福島第１原子力発電所での事故の様子が連日
生中継されて、地域住民だけでなく国民に非常に
大きな不安を与え続けている。
特に心配なのは放射能汚染の問題。
放射能を浴びた場合は、洗い流すことになるが
呼吸や飲食物などで放射性ヨウ素が体内に入り
込んだ場合に備えた対応が必要になって来る。
この場合に有効とされるのがヨウ素剤の服用。
体内に入った放射性ヨウ素は甲状腺に蓄積され、
ここからガン発生原因になる放射線が放出される。
そこで予め放射性でないヨウ素剤を服用して、
甲状腺に蓄積させて、放射性ヨウ素の蓄積阻止に
備えさせる目的の薬剤だ。
現在、福島第１原子力発電所から３０Ｋｍ以内
からの避難者数以上の３８万人分のヨウ素剤が
福島県に備蓄されているので心配はないが、
市場流通分では買い占めなどの対象にもなる。
中国では、放射能に食塩が有効だとのデマから
日本から放射能がやって来る事態に備えて食塩
購入に人々が奔走する異常事態が起こっている。
「備えよ常に！ 備えあれば憂いなし」です。
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