備えよ常に! 備えあれば憂いなし
少子化が深刻な日本では、高齢化も進んで
総人口は減少傾向に。
65歳以上の高齢者が総人口に占める比率の
高齢化率では、2023年は29・1%と過去最高を
更新中と悲観的な数値更新が続く。
GDP成長率は、コロナショックで2020年は
マイナス4・24%、翌年は反動もあってプラス
2・3%なったが22年はコロナ禍の中でも
頑張ってプラス1・05%、23年は1・96%と
低いながらも過去10年間では、米国には
敵わないけれども頑張ってまずまずの成長率。
近年、日本は異常な円安もあって一人当たりの
名目GDPは低下の下りの一方通行、G7諸国中
最下位、EU諸国と比べても歴然とした差が付く。
若い人たちにとって、日本将来に対する
悲観的な考えや見方も出てきているだろうが
ちょっと待て、と一声が。
人は周囲を気にして比較することで自分の
位置を理解して満足もし、悲観もする。
様は、切り口が問題で比較する基準を変えると
立ち位置が逆転して気分がすっきりすることも。
国民一人当たり名目GDPは、世界共通の
ポピュラーな指標の一つである。
1990年から2019年の期間で見ると、日本の
GDPの年間成長率は1%未満で、米国の
約2・5%を大きく下回った。
1人当たりGDPの成長率では日本が0・8%と
停滞したのに対し、米国は1・5%とほぼ半分。
だが、生産年齢人口1人当たりのGDP成長率は
日本が1・44%に対し、米国は1・56%と殆ど
差がなくなり、2019年までの期間では、
先進7ヶ国(G7)で日本が最も高かった。
だが、これを生産年齢人口一人当たり名目
GDPに置き換えるとがらりと数値が変わる。
そうし高齢化で、生産年齢人口が少ない
日本は、俄然周知上で優位にランクされる。
米国経済学者の報告では、コロナウイルス禍
直前の2019年までの期間では、生産年齢人口
1人当たりGDPの成長率は先進7カ国(G7)で
最も高い数値になった。
日本が持つ潜在能力の高さを気づかせる
報告であり、国を挙げて進めている半導体
立国政策で付加価値増加への成果が上げる
ことができれば、日本復活を声高に叫ぶ
こともできるようになると期待。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?