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2014年に開かれた、「日本海における大規模
地震に関する調査検討会」では、津波の発生源と
なる主要60断層が特定されて分析された。
検討会では、「日本海側は太平洋側よりも断層が
浅く、動く角度が急なため、地震規模に比べて
津波が高くなる。更に、断層が陸地に近く、
到達までの時間も短い」と説明している。
一部の地域では地震発生から2~3分以内に
30cm超の津波が到達する。
最短1分の地域は奥尻町や山形県酒田市など
6道県15市町村存在する。
10分以内では、14道府県の82市町村。
因みに、新潟市では7分、福岡市8分。
南海トラフでの巨大地震による津波の到達
予想時間では、静岡市や沼津市、尾鷲市では
4分となっているが、名古屋市や大阪市では
1時間40~50分となっている。
原子力発電所での津波高は、最大は北海道の
泊原発の5・8m、石川県・志賀原発は3・8m、
新潟県・柏崎刈羽原発は3・4mであり、建設中を
含む11施設のいずれもが電力会社が公表した
想定高を下回っている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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