大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

打ち出の小槌 FRB

2009年04月13日 | Weblog


    



金融危機が引き金となった米企業に対して金融支援を

行っているFRB(米連邦準備理事会)は、企業支援の

目的で、企業が経営本体から切り離した不良資産を   

買取っていますが、この買取資産額が急膨張しています。

08年3月度では、総資産が9000億ドル(約90兆円)と

されていましたが、リーマンショックが発生した秋以降から

急増し始めて、08年末には2兆1000億ドル(約210円)に

なり、今年末には倍増して、4兆~5兆ドル(約400~500

兆円)規模になるのではないかと予測されています。

これだけの多量の資金が出回ることになれば、インフレに

なるのではとの懸念が生まれています。

また、買取った不良資産が、真実の不良となり税金で

穴埋めせざるを得なくなる危険性も指摘されており、それ

以前に、多量の民間債権を適正に売却できる可能性が

あるのかとの懸念に非常に大きな関心が集まっています。  

FRBは、多額の不良資産買取に備えて、十分な自己

資金を保有しているわけではなく、必要な資金は、信用創造に

よって生み出されているものですから、議会の承認を得る

必要も無く、いはば天井無しでもあるわけです。

当事者のFRBは、だからと言って、現在実行している

政策を中止する正しい意見だとはならない。

現在、アメリカが直面して重大な経済危機に対して、取り

得るべきあらゆる利用可能な手段を行使することが必要

時期にあると表明しています。   

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

安全と安心非常持出袋の準備は?






  







gooリサーチモニターに登録!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。