子供のころ、蒸した大豆を稲わらに包んで温かく
して保存し、3日間ほど置くと大豆の表面に少し
白いカビが生え、ややぬるっとした状態になった。
これが納豆だと教えられて造っていたことがある。
今店頭で売られているほど、納豆臭さは備えて
いないが、当時はそれでも美味しいものだった。
ドブロク造りはご法度だったが、ヨーグルトは
各家で一般的に造っていたことを思い出す。
乳牛を飼っている農家で牛乳をもらってくるのが
一番だが、配達されてくる瓶入りの牛乳でも問題なく、美味しいヨーグルトが出来る。
身体に良いとかで山羊の乳で造っていた人も居た。
最初は乳酸菌の「種」を買って来ていたのだろうが
2回目からは、出来たヨーグルト自体を種として、
容量の5%余りも取り残せば十分だったと思う。
風呂の湯の温度ぐらいに温めた牛乳に種を混ぜて
炬燵の中にでも入れておけば、2~3日で立派な
ヨーグルトが簡単にできた。
そのヨーグルトが関西のスーパーの棚から消えた。
なんでも馬鹿が言い出した放射線防止に効果が
あるとの噂で中国並みに買占めが起こっているとか。
上に書いたやり方で、放射性ヨウ素が高いと廃棄
される牛乳を買い込んで、ヨーグルトを造ればよい。
放射性ヨウ素131の半減期は8日間だから、出来
上がったら冷蔵庫で暫く熟成させば、買占めに
走らずとも安心で美味しい自家製が手に入るだろ。
ついでに納豆も効果があるとTWITしませんか。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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