韓国政府は、2018年7月に経済成長予測を
2・8%としていたが、同年12月
には2・6~2・7%へと引き下げた。
韓国政府が7月3日に発表した「2019年下半期
経済政策方向」では、今年の経済成長予測を
2・4~2・5%へと再び引下げられた。
韓国政府によれば、当初の数字は予測値で
あるだけでなく目標値でもある、と説明。
そのため、今回の引き下げは想定の範囲内
だったとしている。
精度を備えた計画と計算に基づく予測値では
なく、こうなるように努力しよう
という目標値だったということ。
目標値の引下げは、昨年来の輸出低迷など
国内外の環境が厳しくなっており、取分け
輸出の2割を占める重要さを備えた半導体の
輸出不振、価格の下落が際立っていること。
政府当局者は、華為への制裁措置の影響で
半導体のDRAM価格が大幅に下がっている。
6月の輸出は前年同月比で13・5%減少した。
この減少幅は過去3年5ヶ月で最大だったと
して、これは対外環境が予想よりも悪化した
外的要因によるものと説明しているだけ。
今回の、日本政府による輸出規制で、成長の
柱となっている半導体の影響は加味されて
いないため、このままでは更なる外的環境の
悪化による外的要因で、目標値の再々引下げの
発表に追い込まれそうだ。
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