大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 日系銀行が資金を引上げても心配ない

2019年08月10日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




韓国の研究機関の報告書では、日系銀行が

保有する対韓国資産規模は、2018年末基準で

563億ドル(約6兆1300億円)で韓国内が298億

ドル、日本国内155億ドル、その他11億ドル。

グローバル銀行の対韓国資産規模(2894億ドル)の

うち日本の比重は15・6%で、米国系27・3%や

英国系26・4%に続いて3番目に規模が大きい。

米英日3ヶ国が、7割の規模を備えていることに。

だが、韓国の銀行の総資産は2兆2602億ドルと

なっているので、3ヶ国が占める比率は全体の

2・5%の規模を備えるに過ぎないとする。

分野別では、日系銀行の韓国内企業与信は

23兆5000億ウォンで70%が大企業に集中し

中小企業の比重は1%前後となっている。

日系銀行の融資先が、健全な財務構造を備え

大企業に集中しているので、もし、日系銀行が

韓国内にある日本の金融資金回収に走ったと

しても、韓国の金融システムのリスクに繋がる

可能性は低いと結論付けている。

日系銀行による資金引上げがあっても心配ない。

だが、庶民レベルでみれば、不動産融資を

除けば、ケンチャナヨなどと言ってられない。

2018年末基準で日系貯蓄銀行と貸金業者の

韓国内融資額は、17兆4102億ウォン(1兆6000

億円)で全体(76兆5468億ウォン)の22・7%に。

別の報告では、現在は不動産以外は日系貸金

業者が市場を握っているとされて、自動車

ローンを含め、日系貸金業者は韓国の庶民

レベルの小口融資市場を支配しているという。

それだけではない、韓国企業が輸入取引を行う

際に韓国の銀行が発行する信用状は、日本の

銀行が保証しなければ、発行できないのだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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