備えよ常に! 備えあれば憂いなし
国立感染症研究所の発表では、今年に入って
から6月2日までの国内の劇症型溶血性レンサ
球菌感染症患者数は速報値で977人で、23年の
同じ時期の2.8倍となった。
[劇症型溶血性レンサ球菌感染症]は“人食い
バクテリア”とも呼ばれ、感染すれば手足の
壊死を引起して極く短時間のうちに死亡する
ことがある。
30代以上に多いとされる[A群溶血性レンサ
球菌]と呼ばれる細菌に感染すると、手足の
壊死や多臓器不全などの症状が急激に悪化して
致死率が30%余と非常に高い感染症。
専門家は、劇症型は傷口から菌が入ることで
起こることが多いとされるものの、詳しい
感染経路が分からないケースもあるという。
転倒などによる打撲をきっかけに症状が急速に
進むこともあるとしており、手足に切り傷や
擦り傷、打撲傷などを負ったときは、早く
消毒などの手当てをすることが肝要。
傷口の腫れが急速に広がったり、高熱が出たり、
意識が朦朧としてきたりした場合は、一刻も
早く治療しなければいけないと警告。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?