備えよ常に! 備えあれば憂いなし
機能性表示食品と特定保健用食品(トクホ)との
違いは、 特定保健用食品(トクホ)は有効性や
安全性について国が審議を行い、消費者庁
長官が許可を与えた食品であるが、 機能性
表示食品は、有効性や安全性の根拠に関する
情報等を消費者庁へ届出ることで、事業者の
責任で機能性の表示をする食品。
消費者庁は、3月22日時点で届け出のある
1693社の6795製品を対象に調査を実施。
調査結果では、1395社のうち11社から健康
被害の報告があったほか、販売実績のない
商品も1637製品存在した。
食品安全委員会による審査を経て製造販売が
認可された特定保健用食品(トクホ)だとしても
摂取するには十分な配慮が欠かせない。
国民の4〜6割程度が[健康食品]を摂っており、
女性の方が男性よりも摂っているという。
東京都福祉保健局の調査では、健康食品の
摂取者の4%ほどは身体の不調を感じている。
主な症状として、下痢 や腹痛、発赤や発疹、
身体のかゆみなどのアレルギーと思われる
症状が多いと報告されている。
その他、肝機 能や腎機能に障害が起きたと
いう、一部の報告がるとしている。
2023年8月、食品安全委員会は設立20周年に
当たり、改めて国民に[健康食品]は安全とは
限らないとして、19ヶ条のメッセージと共に
異例の呼びかけを行った。(主な内容)
*「食品」であっても安全とは限りません。
*大量に摂ると健康を害するリスクが高まります。
*ビタミン・ミネラルをサプリメントで摂ると
過剰摂取のリスクがあります。
*「健康食品」は医薬品ではありません。
品質の管理は製造者任せです。
*誰かにとって良い「健康食品」があなたに
とっても良いとは限りません。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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