきます。
 *現庁舎の土地をいくらで売却するのか、またその条件などについては、
 用地購入も終了し、建築費が明らかになっていながら、明らかになって
 いません。 
 
②認証保育所運営補助                  3549万8千円
③大森南四丁目工場アパート用地土壌処理工事費用の一部  6300万円
 
 工場アパート用地から重油などの土壌汚染が発見され、そのための処理費用の
 一部が計上されました。
 *今後、元の土地の持ち主への求償が問題になります。

④東糀谷四丁目公園用地購入費用              35億円
⑤新会社設立のための出資分担金              520万円
 *12月6日のブログを参照

2【政務調査費領収書添付義務付け】(継続:奈須は賛成のため採決するよう要求)
 
 *委員会で継続審議となった「政務調査費の領収書の添付を義務付けるための
 条例」は、委員会において採択を主張する委員と継続を主張する委員とに
 分かれたため、本会議場において起立採決となりました。
 提案者13名以外の自民・公明・民主一人会派のいちぶが継続を主張し、条例は
 成立しませんでした。
 
3【大田区立図書館の指定管理者の指定】(可決:反対)

 大田区立図書館のうち、現在建て替え中の入新井図書館と大田図書館を除く
 14館全ての図書館を民間事業者に指定管理者として指定するための条例です。
 *一度に大田区のほとんどの図書館を民間事業者・NPOに指定管理者として指定
 するにもかかわらず、中央館機能は、今後どうするのか、各館同士、或いは
 各館と大田図書館との情報伝達方法や管理体制もあきらかになっていません。
 これまで受託し、今回指定管理者として指定を受けた事業者の中には、雑誌の
 対談において「大田区は区側の判断は、とにかく値段の安さありきというのが
 強すぎる」といっているところもあります。
 今回の事業者の選定にあたっても、そうした評価を払拭するだけの選定の工夫は
 みられませんでした。
 
 
4【自立支援法食事費用の助成について】(否決:賛成)
 
 議員提案。障害者自立支援法により応益負担となった施設利用費用ですが、
 負担軽減のため、食費の一部を補助するという内容。
 現在、多くの自治体で行っているが大田区には無い
 
5【後期高齢者医療広域連合設置】(可決:賛成)

 75歳以上の高齢者の健康保険を東京都の全ての自治体が広域連合を作って
 運営していくための条例。
 自治体間の負担を平準化するための方策だが、法律に広域連合設置がうたわれ
 ているのは、自治権の侵害であると見る向きもある。


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