大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

四川大地震の予兆現象はあった

2008年07月26日 | Weblog





7月5日の中国政府の発表では、四川代地震による

死者は 69,196人、行方不明者 18,381人、

負傷者 374,176人を数えると報告されています。

30年余り前の1976年7月28日、文化大革命の最中

に発生した河北省唐山市で発生したM7.8の地震では

公式発表で24万2千人余りの死者を出しています。

しかし、前年の1975年2月、遼寧省営口市と海城市を

中心にして発生したM7.3の海城地震では、地震前に

前に見られた予兆現象(宏観異常現象)から、市当局の

地震発生に備えた、果敢な避難、被災予防の指導で

家屋には大きな被害が出たものの死者は出ませんでした。

この歴史的な前兆現象を生かした防災態勢が、唐山

地震では生かされず、一説では50万人とも言われて

いる犠牲者を出しました。

では、今回の四川大地震では、どうであったのでしょう。

今回も、前兆現象は多くありました。

江油市では、1ヶ月に地下水位が急に下がる現象が

数回発生したり、川の水温が急激に上下する減少が

起こっています。

震源地周辺からもたらされた多くの報告に基づいて

中国地理物理学会の天災予測委員会が4月26、27

日の2日間に渉って討議しました。

その結果、大地震発生の可能性が高いとの結論を得て

上部に報告されたのですが、残念ながら、ここで握り

つぶされて注意の予報すら出されず、今回の悲劇を

呼んだのです。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  






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