日本海東縁部は、北米プレートとユーラシア
プレートのぶっつかっている地帯であるため、
多くの断層や褶曲が存在して、M7級の地震が
多発する「歪み集中帯」である。
地震調査研究推進本部による、文献などに遺る
記録を含む過去の主要な地震の記録では、
*850年(嘉祥3年)に、出羽国で地震があった
記録があり、多くの圧死者が出ているが、
銘菓うな津波被害記録はない。
*1341年10月31日 「東日流(つがる)外三郡
誌」によれば、朝地震とともに約9mの津波が
津軽半島 の十三湊を襲い26,000名が溺死。
青森県西方沖で発生した地震とされる。
*1704年5月27日、能代で推定震度6、がけ
崩れで津軽十二湖ができる。津波在り。
*1741年8月29日 津波で2000人死亡。
渡島大島火山噴火中であったため、噴火に
よるものか、津波地震によるものかは不明。
*1762年10月31日 佐渡で津波被害。
新潟で地割れ、液状化現象記録。
*1793年2月8日 最大震度6、津波発生。
大戸瀬崎で約12kmの海岸が最大3.5m隆起。
*1802年12月9日 佐渡で被害、死者19人、
全壊家屋1150棟、佐渡の西南海岸で隆起。
*1810年9月25日 死者60人、全壊家屋
1000棟、八郎潟西岸 を中心に山崩れ。
*1833年12月7日 庄内沖の地震 M7・7。
局所的に7~8mの津波発生し、死者多数。
2019年6月18日の鶴岡市沖のM6・8の地震と
同じ震源域の地震。
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