大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国EV 生き残りを賭ける[戦国時代]に突入 

2024年05月10日 | Weblog

備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        





2021年には、中国政府の巨額の補助金目当ても

あって、EV製造企業は300社にも及ぶとされて

いたが、23年半ばには100ほどにまで淘汰。

今年は、中国比亜迪(BYD)と米テスラの2社を

トップとして10社ほどが最後の生き残りを

賭けた年になるとの見方が支配的。

中国国家発展改革委員会(発改委)も、4月に

今年はEVやPHVの大量供給による価格競争が

激化するとの見通しを発表している。

発改委は、EVなどの新エネルギー車(NEV)の

市場需要は、今年210万台増加するとしNEVの

占める比率が3分の1を超えそう。

だが、EV各社の供給計画は需要増を遥かに

超える量が計画されており、過剰生産による

過当競争が更に激化することが予想されている。

値下げ競争が激しいなか、安易に値引き販売を

するとすでに買ったユーザーから、厳しい

反発がでるのを嫌って、理想汽車は購入済みの

ユーザーに対して、先手を打ってキャッシュ

バックをして引き留め策にでているが、これは

広告費だと割り切っている。

1台買えば、もう一台ついてくるとの宣伝も。

理想汽車の年間販売目標は80万台。

だが、今年1〜3月の月間平均販売台数が

2万7000台と1ヶ月平均9000台で、目標には

程遠い実績。

テスラも、4月にセダンの最廉価モデルを

6%値引きしてBYDに対抗。

値下げを強いられると共に、減産に向けて

従業員10%の削減も発表。

米国の巨人も青息吐息の年になりそうだ。

中國EV各社にとって、今年は生き残りを

賭けた年になるとの悲壮な雰囲気が漂う。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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