リニア新幹線の審査請求して1年近くになりますが、昨年末、審理員を決定したという通知が来ました。
今後は、認可を下した国と請求人である私たちの意見を元に、審理員が意見書を作って、それをもとに行政不服審査会が是非の判断をします。
はじめてのことなので、どう進めるのか審理員に説明を求めましたが、公平性を担保するため、審理員は来られない、と言われ、認可をおろした所管課の職員が来て説明しました。
審理員は公平性の点でダメで、訴えている大深度地下所管課がくるという不思議なことが行われました。
そもそも、審理員も国土交通省の職員です。審理員は審査の途中でも、人事異動で変わることもあるのだそうです。
大深度地下の認可をした職員が審理員になることはできませんが、審理員を務めた職員が、大深度地下の担当になることは認められています。
そう簡単に、国土交通省の不利になる意見書は作れないしくみではないでしょうか。
「公平性」を理由に審理員と審査請求人を会わせない判断をしたのですから、ぜひ、審理員には、公平で事実に即した意見書の作成に努めていただきたいものです。 . . . 本文を読む
羽田空港の飛行ルートを3月末から変更すると国と自治体が合意しました。多くの住民の反対は、国にも自治体にも届かず、増便により旅客や物資の輸送力の増強で利益を見込む企業の声が通った形です。
現時点で最終的に明文化されている大田区と国との覚書から、あらためて新飛行ルートの問題点について、羽田空港増便問題を考える会、および、増便に伴う飛行ルート変更に抗議する国民一同で、抗議声明に署名を添えて国土交通省に提出しましたのでご報告します。ぜひ、お読みいただき、あらためて、何が起きているのか一緒に考えていただきたいと思います。 . . . 本文を読む