世界的な景気の落ち込みで産業のコメといわれている
鉄鋼の生産量も落ち込んでいますが、鉄鋼市場の動向は
良しも悪しくも中国となりそうです。
昨年の世界の生産量約13億3000万トンのうち5億トン
程を中国が生産しています。
30年ほど前に、当時の八幡製鉄の稲山氏が中国に
製鉄設備や技術を持ち込んで、中国の発展に備えた礎を
もたらした話がありますが、当時からすれば日本の鉄鋼
生産量は大きく増えることも無く、1億トン前後の状態です。
景気の回復が著しく、中国国内でも国有企業を中心に
企業の再編が急ピッチで進められているため、今年は
5億トン趙で、世界の40%近くまで生産量が伸びそうです。
景気回復と共に、アルセロール・ミタルによる日本の鉄鋼
企業への触手も伸びてきて、また買収に備えた態勢造りで
忙しくなりそうです。
ただ量を作ればよいではなく、日本の企業には次の時代に
備えた新しい製品作りが進んでいます。
船首が波の抵抗を少なくするために先日の自衛艦の
衝突では、コンテナー船を切り裂いていました。
船舶が衝突した時に従来よりも衝撃を吸収しやすく、また
変形し難い、衝撃を緩和する鋼材が開発されています。
また、従来よりも20%薄いながらも、40%もプラスの
強度を備えた自動車用の鋼鈑も誕生しており、エコカー
時代には欠かせないコメになりそうなニュースです。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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